■鹿児島)鹿大など開発の衛星「しんえん2」、来月宇宙へ
鹿児島大学が九州工業大学(北九州市)と共同開発した超小型人工衛星「しんえん2」が来月30日、宇宙へ旅立つ。種子島宇宙センターから打ち上げられるH2Aロケット26号機に搭載される。アマチュア無線用の周波数を使い、遠く離れた宇宙と地球の間でデータ通信をするのが主な役目だ。
http://www.asahi.com/articles/ASGBK3QVGGBKTLTB005.html
■火を噴いたのは旧ソ連製エンジン 米ロケット爆発事故
米航空宇宙局(NASA)が打ち上げを民間委託した無人ロケットが爆発した事故で、火を噴いたエンジンが1970年前後に旧ソ連(現ロシア)で開発され、その後米国に輸入されたものだったことがわかった。爆発事故との関係は不明だが、エンジンを新型に切り替える検討も進んでいたという。
http://www.asahi.com/articles/ASGBZ4TGYGBZUHBI01D.html
■2万5000光年彼方、天王星のような巨大氷惑星
天王星のような軌道を持つ系外惑星が2万5000光年彼方に発見された。天王星や海王星のような巨大氷惑星候補が太陽系外に見つかったのは初めてのことだ。
今回、重力マイクロレンズ効果という手法で系外惑星の捜索を行っている研究グループが発見したのは、さそり座の方向2万5000光年彼方にある恒星OGLE-2008-BLG-092Lの周りを回る天体だ。質量は天王星の4倍、中心星からの距離はちょうど太陽から天王星(太陽から地球の約20倍)と同じ程度である。遠すぎるために惑星の化学組成は不明だが、中心星からの距離から判断すると、巨大氷惑星と考えられる。また中心星は連星系で、そのため惑星の軌道が乱されている可能性もある。
http://www.astroarts.co.jp/news/2014/10/30ice_giant/index-j.shtml
■太陽観測衛星「ひので」が遭遇した金環日食
10月24日、太陽と月と太陽観測衛星「ひので」とが軌道上で一直線上に並び、「ひので」から金環日食が見られた。その際に「ひので」が撮影した、金環日食のX線太陽画像と動画が公開された。
http://www.astroarts.co.jp/news/2014/10/29hinode/index-j.shtml
■「ハワイの火星」で8か月隔離生活、有人探査の模擬実験開始(AFP)
米ハワイ(Hawaii)島のマウナ・ロア( Mauna Loa )山の麓に建てられた白いビニール製のドームの中で今月、6人の男女が外の世界から隔絶された8か月間の生活を開始した。有人火星探査における人間の心理状態の変化を調査する模擬実験「HI-SEAS(Hawaii Space Exploration Analog and Simulation)」だ。
米航空宇宙局(NASA)が支援するこの実験プロジェクトは、米国で行われる火星探査の模擬実験としては最長となる。参加者6人は実験期間中、新鮮な食料は食べられず、インターネットの使用も接続に20分かかるなど宇宙空間で生活するのと同様の隔離状態に置かれる。
ドームの大きさは直径約11メートル、高さ約6メートル。外に出るときは宇宙服を着用しなければいけない。(続く・・・・)