どうも加藤です。
23日の早朝、CAMUIハイブリットロケットの打ち上げ実験がありました。
我々HSUもアビオニクス製作班として実験に参加しました。
ロケットは前々から調子が良いようで、今回の実験も確実に成功すると言われていたようです。
ロケット班の前日の作業は早々に終わり、
早朝の実験準備に備えて早くに就寝したとか・・。
頼もしい限りです。
実験は成功し、ロケットは空高くに打ちあがりました。
ただ、ロケット自体は成功しましたが、いくつか問題がありました。
1機目は分離機構の分離が遅く、かなり低空で分離しました。
そのため、我々の作ったアビオニクスである「むじゃき」や、
ロケットに搭載されていたカメラは無事だったのですが、
(分離機構自体はパラフォイルがないため、かなりの速度で落ちてくる予定)
はこだて未来大のCanSatは上手く実験できなかったようです。
さらに、無事だった「むじゃき」ですが、発射直前にカットしておくラインが、
カットされておらず、データが上手く書き込まれているかどうかは不明です。
運がよければ書き込まれているかもしれません。
2機目は分離機構が上手く作動し、かなり上空で分離しました。
はこだて未来大のCanSatも無事に放出されていました。
その後、分離機構がどこに着地したのかが分からず、
かなり探し回り、1時間以上探して、やっと見つかりました。
「むじゃき」はかなりヒドイ状態になっていましたが、
なんとEEPROMは無事でした。
中身のデータに関しては、その場で読み込んでみたところ、
なんらかのデータは書き込まれていました。
データに関してはまだ解析途中なので何ともいえませんが、
この段階までは成功といってよいでしょう。
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