飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

ね・・・ねむい・・・

2005-08-31 01:40:24 | 北海道宇宙連合
HSUの加藤です。
この間のPDRから早1週間。私のBBMはここまで成長しました。

上部に見えるH8はただ乗っかっている訳ではありません
きちんと接続されています。
このH8の裏にはこの間のBBMの基盤が隠れています
側面には2つのうち、一つしか点かないLEDと、かりそめのスイッチ
もう完璧です。・・・・すいません。

LEDは点くようにします。スイッチも割り込みスイッチをつけます。
今日はこの辺でご勘弁ください。寝させてください。昨日は朝5時寝でした。
ゆるしてください。ではおやすみなさい。

今日の研究室

2005-08-27 22:15:21 | 北海道宇宙連合
 どうも、佐藤@道工大です。
今宵も、CanSatの製作に追われる学部1年生が5名ほど作業を行っています。
今日は、1年生に電波暗室の測定器の使い方を教えました。
1年生から毎晩実験していると、卒業する頃にはどんなレベルになっているのか。

 さて、最近アンテナを色々と考えていると、衛星搭載用無線機が届いた。
これで、通信実験をすればGOODです。
うむ。でも、そろそろ修論テーマをやらねば・・・そ卒業が危機。
来週は、CubeSat関連で東京出張です。
気合を入れなおして頑張らねば!。
では、また書きますのでよろしくです。
 



GPS受信

2005-08-25 00:52:49 | 北海道宇宙連合
大友です。電研3種取得のため、皆に遅れをとってしまって、すこしナーバスになっていた僕ですが今日ようやくGPSの衛星からの受信を確認しました~!!良かった良かった。一安心です でも配線がメチャメチャなので何とかしなければ~~ さて次はジャイロだ‥ 

CanSatのPDR

2005-08-24 23:50:32 | 北海道宇宙連合
今日はCanSatPDRです。つまり、ぞれの機器を繋ぎ、動作確認をする訳です。
本日確認できたのは以下の通りです。

・センサー情報
・H8
・無線電送
・地上受信
・EEPROM書き込み
・EEPROM回収後読み込み


昨日までは、設計審査が出来るのかどうか不安でしたが・・・
  

どうでしょう。この風景。すばらしい。設計審査をしているようにしか見えません。

さて、設計審査の結果の方ですが・・・
    

見事、受信に成功しました。


バンザーイ!!


本当に良かったです。最高です。


さて、次回の設計会議は・・・

1号機
・BBMにジャイロセンサー&GPS搭載
・審査1回目の再現
・構体決定
・電源をフライト使用にする
2号機
・動画の無線電送
・動画の受信
・動画をメディアに保存(検討中)
・保存した動画を見る


このようなラインナップになっております。どうぞ、お楽しみに。


PS
GPSが完成したそうです。やった~!

詳しくは大友さんのブログにて・・・。


「はじめまして」

2005-08-23 16:49:11 | 北海道衛星
Y崎です。
初めて書いていますのでちょっと緊張するです。
「秘書」なんて肩書きですが、やってる仕事は先生のお手伝いですから
はじめのうちは人に「何の仕事?」って訊かれて「秘書」って答えるのが
恥ずかしかったです。
パソコンの操作も不慣れで学生さん達を捕まえて教えてもらいながらやっと
慣れてきたと思っていたら宿題を貰ってしまいました…
えっ…家の子供の夏休みの宿題をやっと昨日終わらせたのに…
[Adobe lllustrator CS]をマスターしなくてはいけません。
みなさん教えてくださいよろしくお願いします。


CubeSat設計会議

2005-08-23 06:22:39 | 佐鳥新の教授&社長日記
昨日22日の18時~22時にCubeSat設計会議を行った。
今回の目的はEM設計の進捗状況の確認と9月上旬のJAXA宇宙科学研究本部での打ち合わせのための事前調整にあった。課題はあるものの、全体として一歩前進することができた。関係者全員の熱意が感じられた。



会議風景: 本日の議案の説明


会議風景: アンテナ設計パラメータ変更のための議論


会議風景: 試験方法に関する議論


学部3年生のA君が製作した電子回路基板


やっぱり誰かが書かなくては・・・

2005-08-23 00:05:47 | 北海道宇宙連合
加藤です。最近、ブログを書けずにいたのですが、久々にちょこっと書こうと思います。

まずはNEWS。HSU(北海道宇宙連合)に新メンバーが加盟いたしました。電気電子工学科1年生のN里君です。機会があれば、彼にもブログを書いてもらおうと考えています。

さて、最近のHSUの活動は、今までの遅れを取り戻そうと必死です。
まず、今日(もう0時なので)。BBM完成予定!!
しかしながら、0友さんが風邪でDOWNしてしまい、BBM完成が相当困難に・・・。私は、一昨日からH8の載る基盤を製作し、とりあえず形にはしました。(まだ上手く作動してはいないのですが・・・むしろ問題点有り)。この基盤から越前クラゲの足のように伸びた無数のDSub9Pinに、各センサー系やGPSが接続されるわけです。責任重大です。(ああ、でもどこかショートを起こすんだよな・・・)。

まだまだ頑張ります・・・・。

宇宙時代

2005-08-22 23:13:40 | 佐鳥新の教授&社長日記
航空機の歴史は、100年前にライト兄弟が飛行機を発明し、その約50年後の第2次世界大戦で実用化されたことで一気に現在の航空産業まで発展した。
現在の宇宙開発の流れは、第2次世界大戦でドイツが敗戦し、当時のV2ロケットの地上設備をソビエト連邦が戦利品として吸収し、300名の人的資源をアメリカがアラバマ州のハンツビルに移住させた時から始まった。歴史は50年という時期は産業として発展する分岐点であることを私たちに教えている。ちなみに、日本にとっては今年は「ペンシルロケット50周年」の年でもある。

新しいことをやるには資金が必要なので、予算確保の説明のために経済効果という言葉が多用されるように思う。しかし、人類の歴史を観察すると、どうも経済効果というのは結果論であって、目的ではないように思えてならない。私はヒトという種(種族)は「人生観の進化」という方向を本能的に選択しているのだと思う。経済が大きな媒体となるのは事実だが、目的そのものではないと思う。
最近よく「宇宙には夢がある」という言葉を聞く機会が多くなったが、なぜ宇宙には夢があるのか、また、何が夢として人の心を惹きつけるのだろうか? その答えがヒトという種が「精神性の進化」、つまり「人生観の進化」という方向を選択していることあるのではないだろうか。宇宙はヒトにとって未知の領域であり、新たな経験を提供する場であるからだ。学生たちがCANSATやCUBESATといった手作り衛星を開発する姿は周囲の大人を感動させてくれる。若者が新しいことへ果敢に挑戦する姿の中に、私たちはヒトとしての進化の喜びを無意識のうちに感じているのだと思う。

時は満ちた。

人類は新たな「宇宙時代」に向けて本格的に取り組まねばならない。
21世紀に月に植民都市を作るような時代を迎えることを真剣に考え、今自分たちのできることを本気でやろうとするならば、まず、宇宙開発という概念が私たちの生活レベルまで落とし込まれていなければならない。国家や未来の人々に対して宇宙時代という遺産を残すための、(個人の自己実現を超えた)もっと大きな理想実現へ向かった活動は善であり、尊い行為だと思う。私たちは真の意味で自分の心に素直になり、「無欲の大欲」という禅問答と向き合う必要があるのではないだろうか。

宇宙ビジネスセミナーの報告

2005-08-20 07:07:07 | 佐鳥新の教授&社長日記
昨日、札幌商工会議所にて宇宙ビジネスセミナーが開催された。学生の参加が多かったが、東京からも数名の方が講演を聞きに来てくださったと聞いている。

今回の公開セミナーの主旨は、この宇宙産業の立ち上げについて、①現在宇宙ビジネスの現場に携わっている先駆者の視点②国家の視点③小型衛星による新しい取り組み(前述の北海道衛星)という3つの視点から、一般企業の皆様が宇宙産業の実際を理解していただけるようわかりやすく情報を提供することにあった。
講演①では、スカイパーフェクTVが使用している衛星で有名なJSAT株式会社の小手川部長より、日本で初めて衛星通信事業を立ち上げた苦労話やエピソードを、②では国の立場からJAXA(独立行政法人 宇宙航空研究開発機構)の石塚部長に講演をお願いし、③では北海道衛星による宇宙産業創出の構想について佐鳥が講演した。


JSATの小手川部長の講演: JSATの宇宙事業開拓の遺伝子


JAXA石塚部長の講演: 宇宙開発における産学官連携について 


北海道衛星 佐鳥の講演: 北海道衛星『大樹』による宇宙産業創出構想


休憩時間の会場の様子


宇宙ビジネスセミナー

2005-08-16 21:21:51 | 北海道衛星
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札幌商工会議所主催・公開宇宙セミナー 
「ひろがる宇宙技術の活用~宇宙産業の現場より」のご案内について
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◆熱い注目を浴びる宇宙・北海道衛星「大樹」・宇宙ビジネス
日本人宇宙飛行士のスペースシャトル搭乗、NASAによる太陽系10番目の惑星の発見など、宇宙は今未来に向けて熱い注目を浴びています。こうした中、航空産業の次の産業と言われる宇宙産業の成長が期待されています。
本道においても、「北海道で設計され、開発され、製造される」“道産子”人工衛星1号機「大樹(たいき)」が2007年度打ち上げに向けて、北海道工業大学佐鳥新助教授をはじめとして30近い機関や企業がプロジェクトに参加し、活発に活動しています。
ところで、「宇宙産業」「宇宙ビジネス」という言葉から、我々は地に足の着かない分野を想像してしまいます。しかしこのビジネスはモノづくりのみを指すのでなく、例えば衛星画像のように宇宙から得られる情報を生活の中で活用するためのビジネスや、それに至る過程で作られた商品(生活用品など)を扱うビジネス等の総体が考えられています。マジックテープは人工衛星の熱シールド材を固定するためにNASAで開発された技術ですし、レトルト食品も宇宙食用に開発された技術です。すなわち宇宙開発は総合技術であり実生活にも密着したものになり得るため、宇宙産業は可能性を秘めているといえるのです。
◆今回の開催趣旨
今回は、この宇宙産業の立ち上げについて、①現在宇宙ビジネスの現場に携わっている先駆者の視点②国家の視点③小型衛星による新しい取り組み(前述の北海道衛星)という3つの視点から、一般企業の皆様が宇宙産業の実際を理解していただけるようわかりやすく情報を提供していく予定です。講演①では、スカイパーフェクTVが使用している衛星で有名なJSAT株式会社の小手川部長より、日本で初めて衛星通信事業を立ち上げた苦労話やエピソードを、②では国の立場からJAXA(独立行政法人 宇宙航空研究開発機構)の石塚部長に、③では北海道衛星による宇宙産業創出の構想について佐鳥氏に、それぞれの立場から講演して頂きます。
◆開催要領
1.日  時:平成17年8月19日(金)14:00~16:00 
2.会  場:北海道経済センター(中央区北1条西2丁目) 8階 Bホール
3.講   演: ①JSATの宇宙事業開拓の遺伝子 JSAT株式会社  新規事業開発部長  小手川 到 氏
②宇宙開発における産学官連携について 宇宙航空研究開発機構 産学官連携部 
部長 石塚 淳 氏
③北海道衛星『大樹』による宇宙産業創出構想
                    北海道工業大学 電気電子工学科   助教授 佐鳥 新 氏
4.参加費:お一人様 2,000円(開催当日までのお振込みにご協力願います。)
5.振込先口座名:札幌商工会議所 ※振込手数料は貴社にてご負担ください。
①北洋銀行本店(普)0131637 ②北海道銀行本店(普)105237
③札幌銀行本店(普)2060    ④札幌信用金庫本店(普)5079791
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