本書に書かれている「純粋経験」という概念は、人間がモノと精神を超越して(包含して)実在そのものを受け止める瞬間を捉えた表現である。インスピレーションを受けた瞬間の心の状態といっても良いだろう。非常に良く分かる。
20年以上前(大学院博士課程の頃)に読んだ本だが、「当為の科学」を中心とする私の思想形成に影響を与えてくれた一冊である。
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書 名: 善の研究
執筆者: 西田幾多郎
出版社: 岩波文庫
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第1編 純粋経験
1.純粋経験
2.思惟
3.意志
4.知的直観
第2編 実在
1.考究の出立点
2.意識現象が唯一の実在である
3.実在の真景
4.真実在は常に同一の形式を有っている
5.真実在の根本的方式
6.唯一実在
7.実在の分化発展
8.自然
9.精神
10.実在としての神
第3編 善
1.行為 上
2.行為 下
3.意志の自由
4.価値的研究
5.倫理学の諸説 その1
6.倫理学の諸説 その2
7.倫理学の諸説 その3
8.倫理学の諸説 その4
9.善(活動説)
10.人格的善
11.善行為の動機(善の形式)
12.善行為の動機(善の内容)
13.完全なる善行
第4編 宗教
1.宗教的要求
2.宗教の本質
3.神
4.神と世界
5.知と愛
20年以上前(大学院博士課程の頃)に読んだ本だが、「当為の科学」を中心とする私の思想形成に影響を与えてくれた一冊である。
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書 名: 善の研究
執筆者: 西田幾多郎
出版社: 岩波文庫
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第1編 純粋経験
1.純粋経験
2.思惟
3.意志
4.知的直観
第2編 実在
1.考究の出立点
2.意識現象が唯一の実在である
3.実在の真景
4.真実在は常に同一の形式を有っている
5.真実在の根本的方式
6.唯一実在
7.実在の分化発展
8.自然
9.精神
10.実在としての神
第3編 善
1.行為 上
2.行為 下
3.意志の自由
4.価値的研究
5.倫理学の諸説 その1
6.倫理学の諸説 その2
7.倫理学の諸説 その3
8.倫理学の諸説 その4
9.善(活動説)
10.人格的善
11.善行為の動機(善の形式)
12.善行為の動機(善の内容)
13.完全なる善行
第4編 宗教
1.宗教的要求
2.宗教の本質
3.神
4.神と世界
5.知と愛