飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

今日のニュース141222

2014-12-22 21:26:31 | 佐鳥新の教授&社長日記

■はやぶさ2、エルナーの電気二重層コンデンサを搭載

エルナーは2014 年12 月4 日、同年12 月3 日に打上げた小惑星探査機「はやぶさ2」に同社製電気二重層コンデンサ「DYNACAP」が搭
載されていることを発表。「はやぶさ2」に3 台搭載されている小惑星探査ロボット(ローバ)「MINERVA-II(ミネルバ2)」の蓄電源として使用。

□初代「はやぶさ」でも実績
同社の電気二重層コンデンサ「DYNACAP」は、2010 年に小惑星イトカワから帰還した小惑星探査機「はやぶさ」に搭載された小惑星探査ローバ「MINERVA」の蓄電源に採用され、イトカワに到着時に正常に動作した実績を持つ。こうした実績をベースに、「はやぶさ2 に搭載された」(エルナー)とする。はやぶさ2 に搭載された「DYNACAP」は、初代のはやぶさに搭載されたものと同一サイズながら蓄電容量を約2 倍に向上

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141204-00000079-it_eetimes-ind

 

■中国が超大型ロケットの開発を計画、宇宙探査能力を強化へ―中国メディア
9 日、長征シリーズのロケットによる200 回目の打上げを記念し開かれた、革新と発展をテーマとする座談会で発表された情報によると、中国は現在、未来の宇宙事業発展需要を満たすため、超大型ロケット開発を検討しているという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141209-00000055-rcdc-cn

 

■中国が資源探査衛星を打上げ 「ロケットの品質は高い」=中国メディア

中国メディアの新京報によれば、中国は現地時間7日午前11時26分(日本時間同午後12時26分)、太原衛星発射センタから「長征4号B」ロケットでブラジルとの共同開発による資源探査衛星を打上げ、予定軌道に乗せることに成功。記事は、7日に打上げた資源探査衛星について、「中国航天科技集団公司とブラジル国立宇宙研究所が共同で研究開発したもの」と紹介。さらに、同分野において中国とブラジルが15年にわたって協力を続け、7日に打上げた衛星を含め、すでに4機の資源探査衛星が打上げられたことを指摘し、資源探査衛星は「国土や林業、環境保護、水力資源の利用などの分野において活用されている」と伝えた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141208-00000181-scn-sci

 

■脳波で家電を遠隔操作…20年実用化へ共同開発

通信会社などが出資する国際電気通信基礎技術研究所は4日、脳の血流や脳波を検知して家電を遠隔操作できるシステムを開発したと発表。高齢者や体の不自由な人の生活支援に役立ててもらう。NTTや積水ハウス、島津製作所、慶応大との共同開発で、2020年の実用化を目指す。体の動きに応じて脳の特定領域の血流が活発になる特性を利用。脳血流の変化を測定・解析する装置を頭部に取付け、その情報をネット経由で家電に送る。

http://www.yomiuri.co.jp/economy/20141205-OYT1T50024.html?from=ytop_ylist

 

■珍しい発見、孤立した矮小楕円銀河

私たちの太陽系がある天の川銀河は、アンドロメダ座大銀河(M31)ほか大小50以上の銀河が集まる「局部銀河群」に属している。Igor Karachentsevさん(特別宇宙物理学天文台)ら米ロ研究チームが、この局部銀河群に属する銀河をハッブル望遠鏡で新たに発見した。この銀河「Kks 3」は南天のみずへび座の方向700万光年彼方にあり、その質量は天の川銀河の1万分の1ほどという矮小楕円銀河だ。

「矮小楕円銀河」は、ガスや塵などの材料がないため新たな星が生まれることはなく、暗く年老いた星ばかりが集まっている銀河だ。そのほとんどは小さな銀河からガスと塵を奪ってしまうような大きな銀河のそばにあるが、このKks 3は珍しく孤立した存在で、局部銀河群内では「KKR 25」(1999年に同グループが発見)に続いてたったの2例目となる。これら少数派の銀河は、爆発的に星を生み出し早々に材料を使い果たしてしまったと考えられている。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/12/22kks3/index-j.shtml

 

■東工大、火星の地下に大量の水素を発見

東京工業大学は12月22日、火星の地下に新たな水素の貯蔵層が存在することを発見したと発表した。同成果は同大学大学院理工学研究科地球惑星科学専攻の臼井寛裕 助教らによるもので、2015年1月15日付(現地時間)の欧州科学誌「Earth & Planetary Science」に掲載される予定。

臼井助教らは、今回、二次イオン質量分析を用いた低汚染での水素同位体分析法を開発し、火星隕石の衝撃ガラスに含まれる微量な火星表層水成分の高精度水素同位体分析に世界で初めて成功したという。その結果、その表層水成分がマントル中に保持されている始原的な水および大気中の水蒸気のいずれとも異なる、中間的な水素同位体比を保持することがわかった。

臼井教授らは、この中間的な水素同位体が、液体の水の循環が活発であった約40億年前の水の水素同位体比を反映していることから、当時の水が氷か含水鉱物として火星地殻内部に取り込まれたというモデルを提示した。さらに、地下に取り込まれた取り込まれた水の貯蔵量は当時の海水量に相当するという計算結果も示した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141222-00000109-mycomj-sci

 

■グーグルと仏宇宙機関、気球を使ったネット接続「Project Loon」で提携

Googleとフランスの宇宙機関であるフランス国立宇宙研究センター(CNES)は、Google Xの「Project Loon」における共同研究を通じて、新たな高みに達したいと考えている。

Project Loonは、実験的プロジェクトに取り組む研究機関であるGoogle Xにおいて考案されたものだ。Google Xでは、未来を感じさせるさまざまな製品やサービスが生み出されている。Project Loonはまだ初期の試験段階にあるが、サービスが行き届いていない地域に気球を使ってインターネットアクセスを提供することを目指している。これらの気球は太陽電池で稼働し、民間航空機が使用する高度より上の、天候の影響を受けない高さを浮遊する。動画のストリーミングが可能なほど高速の接続速度を提供するProject Loonの気球は、これまでに300万km以上の距離を飛行している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141215-35057890-cnetj-sci

 



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