飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

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読書メモ(テラヘルツ波の基礎と応用)

2007-01-24 23:19:50 | Weblog
書 名:テラヘルツ波の基礎と応用
著 書:西澤 潤一
出版社:工業調査会


テラヘルツ波は周波数が10の12乗ヘルツ以上の電磁波であり、波長は数百ミクロン~10ミクロン程度。遠赤外から赤外と呼ばれる大域の電磁波である。この帯域では分子の回転スペクトルと振動スペクトルが多数存在する。

○肝臓癌組織のテラヘルツイメージングの研究例

○タンネットダイオードを使った透過イメージングシステム。ICカードの内部を透視した実験例が紹介されている。

○YAGレーザーを励起光源とし、LiNbO3結晶を使ったパラメトリック発振器によるテラヘルツ波の発生実験事例。

○連続周波数可変リング型テラヘルツ波パラメトリック発信器の紹介。基本構成はリング型色素レーザーのテラヘルツ版といえる。

○1THz以上の帯域に主要な禁止薬物類のスペクトルが存在することが科学警察研究所と著者のグループとの共同研究で確認。ここでいう禁止薬物類とは麻薬や覚せい剤などが対象となる。郵便物中の非破壊検査には1~3THzが最適。

○東北大学農学部テレヘルツ生物工学寄附講座の研究例として、農産物の鮮度に関する情報を得るために、葉の中に含まれる水分含有量をテラヘルツ波で非破壊的に可視化した事例を紹介している。

○エリプソメトリ型分光という光の偏光を利用した分光計測の紹介。

○全反射減光分光法
プリズムで全反射させた面からごく僅かに電磁波の染み出しが生ずることがしられており、この領域での電磁波をエバネセント波という。エバネセント波の発生領域に試料を配置すると、試料の複素屈折率を計測することができる。

○フォトニック結晶への応用例

○テラヘルツ波の吸収率の違いから水と引火性液体(ガソリン、ベンジン、灯油等)を識別できるという事例。

○有機化学分野でグルコースなどの糖類の分光測定に応用した研究事例。

○生化学分野ではアミノ酸の分光測定に使えることから、DNAと遺伝子診断に応用できる。

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UNISECワークショップ

2006-12-09 23:59:19 | Weblog
NPO法人大学宇宙工学コンソーシアムが主催するワークショップが東北大学で開催されることになりた。
仙台空港に到着すると雪がチラチラ降っており本州なのに札幌と変わらないぐらい寒かった。開催場所である大学の講義室は、とても通気性の良い作りになっており、学生たちはコートを着たままワークショップが始まった。しかし寒さを忘れるぐらい熱心な議論が交わされ、有意義であった。
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学長表彰

2006-12-04 19:05:55 | Weblog
北海道初の超小型衛星『HIT-SAT』の開発を担当した学生たちが学長表彰を頂くことになった。

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表彰状

超小型衛星HIT-SAT開発チーム殿

 貴チームは道産初の超小型衛星HIT-SATの開発および打ち上げに成功しその成果が新聞記事等で大きく報道されました。
 このことは本学の名誉を高めるとともに本学の学生の大きな励みになるのでここにその功績をたたえ表彰します。

平成18年12月4日
北海道工業大学
学長 西 安信
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樽前山に登山へ

2005-08-01 03:46:55 | Weblog
 
支笏湖のそばにある樽前山にゼミ生、宇宙連合を含め8人で樽前山に行ってまいりました

しかし、山は暑かった・・・・・。腹が立つほど暑かった

登り始めてすぐ、一人は上半身裸に。二人は何を思ったか走りだす。
走り出した二人は、すぐにバテ、具合が悪くなりほかのメンバーの迷惑としかならなかった(blogを書いている私が張本人ですが)

樽前山は札幌でもっとも簡単な山らしく、すぐに山頂に到着。

山頂は素晴らしかったです。虫だらけの素晴らしい山頂。

その後は、不風死岳を登る予定でしたが、道を間違えたのか不風死岳を眺めることができる山に登頂をしておりました。
その山頂で昼食を食べ下山となりました。

本来、登山が終わったあとガトーキングダムへと向かう予定でしたが、みんさんグダグダになり、結局は南区川沿にあるポスフールで食事をし、解散と相成りました。

ポスフールのタージマハールのスープカレーは美味しかった
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NHKへ

2005-06-28 23:00:59 | Weblog
本日は、北海道宇宙連合メンバーと豊田ゼミ・佐鳥ゼミ・Spleadの方々がNHKに集まった。
9月の「おーい日本」という番組で放送する準備である。
 ひと夏のプロジェクトみたいな形で編集するらしい。
これが、みなさんのひと夏の良い思いでとなれば幸いだ。

 特に、北海道宇宙連合はCanSatプロジェクト・CubeSatプロジェクト・北海道衛星プロジェクトが
動いているので、その辺も撮ってもらえたらいいなぁーと思っている。
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最近の活動

2005-06-14 22:48:31 | Weblog
佐藤@道工大です。
書込みが少なくなってスミマセンでした。
さて、最近研究室に導入された基板加工機を動かしてました。
なかなか、ひとつのことで悩んでいたのですが、単純なところで
つまずいていました。
しかし、何とか使いこなす事ができるようになりました。
 今日は、4年生が早速いじってみたいということで、一枚基板を
製作しました。
 基板加工機講習を実施して、CubeSat班のお役に立てればと思っています。
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研究室の出来事~地上局編

2005-06-02 20:30:06 | Weblog
どうも~佐藤@道工大です。
最近ようやく北海道も暖かくなってきました。

 さて、先週末の27日~29日まで地上局ネットワーク
の構築で東大の地上局の神2名が本学にご来訪されました。
地上局ネットワークとは、軌道を回る衛星を、違う場所の
地上局で、ネットワークを介して遠隔運用をする試み
である。これにより、衛星の可視時間(衛星と通信できる時間)
を長くしようというのが目的である。

 27日は、主に電源・シリアル・無線機等の
ハードウェアのチェックを行いました。
 29日は、朝9時から早速ハードウェアの
プログラムの移植開始、午後の東大の衛星の
パスには間に合わなかったが、無事に夕方に
完成して、札幌ビール園にて懇親会を開催。
 30日は、朝9時からWebサービスの移植を
行った。午前中に完了して、午後からはアンテナ
等を見学され記念撮影。夕方の東大衛星のパスに東大から本学へ
遠隔運用を行い無事に遠隔運用成功。19時頃すべての任務が
終わり道工大を後にした。

 これからが、東大・道工大のネットワーク運用の本番に
入るわけである。不備がないようにネットワークの保守に
努めたいと思う。これにより、道工大が衛星を打上げたときには
大学間ネットワークにより協力の体制が出来ることになる。
これから、システムを見直してより円滑なシステムを
本学でも開発してみたいと思っている。

この週末に多くの勉強をさせていただき大変よい刺激になりました。
この場を借りて、深く感謝申し上げます。

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リーダー会議

2005-05-23 22:29:42 | Weblog
今日のリーダー会議では、CubeSatの設計、ハイパースペクトルカメラによる顕微鏡撮影、ハイパー画像処理ソフト、レーザー通信の準備等について、現在の進捗状況と今週1週間の作業内容について確認した。

また夕方に業者の方と3000×4000×2300Hのクリーンブース製作の打ち合わせを行った。10日ほど前に発注した基板加工機も今日納品することができた。CubeSat製作にはもう少し設備投資が必要だが、6月中には揃えられるだろう。
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ハイパースペクトルの世界

2005-05-04 21:10:37 | Weblog
「ハイパースペクトルの世界」というホームページを作ろうと思っている。これまでの講演資料と研究資料を全部出して、昨日から全体の構成を考えていた。
2日目にしてようやく目次をまとめることができた。

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タイトル: ハイパースペクトルの世界
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目次

第1章 光と電磁波
■電磁波の性質
■電磁波の波長帯域

第2章 分光実験技術と計測器
■反射率測定の留意点
■ガラスの光学特性
■受光センサー
■照明のスペクトル特性
■葉緑素計(SPAD)
■Field Spec Pro

第3章 リモートセンシング
■リモートセンシングの原理
■地球周辺での分光放射特性
■植物の反射特性
■森林の反射特性
■土壌の反射特性と土地被覆識別の原理
■リモートセンシング衛星
・LANDSAT
・IKONOS
・SPOT
・QuickBird
・Terra
・RapidEye
・ALOS
■衛星データの入手方法

第4章 ハイパースペクトルセンサーの作り方
■スキャン方式
■分光部品
・回折格子
・プリズム
・干渉フィルター
・波長チューナブル液晶フィルター
■検出素子
■データの基礎処理
・放射量処理
・幾何処理
・スペクトル校正

第5章 ハイパースペクトルカメラの製作例
■ハイパースペクトルカメラ(HSC)の原理
■HSC1.0号機の製作
■HSC1.5号機の製作
■HSCの画像表示ソフト
■HSC1.5の航空機搭載実験

第6章 ハイパースペクトルカメラ「Cosmos Eye」の基本操作
■各部の名称
■カメラとパソコンの接続
■カメラの調整
■撮影
■画像の保存
■画像の読み込み
■反射スペクトルの分布の表示
■フォールスカラー合成表示
■画像の印刷
■主な仕様

第7章 食品分野における近赤外スペクトル分光
■食品に見られる主な近赤外スペクトル
■スペクトル解析の方法
・主成分解析
・クラスター解析
・判別分析
・ニューラルネットワーク
・重回帰分析
・主成分回帰分析
・PLS回帰分析
・フーリエ変換回帰分析

第8章 ハイパースペクトル応用の可能性と将来展望
■農業・食品分野の品質管理基準としての応用可能性
■農業
・コメ
・麦
・てん菜
■酪農
・一番草刈り取り時期の把握
・マメ科率の推定
・草地の硝酸塩含有量の推定
■漁業
■食品
・キュウリの鮮度評価
・プラムの鮮度評価
・生鮮野菜の鮮度評価
・バナナの鮮度評価
・鶏卵の鮮度評価
・牛肉の格付評価
・魚肉の鮮度評価
・メロンの糖度分布評価
・飲料の成分評価
・加工食品の成分分析
・パイナップルの非破壊内部検査
・渋柿判定装置
・異物検査
■土木建築
・コンクリートの劣化予測
・不法投棄の監視
■防災
・流木被害観測
・2次災害予防
■森林 
・CO2吸収量の推定
・松の病虫被害の推定
■バイオ・医療


用語解説

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佐鳥研ブログ始動!

2005-04-27 01:20:32 | Weblog
 この度、北海道で宇宙関係の研究を行っている北海道工業大学「佐鳥研究室」でブログを立ち上げる事になりました。記事は佐鳥研の面々が日替わりで、その日の出来事を書き綴っていく予定です。


 また、北海道工業大学 佐鳥新 助教授 自らがその日の出来事を綴って行く 「新ちゃん日記」 って言うのがあったらいいな~とか思っています。(この辺についてはまだ先生の承諾を得ていません、、、と言うか「新ちゃん日記」って言うこのタイトルも結構冒険だったりします、、大丈夫かな・・・)


 まだどんな内容になるかも決まってませんが、研究生活の「喜・怒・哀・楽」や、研究室での「最新の研究紹介」などなど、色々やれたらいいな~と思っています。


 まあ、何はともあれ、佐鳥先生と愉快な!?学生による研究室ブログを今後もチェックしてみてください。
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