飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

今日のニュース141121

2014-11-21 06:23:01 | 佐鳥新の教授&社長日記

■ビッグバン直後に、なぜ宇宙は崩壊しなかったか

素粒子物理学の標準理論は、なぜヒッグス粒子の生成によってビッグバン後に宇宙が不安定となり崩壊しなかったのかについて、答えを出せていない。その謎については、未知の物理が働いたからだといった理論が複数考えだされているが、答えは意外にシンプルな説明で得られるという研究成果が発表された。

スイス・ジュネーヴ郊外の欧州原子核研究機構(CERN)でヒッグス粒子が発見されたのは、2012年(発見確定は2013年)のことだ。ヒッグス粒子が発見されたということは、加速膨張する初期宇宙でヒッグス粒子が作られたことによって宇宙が不安定になり、崩壊が引き起こされたはずであることを示す。だが現実として宇宙は崩壊していない。これはなぜなのだろうか。

「素粒子物理の標準モデルにおいて未知のパラメータである、ヒッグス粒子と重力の相互作用について研究しました。このパラメータは粒子加速器による実験では測れないレベルなのですが、インフレーションの最中にヒッグス粒子が引き起こす不安定性には大きな影響を与えます。比較的小さな値であっても、新しい物理法則や現象を考えることなく、この宇宙が生き残れたことを説明するのにじゅうぶんなのです」(英・インペリアル・カレッジ・ロンドンのArttu Rajantieさん)。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/11/19bigbang/index-j.shtml

 

■水素の霧が晴れた?131億年前に突然現われた銀河たち

初期宇宙において、観測される銀河からの光が急激に増えていることが、すばる望遠鏡の観測からわかった。中性水素の“霧”が晴れる現象「宇宙再電離」が関わっている可能性が高く、初期宇宙の出来事を探る大きな手がかりとなりそうだ。

東京大学宇宙線研究所などの研究チームが、すばる望遠鏡での観測により、水素原子が放つ「ライマンα輝線」という光がとても明るい銀河(Lyman alpha emitter=LAE銀河)をビッグバンから7億年後の宇宙に7個見つけた。これまでの観測結果からの推測では、この時代の宇宙にある銀河は数十個見つかるだろうと予想されていたが、実際に見つかった数はとても少なかった。観測される銀河の数がこれより後に急増したことを表しており、誕生間もないころの宇宙でLAE銀河が突然姿を現したようすが初めて描き出された。(続く・・・)

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/11/20lae/index-j.shtml

 

■ニュートリノ工場、いて座A

天の川銀河の中心にある超大質量ブラックホールの存在場所と考えられる電波源の複合体、いて座A(画像のSGR A)は、高エネルギーニュートリノと呼ばれるエキゾチック粒子を大量に放出していると見られる。

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2014111701

 

■VIDEO | X-37B Orbital Test Vehicle-3 Lands at Vandenberg AFB

The Oct. 17 landing of the third mission of the U.S. Air Force's unmanned spaceplane, the X-37B Orbital Test Vehiclen (OTV-3) at Vandenberg Air Force Base, California.

http://www.spacenews.com/video/video-x-37b-orbital-test-vehicle-3-lands-at-vandenberg-afb

 


今日のニュース141120

2014-11-20 06:39:13 | 佐鳥新の教授&社長日記

■450光年彼方で星が生まれる様子

(CNN)アルマ望遠鏡が捉えた450光年彼方で惑星が誕生する様子の動画です。

 http://www.cnn.co.jp/video/13653.html?tag=top;topVideos

 

■月誕生の謎を探るプロジェクトが資金集め、出資者には特典も

ニューヨーク(CNNMoney) 月面掘削プロジェクトの構想を描く英企業ルナ・ミッションズが、資金調達サイト「キックスターター」で出資者を募っている。月にロボットを送り込んで地面を掘削する計画で、1カ月で100万ドル(約1億1700万円)を集めたい考えだ。

出資者を集めるための特典として、60ポンド(約1万円)を出資した人にはデジタルメモリーボックスを提供する。このボックスはタイムカプセルに入れて月に届け、地面に埋めてもらえるという。

同社創業者のデービッド・アイロン氏は、「少数の航空宇宙機関が多額を出資するのではなく、世界中のたくさんの人に少額ずつ出資してもらって資金調達の常識を覆したい」と話す。

http://www.cnn.co.jp/fringe/35056786.html?tag=cbox;fringe

 

■はやぶさ2の旅立ち、見届けたい 屋久島や航空機からも・・・予約殺到!

小惑星探査機「はやぶさ2」が30日、鹿児島県の種子島宇宙センターからH2Aロケット26号機で打ち上げられる。6年50億キロの挑戦への旅立ちを見届けようと、種子島の宿泊施設や高速船の予約はファンたちですでにいっぱい。隣の屋久島や航空機から見ようと計画している人もいる。

種子島観光協会にも、ふだんの10倍以上の問い合わせがきている。今回は初めての人や家族連れが多い」とはやぶさ人気に驚く。協会は、過去最多に並ぶ4千人の来島者があると予想する。近畿日本ツーリストは、発射場の北約3キロにある最も近い宿泊施設の敷地から見学できる日帰りと屋久島1泊のツアーを企画。募集枠の約100人はほぼ満席という。

http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%81%af%e3%82%84%e3%81%b6%e3%81%95%ef%bc%92%e3%81%ae%e6%97%85%e7%ab%8b%e3%81%a1%e3%80%81%e8%a6%8b%e5%b1%8a%e3%81%91%e3%81%9f%e3%81%84-%e5%b1%8b%e4%b9%85%e5%b3%b6%e3%82%84%e8%88%aa%e7%a9%ba%e6%a9%9f%e3%81%8b%e3%82%89%e3%82%82/ar-BBeGpQH

 

■究極目標「火星に移住」 はやぶさ2総責任者・国中均氏

――はやぶさ2のミッションの意義は。

初号機「はやぶさ」の技術を「はやぶさ2」で高度化させようとしている。人間の活動領域を宇宙の中で広げていく一環だと考えている。

単に人工衛星を打ち上げるだけではなくて、宇宙技術を駆使して探検できるようになってきた。いまはロボットを宇宙に送り込んで探検しているが、ゆくゆくは人間を宇宙に送り込もうと思っている。火星に人を送り込んで探検する、さらには火星に住む、第2の地球にする、ということが究極の目標だと思っている。

(続きはURLで・・・)

http://www.asahi.com/articles/ASGCM5TVJGCCULBJ01F.html?iref=comtop_list_sci_t

 

■ヤンマー、無線で遠隔操作可能な小型電動建設機械のコンセプトモデルを開発

ヤンマーは19日、無線による遠隔操作が可能な小型電動建設機械のコンセプトモデル(写真)を開発したと発表した。運転者はヘッドマウントディスプレーを装着。建機に搭載した10台のカメラ映像から再現した3次元映像を見ながら離れた場所で操作できる。拡張現実(AR)技術を組み込み、地中の配管の位置も画面に映し出せ、安全に作業できる。まず近くで操作する形で「2017年度のモニター販売」(苅田広専務)を目指す。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120141120bcak.html

 

■産総研、近赤外光で細胞を遠隔操作する技術開発-炭素複合体を合成、神経細胞に投与

産業技術総合研究所ナノチューブ応用研究センターの都英次郎高度機能CNTチーム主任研究員と東北大学、フランス国立科学研究センター、仏ストラスブール大学などの研究チームは、身体の中を通りやすい近赤外光で細胞を遠隔操作する技術を開発した。近赤外光を当てると熱と活性酸素を発生させる炭素複合体を合成。神経細胞に投与し、細胞膜の電流を変化させることに成功した。

近赤外光は生体を通過しやすく、脳の中などに照射できる。複合体に病因の細胞を認識する分子を付け、狙った細胞を活性化したり、攻撃することを目指す。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020141120eaaf.html

 

■地球66個入る…巨大黒点群、太陽に出現

国立天文台と宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))は10月に現れた太陽の巨大黒点群の画像を19日、公開した。

黒点群は10月半ば、地球に向いた面に現れ、下旬には地球約66個が入るほどの大きさになった。国立天文台によると、これほど巨大になったのは1990年以来、24年ぶりという。その後、太陽が自転し、いったん見えなくなったが、今月13日に再び姿を現した。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20141119-OYT1T50115.html?from=ytop_ylist

 


今日のニュース141118

2014-11-18 04:36:35 | 佐鳥新の教授&社長日記

■東工大・東京理科大、小型人工衛星「TSUBAME」の打ち上げ成功-順調に飛行中

東京工業大学大学院理工学研究科機械宇宙システム専攻の松永三郎連携教授と同基礎物理学専攻の谷津陽一助教、東京理科大学理工学部の木村真一教授らの研究グループは、50キログラム級の超小型人工衛星「TSUBAME(ツバメ)」を開発し、打ち上げに成功した。同衛星を載せたロケットはロシアのドニエプルで、現在、高度500キロメートルの太陽同期軌道を順調に飛行中。今後、衛星の軌道上で機能を確認した後、年内をめどに実証試験や可視光地球観測、ガンマ線天文観測などの本格運用を始める。

高トルクを発生させて90度の角度を15秒で回転する衛星の姿勢制御に使われるジャイロを4機搭載。このほか小型地球監視カメラを載せており、災害監視などにも役立てる。開発費は約4億円。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720141117eaaj.html

 

■はやぶさ2技術、地上で生かせるか 放射線に強いカメラ

小惑星探査機「はやぶさ2」と1号機の技術が、地上でも生かされるのか。宇宙の強い放射線に耐えるカメラや激しい温度差から機器を守る材料、限られた電力を有効利用する技術の地上での活用を宇宙航空研究開発機構(JAXA)や企業が目指している。

小型カメラは宇宙空間の強い放射線の中でも耐えられるよう設計されており、開発を担った明星電気(群馬県伊勢崎市)は原発事故現場のような強い放射線で人が入れない場所の様子をこのカメラの技術を使って確認することができるとしている。

http://www.asahi.com/articles/ASGC80RFGGC7UEHF01G.html?iref=comtop_list_sci_n03

 

■彗星表面の直接探査に成功 大任果たしフィラエ冬眠

チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の表面に着陸した「フィラエ」が観測データの取得・送信に成功し、日照不足による冬眠モードに入った。 

彗星探査機「ロゼッタ」からチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(67P)の表面に投下された着陸機「フィラエ」は、当初予定されていた着地点からバウンドして、およそ1km離れた日陰の多い場所に留まっていることが判明した。予定通りの地点に着陸することができていれば、彗星の自転周期である12時間のうち7時間の日照が得られるはずだったが、現在地では1時間半しか太陽光が当たらず、太陽電池パネルによる発電量がじゅうぶん確保できない。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/11/17philae/index-j.shtml

 

■産総研とニコン、目盛り誤差0.3ナノメートルのリニアエンコーダー開発

産業技術総合研究所とニコンは、目盛り誤差がプラスマイナス0・3ナノメートルのリニアエンコーダーを実現した。誤差1ナノメートル以下としていたニコンのリニアエンコーダーを産総研が校正し、目盛り誤差が0・3ナノメートルであると確かめた。誤差0・3ナノメートルと実証されたリニアエンコーダーはニコンのものが唯一だという。ニコンは半導体製造装置の位置決めなどに活用する。

産総研のレーザー干渉を利用した計測技術でニコンのリニアエンコーダーを評価した。産総研の計測誤差は数十ピコメートル。リニアエンコーダーを長さ14マイクロメートルの範囲で周期誤差がプラスマイナス0・3ナノメートルと実証した。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720141117eaag.html

 

■ ナポレオンの帽子、2.8億円で落札

ニューヨーク(CNNMoney) フランスの皇帝ナポレオンのトレードマークだった帽子がパリで競売にかけられ、韓国のコレクターが予想を大幅に上回る240万ドル(約2億8000万円)で落札したことが17日までに分かった。競売会社のオセナが明らかにした。

http://www.cnn.co.jp/business/35056642.html?tag=top;subStory

 

電極チップで視力回復へ 「人工網膜」開発最前線

8年前に網膜色素変性という難病で視力をほとんど失ったこの女性は、医療技術の進歩によって完全ではないが光を取り戻した。

阪大はこの難病に挑む。最大のポイントはCCD(電荷結合素子)で撮影した映像データを人の脳に変換して送り込むこと。眼鏡のレンズ部分に仕込んだ小型CCDで撮影した画像データを首からぶら下げた画像処理装置に送って変換。さらにその信号を網膜の外側にある強膜部分に埋め込んだ6ミリメートル角の電極チップを通して生き残った細胞に届ける。

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO79151860R31C14A0X11000/

 

 


今日のニュース141116

2014-11-16 12:45:03 | 佐鳥新の教授&社長日記

■彗星着陸機、電池切れ 太陽光届けば充電できるけど…

欧州宇宙機関(ESA)は15日、史上初めて彗星(すいせい)に着地した探査機「ロゼッタ」の小型着陸機「フィラエ」の内蔵電池が切れて休眠状態に入ったと発表した。着陸場所がくぼ地の縁だったとみられ、太陽電池による十分な充電ができないおそれがあるという。再び起動できるかはわからないとしている。

計画では、フィラエは内蔵電池では約64時間しかもたず、その後は太陽電池による電力で調査を続ける予定だった。しかし、12日夕(日本時間13日未明)の着地の際、地表で2回跳ね返って3回目に着地。予定と異なる場所にとどまった。

http://www.asahi.com/articles/ASGCH4V64GCHULBJ009.html

 

Comet probe sends back drill experiment data in final hours

Europe's science probe Philae sent home a treasure trove of data from a comet heading towards the Sun before falling silent as its power ran out, mission control said Saturday.

Crowning a historic feat, the robot lab streamed data from its experiments back to its mother ship Rosetta in the final hours before its battery ran down.

This included the outcome of an eagerly-waited chemistry test of a sample drilled from the comet's icy and dusty surface, scientists said.

"Rosetta's lander has completed its primary science mission," the European Space Agency (ESA) said.

Lacking power, its instruments and most systems went into standby mode after three days of non-stop work, sending back data that will keep scientists busy for years.・・・・・

http://www.spacedaily.com/reports/Comet_probe_sends_back_science_treasure_in_final_hours_999.html

 

■彗星表面からフィラエが見た初めての景色

史上初の彗星着陸を果たした「フィラエ」から、着地後の撮影画像が届いた。フィラエは当初の予定から外れた場所に着地したとみられるが、状況を慎重に確認しながら世界初の画期的探査が進められている。(写真はURL参照)

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/11/14philae/index-j.shtml

 

■米上空に巨大な流れ星? 明るさ満月の5倍

(CNN) 米テキサス州で8日午後8時45分ごろ、巨大な流れ星を見たという報告が相次いだ。米航空宇宙局(NASA)によると、直径1.2メートル以上の隕石(いんせき)が落下したとみられる。

NASAの流星体観測部門を率いるビル・クック氏が9日の会見で語ったところによれば、これは金星と同程度かそれ以上に明るい流星を指す「火球」だったとみられる。

http://www.cnn.co.jp/fringe/35056306.html?tag=rcol;editorSelect

 

■天王星で従来の予測を覆す嵐が頻発

地球から遠く離れた青緑色の巨大な惑星である天王星が、どうやら長い眠りから目を覚ましたらしい。しかしその時期は、専門家の予想とは違っていた。通常ならば穏やかなこの惑星で、現在は激しい嵐が頻発しているのだが、その理由はまだ解明できていない。

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20141114002

 


超軽量105gマルチスペクトルカメラ

2014-11-15 07:31:30 | 佐鳥新の教授&社長日記
フィルタ選択式マルチスペクトルカメラ

システムの概要

2つのセンサ(カメラ)を備え、容易にフィルタを交換することができるマルチスペクトルカメラ(2バンド・4バンド撮影)です。
小型で軽量なため小型無人機(UAV)などに搭載しフィールド計測などさまざまな場所でお使いになれます。
バンドパスフィルタを採用し、特定の光(波長)のみを撮影することができます。

フィルタ選択式とは

撮影する波長を当社指定のバンドパスフィルタから選択することができます。

主な仕様(予定)

  仕様(2014.11.14時点)
重量(g) 105g(バッテリー含まず)
サイズ 8.64cmX5.34cmX5cm(GPS,レンズ突起含まず)
イメージセンサ 2つ
フィルタ径 Φ12.5mm
フィルタの種類(バンドパスフィルタ) 当社してのフィルタから選択
(選択するフィルタの種類に関しては、近日公開予定)
電源 外部からの給電 5V
消費電力 5V 最大1A
外部ストレージ MicroSDカード
撮影サイズ 両センサともに1920X1080(FullHD)
撮影ファイル形式 TIFF,jpeg
撮影時間 最短5秒間隔
撮影枚数 MicroSDカードの容量による
ディスプレイ
GPS

2バンド・4バンド撮影とは

 フィルタとカメラの組み合わせで2バンドと4バンドの撮影が可能です。

2バンド 4バンド

 

出典:http://www.hokkaido-sat.co.jp/multisupectralcamera.html

 


今日のニュース141115

2014-11-15 06:56:22 | 佐鳥新の教授&社長日記

■小惑星探査機「はやぶさ」「はやぶさ2」の両面ポスターを発売

上坂浩光監督による映像作品「はやぶさ:HAYABUSA - BACK TO THE EARTH -」と「はやぶさ2:HAYABUSA2 - RETURN TO THE UNIVERSE -」のポスターをアレンジして両面印刷した「はやぶさ&はやぶさ2 両面ポスター」がアストロアーツオンラインショップから新発売となりました。

発売中の月刊「星ナビ」12月号の付録(八つ折にて綴込み)をポスターに加工したものです。

  • サイズ:500×728mm(B2相当)
  • 価格:756円(税込)+送料:600円(※複数枚ご購入の場合、送料は一律1,000円になります)

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/11/13hayabusa_poster/index-j.shtml

 

■「宇宙ではリスクが高い。はやぶさ2は緊急時の危機管理が重要」-JAXA理事長

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の奥村直樹理事長は13日の定例会見で、30日に打ち上げられる小惑星探査機「はやぶさ」の後継機「はやぶさ2」について、「非常時に素早く合理的に対応することが試される」と述べ、緊急時の危機管理が重要だとの考えを示した。はやぶさ2は、生命の起源や太陽系誕生などを探る試料採取がミッション。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720141114eaac.html

 

■30日打ち上げはやぶさ2 オリジナルCGで解説

小惑星探査機「はやぶさ2」が、11月30日にいよいよ打ち上げられます。朝日新聞デジタルでは「3Dで見る『はやぶさ2』」を作製、公開しました。最新版スマホにも対応。マウス操作やスワイプで上下左右にぐるぐる動き、好きなパーツを拡大できます。あなただけのお気に入りのアングルを見つけてください。

http://www.asahi.com/special/rocket/

 

■彗星着陸機ピンチ、電池充電できず調査に支障か

欧州宇宙機関(ESA)は14日、彗星(すいせい)探査機「ロゼッタ」の小型機が、着陸の際に2回バウンドした影響で、くぼ地の縁に着地した可能性があると発表した。太陽電池パネルに、充電に必要な日光が十分に当たっておらず、ESAは「調査を続けていく上で支障が出る恐れがある」と説明している。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20141114-OYT1T50176.html?from=ytop_main6

 


科学・技術のニュース141114

2014-11-14 18:23:39 | 佐鳥新の教授&社長日記

■イーロン・マスク氏の次なる野望--衛星利用で地球規模インターネット

Elon Musk氏のロケット開発企業SpaceXは、多数の任務を抱えている。例えば、火星への人間の輸送だ。同社最高経営責任者(CEO)で電気自動車のTeslaも経営する同氏は今、新たなミッションに取り組もうとしている。世界最小の衛星を軌道に投入するというものだ。

The Wall Street Journal(WSJ)の米国時間11月7日の記事によると、Musk氏は元Google幹部のGreg Wyler氏とともに、重量が各250ポンド(約113kg)未満の衛星最大700基で構成される衛星フリートを製造して打ち上げる方法を考案しているという。Musk氏が2002年に創設し、今ではカリフォルニアを拠点とする主要な民間宇宙飛行企業であるSpaceXが、これらの衛星を宇宙に打ち上げるだろうと同記事には記されている。(以下、続く・・・)

http://www.spaceref.co.jp/

 

■これが彗星の素顔 欧州探査機、着地3キロ手前で撮影

12日午後(日本時間13日未明)に、史上初の彗星(すいせい)への着陸に成功した欧州宇宙機関(ESA)の無人探査機ロゼッタが投入した小型着陸機フィラエは、着地する際、いったん地表で跳ね返り、2度目の着地で安定した可能性が高まっている。機体の状態によっては、今後の探査に影響するおそれがある。

http://www.asahi.com/articles/ASGCF2R7XGCFUHBI007.html

 

■欧州の探査機、彗星に着陸 史上初

欧州宇宙機関(ESA)は12日夕(日本時間13日未明)、彗星(すいせい)探査機ロゼッタが投入した小型着陸機フィラエが、観測目的のチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に着陸したと発表した。彗星への探査機の着陸は史上初めて。

http://www.asahi.com/articles/ASGCD7TQ7GCDULBJ019.html

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141113-00000005-jij-sctch

 

■京都工芸繊維大、1秒間で100万コマ撮影できる3次元計測技術を確立


粟辻教授らは偏光子アレイ付きカメラを使い、位相シフト計算で不要な部分を除去して、鮮明な3次元再生像を得た。画素数ごとに光の位相をずらすと、極小数の画素数でも1秒当たり100万コマの撮影により、放電による空気の密度変化の3次元動画を記録・再生できたという。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720141114eaab.html

 


科学・技術のニュース141113

2014-11-13 08:12:39 | 佐鳥新の教授&社長日記

■欧州の探査機、彗星に着陸 史上初

欧州宇宙機関(ESA)は12日夕(日本時間13日未明)、彗星(すいせい)探査機ロゼッタが投入した小型着陸機フィラエが、観測目的のチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に着陸したと発表した。彗星への探査機の着陸は史上初めて。

ESAによると、ロゼッタと彗星は、火星と木星の軌道の間にある。ロゼッタから切り離されたフィラエは、約7時間かけて幅4キロほどの彗星の核に着陸。表面の成分などを観測し、データを地球に送り返す。

http://www.asahi.com/articles/ASGCD7TQ7GCDULBJ019.html

 

■ミサイル探知センサー、人工衛星に搭載 5年後打ち上げ

防衛省は12日、弾道ミサイルの発射を宇宙から探知する「早期警戒衛星」に必要な技術である赤外線センサーを開発し、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2019年度に打ち上げ予定の人工衛星に搭載する計画を明らかにした。熱を発する物体を宇宙からどれだけ精度よく探知できるかの実証試験をするという。都内で開いた技術シンポジウムで、防衛省技術研究本部の幹部が説明した。

http://www.asahi.com/articles/ASGCD662VGCDULBJ00H.html

 

■フィラエ分離成功 史上初彗星着陸の報は深夜1時ごろ

12日17時半ごろ(日本時間)、欧州の探査機「ロゼッタ」が着陸機「フィラエ」をチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の地表に向けて投下した。着陸成功の報が地球へ届くのは13日1時ごろの予定だ。(以下、続く)

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/11/12philae/index-j.shtml

 


科学・技術のニュース141106-メッセナゴヤ

2014-11-06 18:50:55 | 佐鳥新の教授&社長日記

昨日からメッセナゴヤにハイパースペクトルカメラと関連技術&製品を出展しています。

http://www.messenagoya.jp/

北海道ブースの中に展示しました。

右は室蘭工業大学で、左は北大の成田先生のベンチャー企業です。向かい側には北大と札幌医大の展示があります。

無人機(UAV)に搭載できる重量200グラムの2バンドカメラの試作機を紹介しました。波長は赤(R)と赤外(IR)です。デジカメを改造したカメラに比べると、これはスペクトル分解能は抜群に高性能です。GPSを搭載するので、GPSデータを反映させた画像形式に対応できるようにプログラムを追加すれば完成です。2週間後には販売できる見込みです。

人命救助の探索装置の試作機です。東大との共同研究で、約半年で試作機を完成させました。

ハイパースペクトル技術を駆使して、リアルタイムに時期刻々と変化する海色スペクトルをモデル化し、そのスペクトルと大きくかけか離れる成分を持つターゲットを発見します。(数学的には高次の固有ベクトル成分といいます。)

次は世界最高速度のCPUを搭載して精度を今の100倍ぐらいに向上させるのが目標です。自画自賛みたいに受け取られるかもしれませんが、これは凄いですよ!