飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

宇宙関連情報: NASAの探査機「フェニックス」、火星極冠着陸へ

2008-05-31 00:03:42 | 北海道衛星
http://www.spaceref.co.jp/news/5Fri/2008_05_23sci.html
2008-05-23 NASAの探査機「フェニックス」、火星極冠着陸へ

米航空宇宙局(NASA)の火星探査機「フェニックス(Phoenix)」が25日、地球からの9ヶ月間の旅を終え火星北半球の極冠に着陸する。

 宇宙空間を6億7900万キロメートル移動した「フェニックス」は日本時間26日午前8時31分、時速2万1000キロメートルで火星の大気圏に突入。7分間の危険をともなう降下の後、軟着陸を試みる。

 NASAが4億2000万ドル(約437億円)をかけて開発した「フェニックス」は、火星北半球の極冠に着陸する最初の探査機になる。フェニックスは、火星の氷河を掘削し生命の痕跡の発見をめざすなど、3か月間にわたる調査を行う予定。(AFP)

宇宙関連情報: 野口さん、宇宙に6カ月滞在へ

2008-05-30 07:54:47 | 北海道衛星
http://www.asahi.com/special/space/TKY200805140021.html
野口さん、宇宙に6カ月滞在へ 09年、ソユーズに搭乗
2008年05月14日06時45分

 【ワシントン=勝田敏彦】米航空宇宙局(NASA)は13日、来年11月打ち上げ予定のロシア・ソユーズ宇宙船に、野口聡一飛行士(43)らが搭乗することが決まった、と発表した。野口さんは国際宇宙ステーション(ISS)に6カ月間滞在し、日本初の有人宇宙施設「きぼう」で様々な実験などにあたる。野口さんの飛行は05年以来2度目で、日本人のソユーズ搭乗は秋山豊寛さん(90年、当時TBS社員)に次いで2人目。



米ヒューストンからモニター画面を通じて会見する野口聡一さん=14日午前、東京・丸の内、松沢竜一撮影

 宇宙に長期滞在する日本人は、今年12月ごろからISSに3カ月間滞在予定の若田光一さんに次いで2人目となる。野口さんは、若田さんのバックアップ要員として、若田さんと同じ長期滞在者向け訓練を米国やロシアの施設などで受けており、近くISS滞在要員に選ばれる可能性があるとみられていた。野口さんのバックアップには、古川聡飛行士(44)が当たる。

 野口さんは96年、旧宇宙開発事業団(現・宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士に選ばれた。初飛行は05年、米スペースシャトル・コロンビアの空中分解事故後、2年半ぶりのシャトル飛行となったディスカバリーへの搭乗だった。

 船外活動を3回行い、ディスカバリー底面の耐熱タイルのすき間の接合材のはみ出しを取り除くという、史上初の「宇宙補修」を成功させている。

 野口さんが搭乗するソユーズには、NASAのティモシー・クリーマー飛行士も搭乗する。クリーマーさんは初飛行となる。

宇宙関連情報: 宇宙基本法が成立

2008-05-28 00:03:26 | 北海道衛星
ミサイル監視衛星も保有可能に 宇宙基本法が成立
2008年05月21日12時25分

 宇宙の軍事利用も可能にする宇宙基本法が、21日の参院本会議で、共同提案した民主、自民、公明3党などの賛成多数で可決・成立した。

 同法は宇宙開発を「我が国の安全保障に資するよう行わなければならない」と明記。宇宙開発が進む一方、高度なミサイル監視衛星を持つ可能性も生まれるなど、宇宙政策の転換点となりそうだ。

 また内閣に「宇宙開発戦略本部」を新設し、総合的な宇宙計画を作る。首相が本部長となって担当閣僚を置き、研究開発は文部科学省、産業振興は経済産業省にと分かれていた宇宙政策を集約する。

 自公両党は昨年6月、議員立法で今回とほぼ同じ内容の法案を提出。第1条に「憲法の平和主義の理念を踏まえ」との一文を加えたことで、民主党との共同提案にこぎ着けた。3党は審議で「宇宙開発は専守防衛の範囲内に限る」と強調、委員会の実質審議は衆参とも約2時間だった。

http://www.asahi.com/special/space/TKY200805210132.html

宇宙関連情報: 日本は宇宙政策を変更

2008-05-26 16:46:10 | 北海道衛星
Published: May 16, 2008 at 9:35 PM upi.com BMD 弾道ミサイル防衛ウォッチ: 日本は宇宙政策を変更

BMD Watch: Japan changes space policy By MARTIN SIEFF UPI Senior News Analyst WASHINGTON, May 16 (UPI) -- The Japanese Parliament Tuesday formally agreed to permit the deployment of space surveillance satellites as part of the country's ballistic missile defense program. As we noted earlier this month in these columns, that decision marks a highly important reversal of more than a half-century of Japanese policy refusing to contemplate taking any action to militarize space. The Diet, the lower and main house of the Japanese Parliament, formally approved the legislation that will remove exclusive control of space policy from the country's Technology, Space and Education ministries. Space policy will now be shaped by the entire Cabinet, the legislation says. Significantly, it also included a provision to set up a space policy task force that will report directly to the prime minister.
Effectively, that will be the thriving center that shapes national space policy in the future with the education, space and technology ministries sidelined to provide only input. And with the whole Japanese Cabinet now designated by the legislation to carry the responsibility of making space policy collectively, the three old civilian ministries now will be outweighed by the heavy clout of Japan's Defense Ministry, which only last year was upgraded from agency status to having its own Cabinet minister.
As expected, the ruling Liberal Democratic Party of Prime Minister Yasuo Fukuda easily carried the legislation through the Diet, supported by its coalition ally Komeito and the main opposition group, Minshuto -- the Democratic Party. Only the Communists and some pacifist members of the Parliament voted against the legislation.

http://www.upi.com/International_Security/Industry/Analysis/2008/05/16/bmd_watch_japan_changes_space_policy/5703/

宇宙関連情報: 通信衛星の特許侵害

2008-05-22 07:21:40 | 北海道衛星
通信衛星「AMC-14」の軌道変更作業が座礁、静止軌道へのトランスファ軌道は特許侵害

米通信会社SES アメリコム社が先月15 日、ロのプロトンロケットで打
上げた放送通信衛星「AMC-14」運用放棄を宣言する方向で最終
調整入りをしていることが10 日までに明らかとなった。AMC-14 は打上
げに用いられたプロトンロケット2 段ロケットブースタ不調により、予定3
万5000 キロ軌道投入に失敗。2 万8000 キロ軌道上に放出されてい
た。SES ア社では衛星が搭載している軌道修正用ブースタを使って3
万5000 キロ軌道に衛星を移すことを計画していたが、その後の調査に
より、検討されている中軌道から静止軌道に衛星を移動させるために
は地球引力を利用した特殊フライバイを実行する必要があり、この軌
道コースは月へ宇宙船を投入するためのフライバイ用にボーイング社が
特許を取得済みであることが判明。SES ア社では、ボ社に対して特許
使用の交渉を行ったが、SES ア社は現在、ボ社に対し別案件で5000
万ドル(約50 億円)の損害賠償請求訴訟を起こしており、ボ社側は
5000 万ドルの損害賠償請求引下げを条件にフライバイ軌道の特許
使用を認めると発言。AMC-14 をフライバイ軌道を使って静止軌道に
投入した場合、衛星は搭載している燃料大半を使い果たしてしまうこ
とともなり、衛星寿命は当初予定の15 年から4 年超に減少。SES ア
社では4 年の衛星寿命で対価50 億円分を支払うことは、採算に合わ
ないと判断した模様。しかし、SES ア社が衛星喪失(Total loss)を宣
言して、保険会社から衛星保険料支払いを受けるには、衛星を静止
軌道外側に移動(Deorbit)させ衛星軌道を開ける必要があるが、現
状では静止軌道外側に移動も困難ということもあり、SES ア社では衛
星の喪失宣言することもできずに事態に苦慮している。無傷の人工衛
星が大手企業間の訴訟案件などの軋轢など政治的な要因で運用が
断念される事態に陥るというのは極めて異例の出来事となることもあり、
欧米露の宇宙業界では今、この衛星の行方に関心が集まっている。

http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200804111940&page=2





宇宙関連情報: スペースシャトルの打ち上げ日

2008-05-20 12:33:11 | 北海道衛星
今日、NASAがスペースシャトル「ディスカバリー号」(STS-124/国際宇宙ステーション組立ミッション(1J))の打上げを発表した。


打上げ日時: 平成20年5月31日 17時 2分(米国東部夏時間)
        平成20年6月 1日  6時 2分(日本時間)
※ 1日延期となる度に、打上げ時刻は約20分早まります。

打上げ場所: 米国フロリダ州ケネディ宇宙センター

飛行予定期間: 約14日間

搭乗員:

コマンダー マーク・E・ケリー (NASA宇宙飛行士)
パイロット ケネス・T・ハム (NASA宇宙飛行士)

MS1    カレン・L・ナイバーグ (NASA宇宙飛行士)
MS2    ロナルド・J・ギャレン (NASA宇宙飛行士)
MS3    マイケル・E・フォッサム (NASA宇宙飛行士)
MS4    星出 彰彦(ほしで あきひこ) (JAXA宇宙飛行士)
ISS長期滞在クルー(MS5)
 (打上げ)  グレゴリー・E・シャミトフ (NASA宇宙飛行士)
 (帰還) ギャレット・E・リーズマン (NASA宇宙飛行士)

※MS(Mission Specialist):搭乗運用技術者


宇宙関連情報: Pegasus は遅れていた米空軍の研究衛星を打上げ

2008-05-18 07:33:53 | 北海道衛星
Pegasus は遅れていた米空軍の研究衛星を打上げ

Pegasus Launches Delayed U.S. Air Force Research Satellite WASHINGTON -- An Orbital Sciences Corp. Pegasus rocket today successfully launched the U.S. Air Force's
17
Communications/Navigation Outage Forecasting System
(C/NOFS) satellite into low-Earth orbit, according to an April 16 press release from the Dulles, Va., company.

2008/05/16 TBS イブニングファイブで放送

2008-05-15 16:45:40 | 北海道衛星株式会社研究員USK
こんにちわ、毎度お馴染み写真が趣味で猫が好きなT内ことUSKです。

2008/5/16 TBS放送「イブニング ファイブ」にてハイパースペクトルカメラについて放送されます。およそ18:15頃

残念ながら北海道では放送されませんが・・・・・。

是非、放送を見た方ご感想を10文字以上300文字以内くらいでお願いします。

というわけで、USKでした。