飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

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Team HSCです。

2007-11-30 02:38:57 | ハイパースペクトルカメラ
こんばんわ。
写真が趣味のM2T内です。

4年生の卒業論文は、着々と進んでいるようです。

私は、着々となんか色々やりながら頑張っています。そして、高校の数学教科書とエクセルでの数値解析の書籍とネットとにらめっこしながらいろいろと復習したり、参考文献をまとめて修論を地道に作っています

基本を見直すには高校の教科書が僕には丁度いいです。そして、久々に数学の教科書を見ていると「おぉ!!」ということも多々

今日は、なんとなく研究所に泊まりレポートをまとめながら、ユニクロで買った膝掛けを纏いまったりと作業をしています。合間に将来建てたい家を考えたりと・・・・・。

というわけで、猫が好きなT内でした。
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A君との会話のメモ

2007-11-30 01:20:59 | 佐鳥新の教授&社長日記
レーザー通信のA君と久しぶりに技術的な話をした。(指導教員なのに、向かいのゼミ室に行っていないことがばれますね。)

今日シミュレータの数学モデルはそれなりにできていることは確認できた。彼の課題は本(既成概念)に読まれていることだ。
厳しく言うにも理由があるものでA君はあと数年今のペースで全力疾走できれば、世界で勝負できるところまで伸びる可能性があるから言っているのだ。A君、来年からは海外へ行き、それなりの学術会議で成果報告をしなさい。

優等生的発想には安定感があるのは確かだが、しかし、新しい時代を創ろうと思うならば、常套手段を理解しつつも、そこからの意識的な脱皮が必要なのだ。
A君がもっと突拍子のない発想を数学モデルの中で実験し始めれば、近い将来に面白い化学反応が起るだろう。彼の言葉で言えば”第三の方法”が発明されるだろう。楽しみだ。

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レーザ通信のはなし~その13

2007-11-26 00:35:03 | レーザー通信
どうも、あおやなぎです。

さて、レーザ通信の近況について報告します。

この前のブログで先生からコメントをもらってから、追尾実験用のシミュレータづくりプラス検証実験をやっていました。

シミュレータがうまくできると何となくうれしいですね。
本物と同じ実験データがでてきたよ!みたいな。
(こんなことで喜んではいけないですが。)


で・・・、まぁ色々とパラメータをいじくってみましたが、演算時間遅れの影響が一番大きいです。
(一番といっても他のパラメータの影響なんてほぼなかったんですが。)

実環境での演算時間遅れのトータルを測定したところ20msecもかかっていました。
もちろん、ほぼ通信部分の遅れが全てです。

シミュレーションでは、演算時間遅れを0.02msec程度にすると追尾誤差を抑えられるようになりました。
が・・・、実環境では無線通信を使う関係上0.02msec以下??なんてムリです。単純に通信速度を上げるとかで対処はできますが・・・。
これは、却下されますね。


う~ん・・・、どうしましょう?

やっぱり、第3の方法として新たな方法を発明しましょうか~。
色々と構想はあるので。たぶん。
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温暖化ガスの平均濃度が過去最高を記録

2007-11-24 19:37:53 | 佐鳥新の教授&社長日記
世界気象機関(WMO)によれば、二酸化炭素など地球温暖化の原因となる温暖化ガス濃度が、2006年に過去最高水準に達したと発表した。2006年の濃度は産業革命以前と比べると36%増だという。

「気象変動による政府間派メル(IPCC)」は第4次統合報告書で、今世紀末の平均気温は20世紀末より最大6.4度上昇すると報告された。

温暖化の被害を小さくできるかどうかには、(経済産業省が取り組んでいることだが)今後20-30年間の排出削減の努力が必要なことは勿論なのだが、今からでも遅くはないので全く新しい概念の石油代替エネルギーの開発を今から始めるべきだ。
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月探査衛星が相次ぎ打ち上げられる

2007-11-24 19:36:19 | 佐鳥新の教授&社長日記
とうとう今日の日経新聞にも「月探査衛星、相次ぎ打ち上げ」という記事が掲載された。

世界各国の月探査ラッシュの背景には、科学調査だけではなく、月を足場に人類の活動圏を広げることが再評価されていることがある。

さて、月は誰のものか?という疑問がわいてくる。アメリカでは月の権利を販売しているという話もあるが(娯楽の一種だと思うが)、月面基地が建設されるとなると国家間の利権問題にも発展するだろう。1966年に国連で「宇宙条約」が採択され、宇宙空間や天体を特定の国家が領有することを禁じている。その後、月については1984年に「月協定」が制定され、月やその資源を人類の共同財産とすることと、月の経済開発は国際制度を設けてその中で行うことを取り決めている。

これなら大丈夫と思いそうなものだが、しかし問題なのは、月協定加盟国はたったの13ヶ国で、日本を含め主要な宇宙先進国は未加入だということだ。(2006年1月1日の批准国は、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、チリ、カザフスタン、メキシコ、モロッコ、オランダ、パキスタン、ペルー、フィリピン、ウルグアイ。)

月面基地が建設されれば、人類にとっての本格的な宇宙時代が始まることになるだろう。人類にとっての新たな環境が提供する意味をよく考え、百年の計を持ちつつ宇宙政策を方向付けるべきである。


(参考)
月協定:http://moon.jaxa.jp/ja/qanda/faq/faq7/moon_treaty_full.html 
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読書メモ(相対論と宇宙論)

2007-11-24 18:35:03 | 佐鳥新の教授&社長日記
本書は著者の佐藤文隆先生が数理科学に連載していた記事をまとめたものである。一般に啓蒙目的の場合には途中の計算式の導出を省略したりするものだが、本書の場合は数式をきっちり追えるので勉強しやすい。章末に演習問題があり、略解ではあるが解答も書いてある。

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書 名: 相対論と宇宙論
執筆者: 佐藤 文隆 著
出版社: サイエンス社


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第I部  特殊及び一般相対論
 第1講  ガリレオの相対性原理とニュートン力学
 第2講  電磁気学とアインシュタインの相対論
 第3講  ミンコフスキー空間とローレンツ変換
 第4講  特殊相対論
 第5講  重力と慣性力の等価原理
 第6講  一般の座標系とベクトルの平行移動
 第7講  一般座標系での運動方程式
 第8講  時空構造を決める重力場方程式
 第9講  シュバルツシルト解
 第10講 膨張宇宙の解
 

第II部  相対論的宇宙論
 第11講 シュバルツシルト時空中での運動
 第12講 一般相対論の弱い重力での検証
 第13講 相対論的重力平衡の星
 第14講 ブラックホール
 第15講 重力波
第16講 回転による慣性系のひきずり
 第17講 膨張宇宙とその観測量
 第18講 初期宇宙と輻射宇宙
 第19講 膨張宇宙の密度ゆらぎと銀河形成
 第20講 ゲージ理論と重力
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韓国の月面探査計画が発表された

2007-11-22 23:01:20 | 佐鳥新の教授&社長日記
今日の日本経済新聞に韓国の月面探査計画が発表されたので紹介する。

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「2025年に月面着陸」、韓国が宇宙開発の行程表

 韓国政府は、宇宙開発計画をまとめた。「2025年の月面着陸」を目標に、月面探査に必要な着陸船や打ち上げ用のロケットも開発する。欧米や日本、中国に比べ遅れている宇宙開発の水準を底上げするとともに、最先端技術の産業界への波及効果も見込む。

 宇宙開発に関するロードマップ(行程表)と呼ばれる計画では事業を「人工衛星」「ロケット」「宇宙探査」「衛星活用」の4つに分けて推進する。月探査は他国とも連携し、17年に軌道を回る衛星を打ち上げた後、25年に月面着陸船を打ち上げる方針だ。

(ソウル=鈴木壮太郎)

出典:http://www.nikkei.co.jp/kaigai/asia/20071121D2M2103321.html
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レーザ通信のはなし~その12 停滞した生活

2007-11-20 00:02:45 | レーザー通信
日々の生活になにか刺激がほしいです。
どうも、あおやなぎです。

みなさんいかがお過ごしですか?
ぼくはあいかわらず愛のない生活をすごしています。
不憫に思った方は・・・、よろしくお願いします。





さて、レーザ通信の近況について報告しておきます。

宇科連が終わったあとから、ず~っと追尾制御に関する実験をやっていました。

指向制御装置にターンテーブルで外乱(Step外乱、正弦波外乱)を与えて、CMOSイメージセンサが取得した誤差角をフィードバックして中心位置を追尾する。。。といった実験です。

ちなみに、指向制御装置は衛星側に。イメージセンサは地上局に設置する予定です。(今回は防振台の上で近距離で実験をやりました。)

実験結果ですね。最悪です。

正弦波外乱の抑制なんてまったくできないし、というか振動しまくりですし。

ステップ外乱は、まぁなんとかなりますが、収束するまで結構時間がかかったりしてしまいます。偏差も大きいし。

原因としては、CMOSイメージセンサからのフィードバック信号を指向制御装置側で処理(受信信号の処理)をするのに時間がかかっているためだと考えています。

だいたい1msecくらいかかっているので、う~ん遅いなぁといった感じです。

追尾をするためにはこの時間遅れは致命的・・・ですよね。


打開策としては。

とりあえず、今の状態で最良の実験結果を出してみる。(補償器の係数設定をうまくすれば、もうチョイ精度が出そうなので。あと、何Hzの外乱まで追尾可能とか調べる必要ありますね。)


そして次に、受信側にもマイクロラジアン単位の細かな制御が可能な制御装置を組み込む。


といったところでしょうか。

受信側の制御装置は新規開発ですが、数ミリラジアン程度の制御範囲でいいと思うので、ピエゾとかを使ってみようかなぁと考えてたりしてます。



最近の研究はず~っと停滞気味です。

なんとか打開せねば。



そして・・・停滞した(愛のない)生活も打開せねば。


と思いながらあと1か月がんばります!!
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最近勉強していること

2007-11-15 02:26:50 | 佐鳥新の教授&社長日記
最近、理論物理学の復習を始めている。この数日で一般相対性理論の数学感覚が戻り始めているので個人的には幸福感がある。

十数年のブランクがあったのでまだまだ先は長く、これから構築しようとする新しい数学モデルのイメージにはやや距離感はあるのだが、焦らず、学生時代の初心に戻って地味に勉強している。

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月周回衛星「かぐや(SELENE)」のハイビジョンカメラ(HDTV)による映像

2007-11-14 22:19:16 | 佐鳥新の教授&社長日記
私が北海道に来る前(10年以上前)から計画されていた月探査衛星「セレーネ」(最近『かぐや』と命名された衛星)からのハイビジョン映像が公開された。幾つかの新聞にも掲載されている。
セレーネの1号機では月面の詳細な地図を作成できるような光学センサーを搭載しているはずのなので、今後の月面基地建設と月面開発では大きな成果を発揮することだろう。

JAXAのプレスリリース:http://www.jaxa.jp/press/2007/11/20071113_kaguya_j.html

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