HIT-SATにはアマチュア無線機が搭載してあり、衛星からのテレメトリーデータを世界中のアマチュア無線家に受信して頂いている。HIT-SATからの最初の電波を受信したのは大学関係者ではなく実はフロリダのアマチュア無線家だったのだ。そういう訳で今日は日本アマチュア無線連盟(JARL)北海道支部の方への北海道衛星プロジェクト及びHIT-SATの説明、夕方には衛星からの電波の受信実験など、結構盛り沢山な交流会となった。子供からご年配の方まで多くの方と有意義な交流会が出来たと思う。
どうも加藤です。
いま、超小型人工衛星に搭載可能なサイズの光通信装置の指向制御装置の設計をお手伝いしているのですが・・・。
宇宙用部品というか、真空で使えるような機械部品って、意外と無いものですね・・。
まあ、民生品から選んでいるのですから当たり前なんでしょうけど・・。
やっぱり、グリスがネックになってきますよね。
基本的に給油しないでも使える機械部品って無いですからね。
あるとしたら、本当に特殊な環境下で使えるような仕様のものに限られてしまいます。
どの程度見切りをつけて、部品を選ぶというのも必要なことなのかもしれません。
いま、超小型人工衛星に搭載可能なサイズの光通信装置の指向制御装置の設計をお手伝いしているのですが・・・。
宇宙用部品というか、真空で使えるような機械部品って、意外と無いものですね・・。
まあ、民生品から選んでいるのですから当たり前なんでしょうけど・・。
やっぱり、グリスがネックになってきますよね。
基本的に給油しないでも使える機械部品って無いですからね。
あるとしたら、本当に特殊な環境下で使えるような仕様のものに限られてしまいます。
どの程度見切りをつけて、部品を選ぶというのも必要なことなのかもしれません。
昨夜は全国大学発ベンチャー北海道フォーラムのパネラーの打ち合わせがあり、今日は午後からパネルディスカッションを行った。
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○分科会Ⅲ<モノ作り> (人文社会科学総合教育研究棟1階 W-103)
(座長) 北海道大学創成科学共同研究機構 特任助教授 佐藤 孝一
(パネラー)
北海道衛星 代表取締役社長 佐鳥 新(北海道:北海道工業大学)
GEL-Design 代表取締役社長 附柴 裕之(北海道:北海道大学)
ナノテム 代表取締役 高田 篤(新潟県:長岡技術科学大学)
センサ 代表取締役 松井 和幸(石川県:金沢大学など)
(コメンテーター)
ソニー・ヒューマンキャピタル シニアコンサルタント 田村 新吾
北九州の小倉で宇宙科学技術連合講演会があることから、昨夜から九州に入った。宿は駅と隣接しているステーションホテルにとった。午後のセッションでまず司会をやり、その次のセッションで北海道衛星プロジェクトの短い講演を行った。
私の担当したセッションの最後の講演で鹿児島大学の先生のお話が興味深かったので少し紹介したい。彼は、キューブサットクラスの衛星にKuバンド(13GHz帯)の無線機を搭載し、宇宙空間の沢山ばら撒いて、地上に届くまでの電波の位相のずれから局所的な水蒸気密度を計測し、天気予報に使いたいというユニークな提案をしていた。既に総務省とも周波数調整を進めていて、許可が下りそうだという。また無線機の方も、なんとボランティアで作ってくれる協力者がいて、講演終了後に名刺交換できた。来年から開発を始める宇宙インフラ衛星にも搭載できるかもしれない。楽しみな展開になりそうだ。
私の担当したセッションの最後の講演で鹿児島大学の先生のお話が興味深かったので少し紹介したい。彼は、キューブサットクラスの衛星にKuバンド(13GHz帯)の無線機を搭載し、宇宙空間の沢山ばら撒いて、地上に届くまでの電波の位相のずれから局所的な水蒸気密度を計測し、天気予報に使いたいというユニークな提案をしていた。既に総務省とも周波数調整を進めていて、許可が下りそうだという。また無線機の方も、なんとボランティアで作ってくれる協力者がいて、講演終了後に名刺交換できた。来年から開発を始める宇宙インフラ衛星にも搭載できるかもしれない。楽しみな展開になりそうだ。