飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

今日のニュース141220

2014-12-20 11:03:18 | 佐鳥新の教授&社長日記

■一部故障のケプラー、復活ミッションで初の系外惑星発見

2013年8月、姿勢を制御する装置であるリアクションホイール4基のうち2基目が故障してしまった。

精密な向き制御ができないために主要ミッションは終了となったが、太陽光圧を姿勢制御に利用する「K2ミッション」が今年8月から正式にスタートした。

そして今回、記念すべき復活後初の系外惑星が見つかった。発見されたのは、うお座の方向180光年彼方にある太陽より小さく低温の星を9日周期で回る「HIP 116454b」で、その直径は地球の約2.5倍。・・・・

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/12/19kepler/index-j.shtml

 

■金星探査機「あかつき」が明らかにした太陽風加速

JAXA宇宙科学研究所と東京大学の研究者らは、2011年6月から7月にかけて金星探査機「あかつき」が外合(太陽をはさんで地球と反対側)の位置に来ることを利用し、「あかつき」から地球に向けて発信した電波から、太陽風のプラズマを伝わる細かい波動を探った。太陽観測衛星「ひので」による観測も合わせると、太陽の近くではかなり遅い太陽風が、太陽半径の5倍程度の距離では時速150万

kmにまで急激に加速するようすや、太陽風のプラズマを伝搬する周期的な密度変動(音波)などが観測された。

一連の観測結果から、(1)太陽表面で作られたアルベン波(プラズマ中を伝わる磁力線の振動)が太陽から遠く離れたところで不安定となる(2)その結果生じた音波が衝撃波を生成(3)衝撃波がプラズマを加熱し太陽風を加速、というシナリオが導かれた。このシナリオは近年の数値シミュレーションに基づく予想ともよく合っており、「あかつき」がとらえた音波は、まさにコロナ加熱の現場を映すものと考えられる。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/12/18akatsuki/index-j.shtml

 

■ひまわり8号のカラー画像公開 静止気象衛星では世界初

気象庁は18日、10月に打ち上げられた静止気象衛星ひまわり8号」が初めて撮影した画像を公開した。静止気象衛星から地球を撮った画像では、世界で初めてのカラー画像となる

http://www.asahi.com/articles/ASGDL5QNWGDLUTIL03D.html

 

■ビーナスエクスプレス、運用終了

2005年に打ち上げられ、2006年に金星周回軌道に入った「ビーナスエクスプレス」は、当初2年を予定していたミッションを大幅に延長し8年もの間金星を観測し続けてきた。その間、金星の地表が未だ地質学的に活発で活火山があるかもしれないこと、水が水素と酸素に分解されて大気から逃げ出しているらしいようす、大気の暴風「スーパーローテーション」の長期的な加速、自転周期が20年前に比べて6分半伸びていることなど、金星の多くの謎を解き明かし、同時に新たな謎を呼び起こしてきた。

推進剤が尽きてしまったようで、姿勢を制御できず安定した通信が確保できなくなった。チームでは運用続行を断念。同機は来年1月ごろに金星大気に突入し、飛翔を終える見込みだ。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/12/18vex/index-j.shtml

 

■北朝鮮の弾道ミサイル潜水艦開発疑惑。日本への影響は?

衛星画像からの調査です。内容についてはURLを読んでください。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/dragoner/20141218-00041601/

 

 


今日のニュース141217

2014-12-17 06:51:44 | 佐鳥新の教授&社長日記

■「宇宙庁」2017年度設置 安全保障に重点 自民党が提言

民党が、政府に対し「宇宙庁」の設置を提言することが分かった。現行の宇宙開発戦略本部に代わり、文部科学、総務、経済産業など各省にまたがる宇宙予算を一元的に取り扱うことが目的とされる。しかし、提言は安全保障に焦点をあてて議論している自民党の内部委員会からのものであり、内容に偏りも見られる。MSN産経ニュースなどが6月5日、報じた。

提言案では、内閣府に設置されている宇宙開発戦略本部の機能を強化した宇宙庁を内閣府の外局として設置し、宇宙関係予算を一括計上するよう政府に促している。政府の国家安全保障会議(NSC)で、宇宙における安全保障の基本的な考え方を示す「国家安全保障宇宙戦略」のほか、2030~50年を見据えた「長期的宇宙インフラ整備計画」を策定することを求めている。

安全保障面からの議論が中心の「自民党・宇宙総合戦略小委員会」

宇宙総合戦略小委員会は、「安全保障に立脚した宇宙戦略のあり方」に重点をおいている部門であるため、会合も安全保障面からの議論が中心となっている。

◇日米関係強化のために宇宙を利用したいとする安倍首相

近年、宇宙利用をめぐる安全保障への関心が世界的に高まっている。安倍首相も今後の宇宙政策は「産業振興」と共に「日米協力・安全保障」が要になると明言している。

米国は財政難に直面。一方で中国は昨年、無人探査機の月面着陸を成功させるなど米露を猛追している。米政府にとっては経費負担を共有するとともに、衛星が破壊された場合など安全保障上のリスク分散という観点からも、宇宙技術を蓄積してきた同盟国の日本は貴重なパートナーだ。

こうした思惑が安全保障での対米貢献策を模索する安倍政権と合致、宇宙からの海洋監視では3月に初の机上演習を実施するなど、日米の宇宙協力は急進展している。

http://www.huffingtonpost.jp/2014/06/06/japan-space-agency_n_5457240.html

 

■宇宙状況監視に関する日米協力

5月6日(米国時間),日米両国政府は,宇宙状況監視(SSA)に関し,日本側から米側に対して宇宙物体の軌道に関する情報を提供する協力を実施していくことで一致しました。

この協力は,独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が,米側からの要請に応じ,米側実施機関である戦略軍(統合宇宙運用センター)に対し,宇宙物体の軌道に関する情報を提供するものです。本件協力は,昨年3月の宇宙に関する包括的対話第1回会合で,SSAに関する議論を進めていく関心を確認した後,昨年10月の日米「2+2」共同発表で早期実現への両国のコミットメントが閣僚レベルで歓迎されていたものです。

この分野では,昨年5月に締結した「日米宇宙状況監視協力取極」に基づき,米国政府から日本国政府に対する宇宙物体の軌道に関する情報の提供が既に実施されています。本件協力の実施は,SSA情報の双方向での共有に向けた取組の端緒であり,また,日米双方の宇宙物体の観測・追跡精度の向上に寄与することが期待されます。日本国政府としては,持続的で安定的な宇宙開発利用のため,日米間の宇宙分野での相互協力を一層強化していく考えです。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press22_000049.html

 


今日のニュース141213

2014-12-13 06:43:37 | 佐鳥新の教授&社長日記

■米レーザー兵器、目標破壊の実験映像

(CNN)米海軍は、新開発のレーザー兵器「LaWS」を使って無人機や小型船を破壊する実験に成功したとして、ペルシャ湾で9~11月にかけて行った実験の映像を10日に公開した。

http://www.cnn.co.jp/video/13770.html

 

■夢の海底未来都市構想「オーシャン・スパイラル」

(CNN)日本の大手総合建設会社、清水建設はこのほど、海底未来都市構想「オーシャン・スパイラル」を発表した。

オーシャン・スパイラルは海からエネルギーを得て、深海養殖で食料を生産する。居住区では5000人もの人々が暮らせるという。イメージはハリウッド映画のCGを思わせる青一色の世界だ。清水建設は東京大学や政府機関、エネルギー企業などからアドバイスを得てこの構想を作り上げた。

海面近くの巨大な球体(直径500メートル)には、居住施設やオフィス、ホテルなどが置かれる。出入り口は球体の上にある。球体と海底施設を結ぶのが、長さ3000~4000メートルのらせん状の構造物だ。ここでは海面近くと深海の水温差を利用した発電も行われる。海底の施設には潜水艦用の港や工場が置かれる。工場では海底の微生物を使って二酸化炭素からメタンを製造する。

http://www.cnn.co.jp/business/35057818.html?tag=cbox;business

 

■日本のエジソン発掘…東大が小中学生選抜指導

突出した才能があるのに学校教育になじめない小中学生を支援する教育プログラム「異才発掘プロジェクト」が10日、始まった。

東京大学先端科学技術研究センターと日本財団が企画したもので、同日、第1期生の15人が参加した開校式が、東京都目黒区の東大駒場キャンパスで行われた。

プロジェクトは、数学や音楽など特定の分野で突き抜けた能力を持ちながら、人付き合いが苦手などの理由で不登校になりがちな子どもの才能を開花させるのが目的。学校になじめなかった発明王エジソンや科学者アインシュタインの再来を目指すという。

http://www.yomiuri.co.jp/kodomo/news/20141212-OYT8T50103.html?cx_text=09&from=ytop_os_txt2

 

■海の水の起源、彗星ではなく小惑星?

彗星探査機ロゼッタの観測チームは10日、古代の地球に宇宙から海をもたらしたのは彗星ではなく小惑星である可能性が高いと結論づけた。

http://mainichi.jp/feature/nationalgeo/archive/2014/12/11/ngeo20141211002.html

 

■2つの恒星合体で新たな巨大恒星誕生か

スペインの天文学チームはこのほど、恒星食を繰り返す連星系、きりん座MY星(MY Camelopardalis、略称MY Cam)の観測結果を発表し、地球から見た2つの巨大な恒星がきわめて小さな軌道を周回しながら、ほぼ日替わりで重なり合って恒星食を起こしていることを明らかにした。

http://mainichi.jp/feature/nationalgeo/archive/2014/12/11/ngeo20141211001.html

 


今日のニュース141213

2014-12-13 06:43:37 | 佐鳥新の教授&社長日記

■米レーザー兵器、目標破壊の実験映像

(CNN)米海軍は、新開発のレーザー兵器「LaWS」を使って無人機や小型船を破壊する実験に成功したとして、ペルシャ湾で9~11月にかけて行った実験の映像を10日に公開した。

http://www.cnn.co.jp/video/13770.html

 

■夢の海底未来都市構想「オーシャン・スパイラル」

(CNN)日本の大手総合建設会社、清水建設はこのほど、海底未来都市構想「オーシャン・スパイラル」を発表した。

オーシャン・スパイラルは海からエネルギーを得て、深海養殖で食料を生産する。居住区では5000人もの人々が暮らせるという。イメージはハリウッド映画のCGを思わせる青一色の世界だ。清水建設は東京大学や政府機関、エネルギー企業などからアドバイスを得てこの構想を作り上げた。

海面近くの巨大な球体(直径500メートル)には、居住施設やオフィス、ホテルなどが置かれる。出入り口は球体の上にある。球体と海底施設を結ぶのが、長さ3000~4000メートルのらせん状の構造物だ。ここでは海面近くと深海の水温差を利用した発電も行われる。海底の施設には潜水艦用の港や工場が置かれる。工場では海底の微生物を使って二酸化炭素からメタンを製造する。

http://www.cnn.co.jp/business/35057818.html?tag=cbox;business

 

■日本のエジソン発掘…東大が小中学生選抜指導

突出した才能があるのに学校教育になじめない小中学生を支援する教育プログラム「異才発掘プロジェクト」が10日、始まった。

東京大学先端科学技術研究センターと日本財団が企画したもので、同日、第1期生の15人が参加した開校式が、東京都目黒区の東大駒場キャンパスで行われた。

プロジェクトは、数学や音楽など特定の分野で突き抜けた能力を持ちながら、人付き合いが苦手などの理由で不登校になりがちな子どもの才能を開花させるのが目的。学校になじめなかった発明王エジソンや科学者アインシュタインの再来を目指すという。

http://www.yomiuri.co.jp/kodomo/news/20141212-OYT8T50103.html?cx_text=09&from=ytop_os_txt2

 

■海の水の起源、彗星ではなく小惑星?

彗星探査機ロゼッタの観測チームは10日、古代の地球に宇宙から海をもたらしたのは彗星ではなく小惑星である可能性が高いと結論づけた。

http://mainichi.jp/feature/nationalgeo/archive/2014/12/11/ngeo20141211002.html

 

■2つの恒星合体で新たな巨大恒星誕生か

スペインの天文学チームはこのほど、恒星食を繰り返す連星系、きりん座MY星(MY Camelopardalis、略称MY Cam)の観測結果を発表し、地球から見た2つの巨大な恒星がきわめて小さな軌道を周回しながら、ほぼ日替わりで重なり合って恒星食を起こしていることを明らかにした。

http://mainichi.jp/feature/nationalgeo/archive/2014/12/11/ngeo20141211001.html

 


今日のニュース141211

2014-12-11 04:49:20 | 佐鳥新の教授&社長日記

「はやぶさ2」 2年半の短期で初号機ここまで改良   エンジン長寿命、通信容量4倍に

2号機は推進用ガスのキセノンの噴射量や噴出範囲にむだが出ないようガス供給システムの設計を変更。推力を25%向上させた。イオンの加速を妨げる電気の動きを防ぐ「中和器」も改良。磁場を変えることでイオンの加速を高めエンジンの長寿命化につなげた。「1万8千時間運転し続けても故障しないことを確認した」(月・惑星探査プログラムグループ)という。

「リアクション・ホイール」という姿勢制御装置も初号機では3台中、2台が故障。制御不能でアンテナがあらぬ方向に傾き、通信が長い年月途絶えた。2号機は転ばぬ先のつえと4台に増やしている。

通信システムは送受信容量を毎秒4000バイトと従来の4倍に増強した。

自律判断する機能も強化した。小惑星は思ったより水を含んでいる場合や、地表が硬い可能性もある未知の世界。ミッションを成功に導くため惑星環境を初号機に比べ6倍となる1年半かけて探査するが、その結果次第で当初の作業プログラムを変更・修正できるシステムも盛り込んでいる。

製造手法にも知恵を絞った。例えば制御系などの電子機器に搭載する300枚程度のプリント基板。半導体や電子部品などのはんだ付けや配線作業をライン生産に切り替えたのだ。

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO80161740W4A121C1X11000/

 

■「H2A」打ち上げ成功率96%超-輸送サービスに照準、後継機「H3」コスト半減へ

日本の大型基幹ロケット「H2A」の信頼性が一段と高まってきた。3日打ち上げに成功した小惑星探査機「はやぶさ2」を載せたH2Aの成功率は96・2%(26回打ち上げ、1回失敗)となり、世界最高水準を維持。ただ、ロケットの累積打ち上げ回数はロシアや欧米に大きく水をあけられている。H2Aの打ち上げ価格も海外勢に比べて10-20%程度高く、コスト削減をテコに海外から打ち上げ輸送サービスを獲得することが課題となっている。

ただ、ロケットの打ち上げをめぐる輸送ビジネスでは、日本は国際競争力が乏しい。最近では米宇宙ベンチャー、スペースXのロケット「ファルコン9」は1回の打ち上げ価格がH2Aの半分程度の50億円前後と格安となっている。このため20年の打ち上げに向け、14年度から開発に着手したH2A後継機「H3(仮称)」ではH2Aの半分の打ち上げコストを目指し、国際競争力の向上を狙っている。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720141210eaae.html

 

■NEC、構造物の内部劣化を撮影映像から推定する技術開発-10m先を10μm精度計測

NECは9日、道路橋など構造物の内部の劣化状態を撮影映像から推定する技術を開発したと発表した。10メートル先の構造物をカメラで撮影し、その映像から、10マイクロメートルの精度で構造物内部の亀裂や剥離、空洞などの状態を計測できる。人手で目視や打音検査していた従来手法に比べ、劣化の診断コストを10分の1以下にできるとみる。2015年中にも実用化する。

映像中の物体のわずかな振動でも高速に精度良く検出できる新アルゴリズムを開発した。カメラ画素数の100倍の解像度で動きを解析し、亀裂や空洞などの内部劣化が生じている箇所を振動パターンの違いから検出する。目視で発見できない微小な剥離などもとらえられるという。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720141210eaak.html

 

■火星のクレーターをかつて満たした湖

火星探査車「キュリオシティ」の調査から、かつてクレーター内に大きな湖があり、30億年以上前に枯渇と充満を繰り返した時期があったことがわかってきた。

NASAの火星探査車「キュリオシティ」は現在、直径154kmのゲールクレーターの中心、高さ5kmのシャープ山をおよそ150mまで登ったところで探査を行っている。「マレー層」と呼ばれるこの地では、湖底に見られるような堆積物や川の流れを示す小さなデルタが積み重なったような模様など、ひじょうに多彩な岩石層が無数に見られ、かつて数千万年にもわたって湖が満ちては枯渇した時期があったことがうかがえる。クレーターの底にたまった堆積物は固まって岩石となり、やがて風の浸食作用を受け、もともとクレーターの中央丘があった部分が残ってシャープ山となったと考えられる。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/12/10curiosity/index-j.shtml

 

■中国が超大型ロケットの開発を計画、宇宙探査能力を強化へ―中国メディア

2014年12月9日、長征シリーズのロケットによる200回目の打ち上げを記念し開かれた、革新と発展をテーマとする座談会で発表された情報によると、中国は現在、未来の宇宙事業の発展の需要を満たすため、超大型ロケットの開発を検討しているという。人民網が伝えた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141209-00000055-rcdc-cn

 

■青色LED、輝く3氏…平和賞マララさん演説

ノーベル賞の授賞式が10日行われ、青色発光ダイオード(LED)を発明した赤崎勇・名城大教授(85)、天野浩・名古屋大教授(54)、中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授(60)は、スウェーデン・ストックホルム市のコンサートホールで物理学賞を受賞した。

 また、ノルウェーのオスロ市庁舎では、教育の重要性を訴えてきたパキスタン出身のマララ・ユスフザイさん(17)とインドのカイラシュ・サティアルティ氏(60)が平和賞を受賞した。

http://www.yomiuri.co.jp/world/20141210-OYT1T50110.html?from=ytop_top

 


今日のニュース141208

2014-12-08 21:03:22 | 佐鳥新の教授&社長日記

■KDDI、イリジウム衛星利用モバイルルーター発売-全世界でWi―Fi接続

KDDIは手持ちのスマートフォンなどを衛星電話として使える、イリジウム衛星を利用したモバイルルーター「イリジウムGO!=写真」の提供を始めた。同衛星利用のモバイルルーターは、国内通信事業者で初めて。価格は18万円(消費税抜き)程度。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0220141208bjah.html

 

■三菱重工とJAXA、政府の情報収集衛星予備機を「H2A」で来月打ち上げ

三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、政府の「情報収集衛星レーダー予備機」を、2015年1月29日に種子島宇宙センター(鹿児島県南種子島町)から、国産ロケット「H2A」27号機で打ち上げる。夜間や悪天候でも地上を監視できる衛星で、現在運用中のレーダー3、4号機の故障やトラブル時のバックアップを担う予備機。打ち上げ可能な期間は2月末まで。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720141208eaag.html

 

■宇宙船「オリオン」、初の無人試験飛行に成功

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)が火星有人探査を目指して開発中の新型宇宙船「オリオン」の無人試験機が、地球を2周した後、4時間半の試験飛行を終え、5日朝に太平洋に着水した。

最大6人乗りのオリオンの無人試験機は、東部標準時間5日午前7時5分、米フロリダ州ケープカナベラル空軍基地から「デルタ4ヘビー」ロケットで打ち上げられた。試験機はブースターを切り離した後、ロケットの第2エンジンが点火し、数分で低地球軌道に到達した。

今回の試験飛行で、オリオンは、1972年に月に到達したアポロ17号以来、有人飛行向けに設計された宇宙船としては、地球から最も遠い場所に到達した。2021年にオリオンで初の有人宇宙飛行を目指すNASAは、試験飛行の成功に自信を強めた。

http://www.cnn.co.jp/fringe/35057525.html?tag=top;topSp

 

■NASA探査機が冥王星に接近、冬眠から覚醒

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は、冥王星に接近している探査機「ニューホライズンズ」が冬眠状態から目を覚ましたことを確認したと発表した。冥王星には2015年に到達し、衛星の探査も予定している。

ニューホライズンズは冥王星が準惑星に格下げされる前の2006年1月19日に打ち上げられた。約2億6000万キロを旅して15年7月14日に冥王星に到達予定。この間、部品の消耗を防ぐため18回に分けて計1873日間の冬眠状態に入り、今回が最後の冬眠だった。

NASAは米東部時間の6日夜、探査機を起動させるスイッチが入ったことを確認。今後数週間かけて探査機の状態をチェックして、コンピューター制御で誘導するテストを行う。

http://www.cnn.co.jp/fringe/35057580.html?tag=top;topStories

 

■「ターミネーター」最新作、予告編が公開 名ぜりふも健在

(CNN) 来年7月公開の米人気アクション映画「ターミネーター」シリーズ最新作の予告編がインターネット上で公開され、話題を呼んでいる。

シュワルツェネッガーは年を重ねたものの、確固たる存在感は揺るいでいない。「I’ll be back(また戻ってくる)」の名ぜりふも健在だ。

今作は前作までと異なり、未来で人類を率いる抵抗軍のリーダー、ジョン・コナーの母サラ・コナーを、シュワルツェネッガー演じる旧式ターミネーターが育てるという設定。

http://www.cnn.co.jp/showbiz/35057592.html?tag=top;mainStory

 


今日のニュース141204

2014-12-04 20:36:13 | 佐鳥新の教授&社長日記

■はやぶさ2の挑戦、世界も注目 日本発技術の使い道は…

小惑星探査機「はやぶさ2」の打ち上げは成功した。小惑星の試料を地球に持ち帰る予定の2020年末まで挑戦は続く。H2Aロケットは20回連続の成功となり、技術は安定している。一方、宇宙政策が安全保障や産業育成を重視する方向に転換するなか、宇宙探査の方針は定まらない。

「この航海は簡単なものではない。たった600キロの小さな小舟で宇宙の大海原へのりだそうというわけで、プロジェクトの一同はたいへん緊張している」。総責任者の国中均JAXA教授は話した。

探査でもっとも注目されるのは、3年半後に小惑星1999JU3に到着して、有機物を含んだ石や砂を採取することだ。初号機はやぶさが微粒子を持ち帰ったイトカワは、水や有機物をほとんど含まない小惑星だった。はやぶさ2小惑星に銅板を衝突させて人工クレーターを作って、太陽の熱などの影響を受けていない地下の物質を採取する。太陽系が誕生したころの姿をとどめる小惑星の有機物は、生命の起源解明の手がかりにつながる可能性がある。・・・・・・

http://www.asahi.com/articles/ASGD35K0DGD3ULBJ00T.html

 

■「はやぶさ2」、打ち上げ成功

3日午後、小惑星探査機「はやぶさ2」を搭載したH-IIAロケットが種子島宇宙センターから打ち上げられた。「はやぶさ2」は15時すぎにロケットから無事分離され、小惑星1999 JU3を目指す旅を開始した。

小惑星探査機「はやぶさ2」を載せたH-IIAロケット26号機が、3日13時22分4秒に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。打ち上げから1時間47分後、地球を1周した同ロケットは「はやぶさ2」を正常に分離した。その後、数分ごとに小型副衛星「しんえん2」(九州工業大学)、「ARTSAT2-DESPATCH」(多摩美術大学)、「PROCYON」(東京大学とJAXA共同)も、次々と切り離された。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/12/03hayabusa2/index-j.shtml

 

■小惑星探査機「はやぶさ2」(Hayabusa2)の探査機状態および軌道計算結果について 

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成26年12月3日13時22分4秒(日本時間)に種子島宇宙センターからH-IIAロケット26号機で打上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」の電波を、同15時44分に米国航空宇宙局(NASA)のゴールドストーン局(カリフォルニア州)で受信し、太陽電池パネルの展開、太陽捕捉制御などの一連のシーケンスが正常に行われたことと、探査機が所定の軌道に投入されていることを確認しました。

現在、探査機の状態は正常です。

(プレスリリース) http://www.jaxa.jp/press/2014/12/20141203_hayabusa2_j.html

 

■双子の赤ちゃん星を育むガスの渦巻き

台湾中央研究院天文及天文物理研究所の高桑繁久さんらが、おうし座方向460光年彼方にある生まれたばかりの双子星(原始連星)「L1551 NE」をアルマ望遠鏡で観測し、2つの星を取り囲むガスの円盤(周連星円盤)を発見した。

一酸化炭素分子の放つ電波をもとに円盤のガスの動きを調べたところ、ケプラー回転(*1)よりも速い速度で動いている場所があることが明らかにされ、原始連星に向かって落下していくガスの動きも見つかった。このようなガスの運動が発見されたのは今回が初めてのことで、双子の赤ちゃん星がまさに成長していくようすを見ていることになる。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/12/04l1551ne/index-j.shtml

 


今日のニュース141202

2014-12-02 07:02:45 | 佐鳥新の教授&社長日記

■ソユーズ2.1bロケット、航法衛星GLONASS-K 2号機の打ち上げに成功

ロシア航空宇宙防衛部隊は12月1日、航法衛星GLONASS-Kの2号機を搭載したソユーズ2.1b/フレガートMロケットの打ち上げに成功した。GLONASS-Kは、ロシアの全地球測位システムGLONASSを構成する衛星の、能力向上を目指した試作機で、同型機の打ち上げは今回で2機目となる。

ロケットはモスクワ時間2014年12月1日0時52分(日本時間2014年12月1日6時52分)、ロシア北西部にあるプレセーツク宇宙基地の43/4発射台から離昇した。ロケットは順調に飛行し、約8分後にロケットからフレガートM上段が分離された。フレガートMは約3時間半にわたって飛行し、4時25分(同10時25分)に衛星を軌道に投入した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141201-00010000-sorae_jp-sctch

 

■南極に天文台計画 金大などのグループ 望遠鏡輸送法探る

金大などでつくる国際研究グループが、南極大陸に天体望遠鏡を設置する計画に取り組んでいる。南極は地球上で最も天体観測に適した場所とされ、口径2・5メートル望遠鏡で赤外線観測を行った場合、ハワイのすばる望遠鏡を越える性能が期待される。極地で観測機器を損傷なく運べるかが課題となっており、天文台の設営に協力する金大理工研究域機械工学系の香川博之講師らが輸送法の構築に向け、研究を進めている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141202-00194673-hokkoku-l17

 

■アルマ望遠鏡が描き出した、老齢の星ミラを取り囲む雲

アルマ望遠鏡による観測で、くじら座の変光星ミラを取り囲む星雲の姿が明らかになった。連星系の2つの星から噴き出すガスが織り成す複雑な形状は、老いた星の姿がどのように作り出されるのかを調べる手がかりともなる。400光年彼方のミラは、年老いた星であるミラAと、白色矮星(星が一生を終えた後に残された星の芯)とみられるミラBが互いに回りあう連星系だ。太陽から海王星までの距離の2倍ほど離れているが、2つの星は長年にわたり強く影響を及しあっている。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/11/28mira/index-j.shtml

 

■ゴミ焼却からの回収CO2で野菜栽培、佐賀市で実証スタート-東芝が植物工場に供給

ゴミの焼却で発生した二酸化炭素(CO2)を回収し、野菜の栽培に使う実証事業が佐賀市で始まった。CO2を貯蔵せずに利用できればCO2回収にメリットが生まれる。すでに佐賀市にはCO2の利用を希望する企業が名乗りをあげており、地域産業振興の役割も期待できそうだ。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0520141202ceai.html

 

■世界にわずか3台 「ジェットエンジン」で走る車

(CNN)ガスタービンエンジンを搭載した「クライスラー・ターバイン」は1963年に製造された。現在でも走ることの出来るターバインはわずか3台だけだという。

http://www.cnn.co.jp/video/13688.html?tag=top;topVideos

 


今日のニュース141201

2014-12-01 12:34:19 | 佐鳥新の教授&社長日記

■NASAの宇宙船「オリオン」、初の無人試験飛行へ

(CNN)米航空宇宙局(NASA)が開発している新型宇宙船「オリオン」が初の試験飛行に挑む。米フロリダ州ケープカナベラル空軍基地から現地時間の4日朝(日本時間同日夜)、無人で打ち上げられる計画だ。

NASAによると、オリオンは大型ロケット「デルタ4ヘビー」で打ち上げられる。約4時間半の試験飛行で高度約5800キロまで上昇し、地球を2回周回する予定。メキシコ北部のバハ・カリフォルニア州の沖約960キロの太平洋上に帰還し、米海軍艦2隻が回収に当たることになっている。

http://www.cnn.co.jp/fringe/35057243.html?tag=top;mainStory

 

■有害な電子から地球を守る「バリアー」 米コロラド大が発見

(CNN) 米コロラド大学ボルダー校の研究チームは1日までに、地球の約1万1600キロ上空に、有害な電子から地球を守る「透明バリアー」が存在しているのを見つけたと発表した。

透明バリアーはバンアレン帯と呼ばれる放射線帯の内側で発見され、太陽嵐の発生時に衛星や宇宙飛行士を脅かす高エネルギー電子を防ぐ役割を果たしているという。

同大大気宇宙研究所のダニエル・ベーカー所長はこのバリアーについて、「宇宙でガラスの壁に電子がぶつかっているような状態」と説明。「(SFドラマの)『スター・トレック』で宇宙人の攻撃をかわすためフォース・フィールドによって作られたシールドのように、見えないバリアーが盾になって電子を遮断している。これは極めて不可解な現象」と解説する。

http://www.cnn.co.jp/fringe/35057241.html?tag=top;subStory

 

ISSで3Dプリンタの設置に成功――宇宙空間での部品製造を目指す

米航空宇宙局(NASA)は2014年11月17日(米国時間)、国際宇宙ステーション(ISS)で3Dプリンタの設置に成功したと発表した。3Dプリンタは同年9月21日に打ち上げられたスペース XのISS民間補給船「Dragon CRS-4(ドラゴン運用4号機)」が運搬したもの。今後、ISS内で積層造形による部品製造の検証を実施していく。

http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1411/20/news086.html

 

■米ベル・ヘリコプター、「ベル505」の初飛行に成功

ヘリコプター製造大手の米ベル・ヘリコプターは、開発中の「ベル505ジェット・レンジャーX」の初飛行に成功した。小型単発のタービンヘリコプターで5人乗り。巡航速度125ノット、航続距離360海里、ペイロードは1500ポンドで、幅広いミッションで利用できる。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0420141201bcah.html