飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

リニアモーターカー

2005-12-26 22:28:07 | 佐鳥新の教授&社長日記
昨日、アモイから上海に移動し、今日の11時過ぎの便で日本に戻った。ホテルから空港にには、最寄り駅からリニアモーターカーで行った。タクシーと同じ料金(日本円で約600円)なので地元の方には割高のようだったが、初めての体験なので乗ってみることにした。動き出すとあっという間に時速430キロまで加速し、タクシーで30~40分ぐらいの距離を僅か6分半で到着した。時速430キロでも東海道新幹線より揺れは少なく感じられた。
ぜひ、上海に行ったらリニアモーターカーの駅の近くのホテルに宿泊することをお勧めしたい。

クリスマスプレゼント!!

2005-12-25 20:43:36 | 宇宙
メリークリスマス
今夜も一人クリーンルームで作業しているものです。

ボクの作業はHIT-SATの電気箱(衛星内の電気回路)製作で、
さっきまで部品の実装をしていました。

んで、とりあえず出来たのでそれらしくしようと思いアルミ棒などの加工を行い組み立ててみたところ…
なかなか立派に出来たと思いませんか?
あとは基板間のコネクタをつければとりあえず見た目は完成かな?
そのあとの動作チェックで悪夢を見ないことを祈ります…

まだ作業しようかそれとも帰ってか迷い中ですが、
年内完成を目指してオレ
孤独にも寒さにも負けず…ではでは


南京からアモイへ

2005-12-23 22:24:15 | 佐鳥新の教授&社長日記
今日は朝の便で南国のアモイという場所へ移動。アモイは台湾の対岸にある小さな島だが、電子機器の最先端の製造技術がある場所だ。たとえばデル・コンピュータのパソコン工場も実はアモイにある。私たちの目的は鮮度センサーの電子モジュールの製造を任せられる工場を探すことだった。視察は明日になり、今日は午後から休養することにした。

Leo、Virgoの実験報告(2)

2005-12-23 00:51:13 | 北海道宇宙連合
宮川です
21日の報告に続いて、22日の報告をします。
22日は、10時半出発と言うことで、朝から準備に追われていました。
朝から機体固定、ノイズ除去、などで多少遅れての出発。
車に揺られ、1時間半??くらいで到着、着いてからすぐに地上局の設営、パラシュートの取り付け、通信最終テストなどが行われ、いざ本番!!!!

1回めの実験ではLeoから実験が始まりましたが・・・各センサからの情報を一応受信。  2回目の実験でGPSに問題が発生しました

Virgo、1回目の実験では良好に映像を受信することが出来ました。2回目の実験では、さらに高度を上げてカメラを落下。相変わらず、綺麗な映像を受信できました。  1回目と、2回目の空き時間に映像受信可能距離実験を実施、おそらく400メートル以上(まだ正確な長さを出していない)の距離で受信でました・・・・・

ここでは伝える事が出来ない感動が沢山あった事は間違いない!!!です。

眠いので、ザッと報告はここで終わりますが、今回の実験などで次につながる何かをみんな、得ることが出来たと思います。 カムバックコンペとか・・・・・


最後に・・・皆さん、お疲れさまでした。
それと、今日お世話になった方々、本当にありがとうございました!!!!

完。


Leo、Virgoの実験報告(1)

2005-12-22 23:55:19 | 北海道宇宙連合
電電一年の宮川です。
本日、22日にハイブリッドロケットの飛翔体グループの実験に参加させてもらい、CanSatをラジコンヘリで高度200mから切り離し落下させると言う実験を、赤平の植松電機で行いました。
 
まず、21日の最終調整の模様からお伝えします
21日の主な作業は、パラシュート落下実験、Leoの低温実験・ノイズ除去、GPS実験、Virgo組み立て、アンテナ調整です。
落下実験では、少々トラブルが起こったものの、かなりの完成度でした。
Leoのノイズがあり、西里君がとても頑張っていました

・・・・・・
 

北京での企業との商談

2005-12-21 22:19:00 | 佐鳥新の教授&社長日記
今日は私たちが開発した鮮度センサーに興味を持っている北京の企業を訪問した。今日の話し合いは想定した中ではかなり良い形で契約できた。昼食では中国式の歓迎を受けて美味しい中華料理を御馳走になった。

ところで、この鮮度センサーというのは生鮮食材の鮮度を数値化する装置で、北海道衛星プロジェクトがハイパースペクトルセンサー(人工衛星に搭載する光学センサー)を開発する際の副産物として生まれたスピンオフ技術である。

私たちは新しい宇宙産業の立ち上げ方として、まず最初に宇宙開発のスピンオフ商品による磐石な経済基盤を構築し、その利益の上に衛星開発を乗せる形を基本に考えている。私たちが向かうべき未来の方向性とは、宇宙産業を立ち上げ、3世代先(百年後)まで責任を持って、後の世の人々の為に、宇宙時代を拓くことなのだ。

北京のマルコポーロホテル

2005-12-20 21:07:54 | 佐鳥新の教授&社長日記

午前11時の中国東方航空で成田を発ち、北京には現地時間の午後2時(日本は午後3時)に到着した。タクシーでマルコポーロホテルにチェックインした時には午後3時を少し回っていた。ここは結構立派なホテルで、広い部屋にベッドが2台あり、書斎のようなデスクもあった。
部屋に入った直後にY崎さんから国際電話が入り、私に急ぎの電話があったとの知らせを受けた。直ぐに電話してみると、用件とは、ある方との面会が実現するという素晴らしい知らせであった。