■February 12, 2015 by Mike Gruss
米空軍は抗堪性のあるORS オフィスに向けて役割拡大を考えている
U.S. Air Force Considers Expanded Role for Resilient ORS Office
http://spacenews.com/u-s-air-force-considers-expanded-role-for-resilient-ors-office/
■Feb 12, 2015 Amy Butler
米空軍 即応宇宙オフィスは次期SSA, 気象衛星を監督しうる
USAF Operationally Responsive Space Office Could Oversee Next SSA, Weather Sats
http://aviationweek.com/space/usaf-operationally-responsive-space-office-could-oversee-next-ssa-weather-sats
■Updated 2/10/2015 by Staff Sgt. Julius Delos Reyes
米空軍は秘匿通信のMILSATCOM 衛星の大量のテストを実施
Air Force conducts massive protected MILSATCOM test
Airmen with the 4th Space Operations Squadron resolve satellite anomalies from their advanced ground mobile units Jan. 13, 2015, at Schriever Air Force Base, Colo.
The squadron is responsible for command and control of the Milstar/Advanced Extremely High Frequency satellite constellation.
The Air Force concluded a six-month rigorous and complex multiservice operational test and evaluation of its AEHF system in January. (U.S. Air Force photo/Staff Sgt. Julius Delos Reyes)
http://www.afspc.af.mil/news1/story.asp?id=123438792
■February 10, 2015 by Peter B. de Selding
Google のSpaceX への投資は$900M に
Google SpaceX Investment is $900 Million
http://spacenews.com/google-spacex-investment-is-900-million/
■2015 年2 月9 日更新 <即応衛星元年へ>(1)
複数衛星を同時に使い対象地点観測
[日本] 新「宇宙基本計画」に盛込む [米国] 6日で衛星機能の復旧OK
「衛星の機能が停止した!代替衛星を5日以内に打上げよ!」――。
宇宙ごみ衝突や衛星破壊兵器で既存宇宙システムが失われた場合、国民生活だけでなく安全保障面でも重大な影響が出る。これに対処するのが「即応衛星」だ。米では6日で機能を復旧させるシステムを開発中。
日本でも新「宇宙基本計画」に即応型の小型衛星等の導入に関する検討が盛込まれ、2015年は我が国でも「即応衛星元年」と
なるかもしれない。
内閣府宇宙政策委員会で基本政策部会長を務める中須賀真一東大教授は昨年11月、技本シンポで「即応型小型衛星」について語った。「宇宙利用は従来の米・ロ・欧を軸としたものから、中国、ブラジル、インドなどが加わり、パワーバランスが変化してい
る」と指摘し、「今後はスペースデブリ(宇宙ごみ)や衛星破壊兵器による衛星の機能停止にも備えておかねばならない」と述べた。
日本で求められる即応衛星は自然災害や安全保障が対象で、(1)必要な時に迅速に打上げられる(2)観測したい場所だけを低高度で観測できる(3)短期間で役割を終える――機能が求められるという。重量100kg程度の小型・低コストの衛星ながら、高度は200kmと低く、分解能は大型衛星に匹敵する40㎝が目標だ。
小型のためJAXAのイプシロンロケットに3機が搭載でき、フォーメーション・フライト(編隊飛行)をさせれば詳細なデータが得られ、合成すれば3D画像化も可。「現在は調査研究中だが、今後はしっかりとした開発計画に転換していきたい」と中須賀教授。
「小型でもフォーメーション・フライトや他の衛星と組合せより大きな能力が発揮できる」と語った。
http://www.asagumo-news.com/homepage/htdocs/news/newsflash/201502/150209/15020901.html
■<即応衛星元年へ>(2)
「つなげば使える衛星」モジュール化で対応
6デイ・スペースクラフト
米国の即応衛星は「レスポンシブ・スペース」もしくは「6デイ・スペースクラフト」と呼ばれる。6日間で失われた衛星の機能を回復できるからだ。同システムでは代替衛星とロケットを2日以内に用意し、5日以内に打ち上げ、6日目から運用を開始する。
これを実現するのが各機器のモジュール化だ。可視、レーダー、赤外線など観測センサーをはじめ、各部品をすべてモジュール化して事前に用意しておき、その時の所要に応じて衛星を組み上げ、最後にソフトをインストールして完成だ。まさに「プラグ&プレイ(つなげば使える)衛星」だ。
その代表的な即応衛星が米軍の「TacSat(タックサット)」シリーズだ。重量は500キロ(できれば200キロ)以下で、小型ながら高い偵察能力を持つ。ただし低軌道に乗せられるため大気との摩擦が大きく、寿命は短い。このため米国では量産化による低価格化を目指している。
http://www.asagumo-news.com/homepage/htdocs/news/newsflash/201502/150209/15020902.html
■<即応衛星元年へ>(5)
衛星の観測データは潜水艦探知にも有効
昨年の技本シンポのパネルディスカッションでは、「日本の宇宙利用」について議論が展開された。
技本の黒沢正樹電子装備研究所長は「衛星に複合センサーを搭載することで多目的に利用できる」と指摘。組み合わせは「中赤外線と遠赤外線」「レーダーと赤外線」「可視光と赤外線と電波画像」などを挙げた。JAXAが近く打ち上げる衛星には同研究所で開発された「2波長赤外線センサー」が搭載されるという。
JAXAの山本静夫第1衛星利用ミッション本部長は「2波長赤外線センサーと可視センサーを組み合わせれば昼夜問わず地上観測が行える。得られた海水温データなどは漁業などにも役立つだろう」と述べた。
海洋研究開発機構(JAMSTEC)の磯芳男海洋工学センター長は「気象変動を観測する上で赤外線の役割が期待される。北極海の海氷観測などには特に有効」とし、北極海航路の活用にも大きく関係してくると指摘した。
技本の小口芳生先進技術推進センター所長は「艦船の追尾にも衛星は有用」と語り、「潜水艦のシュノーケル・マストがつくる海面の波も探知できるかもしれない。海洋データと組み合わせれば潜水艦の早期探知が可能となる」と述べた。
http://www.asagumo-news.com/homepage/htdocs/news/newsflash/201502/150209/15020905.html
■Iran launches first satellite since 2012
イラン, 2012 年以来初の観測衛星を打上げ
http://www.spacedaily.com/reports/Iran_launches_first_satellite_since_2012_999.html
■誤差「160億年に1秒」…世界最高精度の時計
誤差が160億年に1秒しか出ない世界最高精度の時計を作ったと、香取秀俊・東大教授らの研究チームが、9日付専門誌「ネイチャー・フォトニクス」に発表する。香取教授らは、2001年に「光格子時計」と呼ぶ特殊な時計を考案し、改良を重ねていた。
香取教授らは、セシウム原子より小刻みに時間を計れるストロンチウム原子を利用。2台の光格子時計を組合せ、大幅精度向上を達成した。この精度では、138億年前の宇宙誕生から計り続けたとしても、0・8秒しかずれない。香取教授らの光格子時計は、既に次世代標準時計の候補の一つになっている。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20150209-OYT1T50124.html?from=ytop_ylist