飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

今日のニュース141224

2014-12-25 02:49:59 | 佐鳥新の教授&社長日記

■小型衛星しんえん2、順調 230万キロ先から電波受信

3日に小惑星探査機「はやぶさ2」とともに種子島(鹿児島県)のロケット基地から宇宙へ打ち上げられた超小型人工衛星「しんえん2」。開発にあたった鹿児島大学の研究チームによると、飛行は順調といい、地球と230万キロ離れた場所からの信号の受信にも成功した。

しんえん2は、鹿大大学院理工学研究科の西尾正則教授の研究チームが北九州市の九州工業大学とともに開発した。表面を太陽光パネルで覆った14面体で、直径約50センチ、重さ17・8キロ。太陽を楕円(だえん)形に周回する軌道に乗り、アマチュア無線の周波数で、0・8ワットという弱い電波を使い、宇宙と地球の間でデータ交信を行うのが主な任務。

http://www.asahi.com/articles/ASGDL4RWRGDLTLTB00C.html

 

■月探査ロボ、浜松の砂丘を走る 国際レース参戦

強風が吹き荒れる砂丘の上を、探査ロボットがゆったりと走る――。ベンチャー経営者や研究者でつくる民間の宇宙開発チーム「ハクト」が18日、独自開発した月探査ロボを、月面になぞえらえた浜松市の中田島砂丘で走らせた。

チームには、小惑星探査機「はやぶさ」開発に携わった吉田和哉さん(東北大大学院教授)や埼玉県の中小企業などが参加。米グーグルが総額3千万ドル(約35億円)の賞金を出し、民間発の月面無人探査を競う国際レースに国内勢で唯一参戦しており、来年中の打ち上げをめざしている。

http://www.asahi.com/articles/ASGDL5HK4GDLUTPB014.html

 

■アンガラA5ロケット、打ち上げ成功 ロシア最新鋭の大型ロケット誕生

ロシアは12月23日、新型のアンガラA5ロケットの1号機、アンガラA5-1LMの打ち上げに成功した。アンガラ・ロケットが打ち上げられたのは今回が2機目だが、大型ロケットの構成で、かつ衛星を軌道まで運んだのは今回が初となる。アンガラA5は旧式化しつつあるプロトンMロケットを代替する機体として開発が進められており、実現に向けて大きな一歩を踏み出した。

 アンガラA5-1LMはモスクワ時間2014年12月23日8時57分(日本時間2014年12月23日14時57分)、ロシア北西部アルハーンゲリスク州にあるプレセーツク宇宙基地の35/1発射台から離昇したロケットは順調に飛行し、打ち上げから約12分後に、アンガラA5-1LMから上段のブリーズMが分離された。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141224-00010000-sorae_jp-sctch

 

■「H2A」ロケット、今年度5回の打ち上げへ-9年ぶり過去最多更新

国産の主力ロケット「H2A」の2014年度の打ち上げ数が、過去年度最多の5回となる見通しとなった。過去最多数の更新は9年ぶり。14年度はこれまでに人工衛星や探査機を載せて3回打ち上げに成功し、さらに2回の打ち上げを予定。H2Aは01年度の初号機以来、12月3日打ち上げた小惑星探査機「はやぶさ2」まで成功率96・2%(26回打ち上げ1回失敗)と世界最高水準を維持している。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720141224eaap.html

 



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