飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

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宇宙関連情報: 銀河系外で惑星を初めて発見

2010-11-19 21:38:19 | 北海道衛星

銀河系外で惑星を初めて発見

ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト 11月19日(金)17時54分配信

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銀河系外で惑星を初めて発見

 

老いた太陽型恒星を周回する太陽系外惑星HIP 13044b(中央右寄り、想像図)。
(Illustration courtesy JSW Art via Science/AAAS)
<script></script>  地球が含まれる天の川銀河の外で生まれた惑星が初めて発見された。赤色巨星を周回しているという。太陽系外の惑星は1990年代半ば以降次々と発見されているが、これまでに見つかった500近い系外惑星はすべて天の川銀河で誕生したものだった。

 HIP 13044bと名づけられたこの惑星は、天の川銀河の周囲をとりまく恒星のストリームの中で見つかった。このストリームは、かつて天の川銀河を周回していた矮小銀河の残骸と考えられている。この矮小銀河は命名されていないが、約60億年前、天の川銀河はこの矮小銀河と衝突し、そのほとんどを吸収した。その時の痕跡として残った星が、現在は時速約100万キロ以上という猛スピードで天の川銀河の周りを移動している。

 研究を率いたドイツ、マックス・プランク天文学研究所の天文学者ジョニー・セティアワン氏は、発見された惑星は「矮小銀河が天の川銀河に吸収される以前に形成された可能性が高い。誕生以来ずっとこの親星を周回している」と話す。

 ドイツにあるキーペンホイヤー太陽物理学研究所の天文学者で研究に参加していないオスカー・フォン・デル・リューエ氏は、この発見は天の川銀河以外でも惑星が形成されることを示す初めての証拠だと評価する。また、同氏は電子メールでの取材に対し、「天の川銀河と異なるタイプの銀河でも惑星が形成されることをも示すものだ。これらの銀河は、進化のパターンも星形成の歴史も大きく異なっている」と述べている。

 発見された銀河系外惑星は木星の少なくとも1.25倍の質量を持つ巨大ガス惑星で、地球から約2000光年離れた恒星を周回している。巨大ではあるが地球から遠いため、直接観測することはできない。しかしセティアワン氏の研究チームは、チリにあるヨーロッパ南天天文台(ESO)のラ・シヤ天文台で観測した恒星の光のわずかな揺らぎから、惑星の存在を推定した。この光の揺らぎは巨大ガス惑星の重力が親星の光を引っ張ることで起きる。

 研究チームはHIP 13044bの親星についても研究した。この親星は約80億年前に誕生し、かつては今の太陽のようだったが、現在は太陽型恒星の進化過程で終盤の赤色巨星の段階にある。赤色巨星は最大で元の大きさの数百倍に膨張し、近い軌道を周回する惑星は親星に飲み込まれ蒸発するのが普通だと考えられている。地球も約50億年後にはそのような運命をたどると予測されているが、HIP 13044bはどうにか破滅の危機を免れているようだ。

 しかし、惑星の形成に関する現在の学説ではHIP 13044bの誕生そのものが説明できないという。この惑星の親星には金属が極端に少なく、したがって水素やヘリウムより重い元素がほとんど存在しないからだ。

 恒星とその惑星は、最初は同じ構成要素から形成されると考えられている。誕生直後の恒星の周囲に物質が円盤状に集積し、そこから惑星が誕生するが、恒星に金属がほとんどなければ、この円盤にも金属が乏しいことになる。巨大ガス惑星が主に水素とヘリウムからできているとはいえ、軽いガスを引き寄せて成長するための最初の核となる重い元素がなければ惑星は形成されないと考えられている。

 ワシントンD.C.のカーネギー研究所に所属する惑星形成理論学者で研究に参加していないアラン・ボス氏は、HIP 13044bの形成過程は非常に例外的で、この惑星の発見は「ビッグニュースだ」と話す。「初めに岩石と氷でできた質量の大きなコアができ、次にその周囲にガスが引き寄せられて巨大ガス惑星が形成されるという、従来考えられていたメカニズムでこの惑星が形成されたとは考えにくい」。

 研究を率いたセティアワン氏も同意見だ。「今回の発見で、金属が少ない恒星から惑星が形成される未知のメカニズムがある可能性が示された」。

 この研究は、「Science」誌オンライン版で2010年11月18日に公開された。

Ker Than for National Geographic News

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宇宙関連情報: WINDSワークショップ「WINDSと将来の衛星通信」

2010-11-17 21:56:00 | 北海道衛星
WINDSワークショップ「WINDSと将来の衛星通信」

日時 平成22年12月2日(木)
10時30分~17時30分(交流会:18時00分~)
場所 情報通信研究機構 小金井本部4号館大会議室

所在地:東京都小金井市貫井北町4-2-1 
申込み・お問合せ 左メニューの「登録・お問合せ」ページをご覧ください。


開催概要 超高速インターネット衛星「きずな」(Wideband InterNetworking engineering test and Demonstration Satellite: 「WINDS」)は、政府のe-JAPAN重点計画に取り上げられ、1996年からその前身であるギガビット衛星の研究をNICT(当時CRL)が引き継ぎつつ、政府のe-JAPAN重点計画の一翼を担う課題として、JAXA(宇宙航空研究開発機構)とともに開発に取り組んでまいりました。

 そして、2008年2月23日に打ち上げに成功して以降これまで順調に実験を実施し、衛星ブロードバンドを実現するために数多くの新しい技術を軌道上で実証しております。具体的には、155Mbpsの再生交換とともに1.2Gbpsでのベントパイプ伝送を可能にする搭載中継交換機、アジア太平洋全域をカバーするアクティブフェーズドアレイアンテナなどの新しい技術の軌道上での技術実証と性能評価を行ってまいりました。今後も、これらの新しい技術を駆使した新しい衛星通信の利用方法の探究と実証という、「きずな」の最も大切な使命に取り組んでいきたいと考えます。

 このような状況を踏まえ、「きずな」打ち上げから3年がたち、将来の衛星通信プロジェクトについて広く議論を始める好機と捉え、このたび、「きずな」プロジェクト推進に関する議論に加え、今後、我が国が衛星通信プロジェクトとして取り組むべき課題を幅広く取り上げ、将来の我が国衛星通信技術の更なる発展に資するためのワークショップを企画することといたしました。年末のあわただしい中ではありますが、皆様の積極的なご参加をお願いいたしたく、御案内させていただきます。

 今後、プログラム等のご案内を配信させていただくために 予備登録 をお願いしております。「参加登録」ページの書式により電子メールにてお送りください。あわせて皆様からの講演の提案を募集します。



プログラム2010.11.17更新

10:30~11:25

主催者挨拶

情報通信研究機構理事

熊谷 博

来賓挨拶

総務省


宇宙通信政策の取組状況について

総務省


WINDSの開発意義と宇宙通信研究の方向性

NICT新世代ワイヤレス研究センター長

門脇 直人

11:25~12:30

セッション1: 超高速インターネット衛星きずな(WINDS)の現状と課題

WINDSの概要とNICT基本実験成果

NICT 宇宙通信ネットワークグループ 研究マネージャ

高橋 卓

WINDSによるJAXA基本実験成果

JAXA 衛星利用推進センター ミッションマネージャ

中尾 正博

622/1244Mbit/s非再生TDMA通信について

NICT 宇宙通信ネットワークグループ 主任研究員

大川 貢

12:30~13:30

昼食

13:30~13:55

WINDS利用実験の実施状況

WINDS利用実験実施協議会事務局

近藤 光治

13:55~15:20

セッション2: NICTにおける先進的宇宙通信研究

適応型衛星通信技術の研究開発について

NICT 宇宙通信ネットワークグループリーダ

鈴木 龍太郎

光衛星通信の動向と今後の展望

NICT 宇宙通信ネットワークグループ 主任研究員

豊嶋 守生

休憩

「きく8号」を用いた移動体衛星通信実験

NICT 宇宙通信ネットワークグループ サブリーダ

平良 真一

地上/衛星共用携帯電話システムの研究

NICT 宇宙通信ネットワークグループ 主任研究員

藤野 義之

15:20~16:50

セッション3: 今後の衛星通信研究への期待

震災時・大規模災害時の情報収集(通信)について

東京消防庁 救助課長 消防司令長

松井 晶範

NICT防災・減災基盤技術グループにおけるWINDS応用事例

NICT 防災・減災基盤技術グループリーダ

滝澤 修

4K3D超高精細3次元映像の衛星伝送

NICT ユニバーサルメディア研究センター 主任研究員

荒川 佳樹

WINDSによるアプリケーション実験への取り組み

NICT 宇宙通信ネットワークグループリーダ

鈴木 龍太郎

フェーズドアレイアンテナ実験衛星への期待

NHK放送技術研究所 研究主幹

正源 和義

17:00~17:30

総合討論




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