飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

今日のニュース150221

2015-02-21 20:19:34 | 佐鳥新の教授&社長日記

■東大宇宙線研究所など、4月18日にマルチバース宇宙論などの講演会

東京大学宇宙線研究所、東大カブリ数物連携宇宙研究機構は4月18日13時半から千葉県柏市のアミュゼ柏で、講演会「宇宙を読み解く」を開く。演題は「マルチバース宇宙論~最新物理理論の語る宇宙の始まり、終わり、そして外側」(野村泰紀カリフォルニア大学バークレー校教授)、「アインシュタインからの最後の宿題~重力波をつかまえろ!」(三代木伸二東大宇宙線研究所准教授)。参加無料(事前の申し込みが必要)。定員400人。問い合わせは同研究所広報担当(04・7136・5148)へ。

 

■無人攻撃機ドローン、その秘密の開発史とは?

1970年代にイスラエルで生まれ、90年代のボスニア戦争でその姿をあらわし、2000年代に入ってパキスタン、イエメン、アフガニスタンなどで、アルカイダの指導者やイスラム過激派の幹部を次々に、搭載するヘルファイアミサイルで暗殺するまでに進化した「ドローン」の秘密の開発史が出版され、話題を呼んでいる。

米国で昨年出版され、日本でも2月21日(土)に発売になった無人暗殺機 ドローンの誕生(リチャード・ウィッテル著 赤根洋子訳 文藝春秋刊)がそれだ。
本稿は、元外務省主任分析官の佐藤優氏が当該書によせた解説全文。インテリジェンス時代のイスラエルの友人から、イスラエル製ドローンの代理店にならないかと持ちかけられたこともあるという佐藤氏。同氏の分析によると、ドローンの進化はやがて中国の空母戦略を無力化する可能性があるという。(編集部)

http://toyokeizai.net/articles/-/60803

http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4163902198/toyokeizaia-22/ (アマゾン)

 

■(WSJ)米農業大手、サイバーセキュリティー強化 作業のハイテク化受け

【アーリントン(米バージニア州)】農業会社がサイバー攻撃に対する防御を強化している。業界幹部によると、同セクターを標的にした攻撃は増加している。

 除草剤・農業バイオ技術大手のモンサントや農機大手ディアなど各社は、農業ビジネスでデータ処理化が進むなか、サイバーセキュリティーへの投資を加速している、と幹部らが19日の業界イベントで明らかにした。米国では広大な農地一体で衛星誘導のトラクターやアルゴリズムを使用した植栽が普及している。

 種子や化学薬品会社は随分前から自前の技術を特許やセキュリティー対策を通じて防御してきた。しかし、ここ数年でハイテク化したコンバインや他の農機具を通じて収集されるさまざまな農業データが増加し、業界がハッカー攻撃のターゲットになるとの警戒感が高まっている。(続く・・・)

http://jp.wsj.com/articles/SB11096553489394754382504580473053609316816?mod=WSJJP_hp_bottom_3_3_bucket_2_left

 

■(CNN)写真特集:アフリカの高地の養殖魚、日本に輸出

大阪、京都、東京のスーパーマーケットには、アフリカ南部の内陸の国レソトの標高2200メートルの高地で養殖されたマスが並ぶ。養殖の現場をCNNが取材した

http://www.cnn.co.jp/photo/35058556.html?tag=top;topPhotos

 


宇宙関連情報150220

2015-02-20 22:45:36 | 佐鳥新の教授&社長日記

■February 12, 2015 by Mike Gruss

米空軍は抗堪性のあるORS オフィスに向けて役割拡大を考えている

U.S. Air Force Considers Expanded Role for Resilient ORS Office

http://spacenews.com/u-s-air-force-considers-expanded-role-for-resilient-ors-office/

 

■Feb 12, 2015 Amy Butler

米空軍 即応宇宙オフィスは次期SSA, 気象衛星を監督しうる

USAF Operationally Responsive Space Office Could Oversee Next SSA, Weather Sats

http://aviationweek.com/space/usaf-operationally-responsive-space-office-could-oversee-next-ssa-weather-sats

 

■Updated 2/10/2015 by Staff Sgt. Julius Delos Reyes

米空軍は秘匿通信のMILSATCOM 衛星の大量のテストを実施

Air Force conducts massive protected MILSATCOM test

Airmen with the 4th Space Operations Squadron resolve satellite anomalies from their advanced ground mobile units Jan. 13, 2015, at Schriever Air Force Base, Colo.

The squadron is responsible for command and control of the Milstar/Advanced Extremely High Frequency satellite constellation.

The Air Force concluded a six-month rigorous and complex multiservice operational test and evaluation of its AEHF system in January. (U.S. Air Force photo/Staff Sgt. Julius Delos Reyes)

http://www.afspc.af.mil/news1/story.asp?id=123438792 

 

■February 10, 2015 by Peter B. de Selding

Google のSpaceX への投資は$900M に 

Google SpaceX Investment is $900 Million

http://spacenews.com/google-spacex-investment-is-900-million/

 

■2015 年2 月9 日更新 <即応衛星元年へ>(1)
複数衛星を同時に使い対象地点観測
[日本] 新「宇宙基本計画」に盛込む [米国] 6日で衛星機能の復旧OK

「衛星の機能が停止した!代替衛星を5日以内に打上げよ!」――。
宇宙ごみ衝突や衛星破壊兵器で既存宇宙システムが失われた場合、国民生活だけでなく安全保障面でも重大な影響が出る。これに対処するのが「即応衛星」だ。米では6日で機能を復旧させるシステムを開発中。

日本でも新「宇宙基本計画」に即応型の小型衛星等の導入に関する検討が盛込まれ、2015年は我が国でも「即応衛星元年」と
なるかもしれない。

内閣府宇宙政策委員会で基本政策部会長を務める中須賀真一東大教授は昨年11月、技本シンポで「即応型小型衛星」について語った。「宇宙利用は従来の米・ロ・欧を軸としたものから、中国、ブラジル、インドなどが加わり、パワーバランスが変化してい
る」と指摘し、「今後はスペースデブリ(宇宙ごみ)や衛星破壊兵器による衛星の機能停止にも備えておかねばならない」と述べた。

日本で求められる即応衛星は自然災害や安全保障が対象で、(1)必要な時に迅速に打上げられる(2)観測したい場所だけを低高度で観測できる(3)短期間で役割を終える――機能が求められるという。重量100kg程度の小型・低コストの衛星ながら、高度は200kmと低く、分解能は大型衛星に匹敵する40㎝が目標だ。

小型のためJAXAのイプシロンロケットに3機が搭載でき、フォーメーション・フライト(編隊飛行)をさせれば詳細なデータが得られ、合成すれば3D画像化も可。「現在は調査研究中だが、今後はしっかりとした開発計画に転換していきたい」と中須賀教授。

「小型でもフォーメーション・フライトや他の衛星と組合せより大きな能力が発揮できる」と語った。

http://www.asagumo-news.com/homepage/htdocs/news/newsflash/201502/150209/15020901.html

 

■<即応衛星元年へ>(2)
「つなげば使える衛星」モジュール化で対応
6デイ・スペースクラフト

米国の即応衛星は「レスポンシブ・スペース」もしくは「6デイ・スペースクラフト」と呼ばれる。6日間で失われた衛星の機能を回復できるからだ。同システムでは代替衛星とロケットを2日以内に用意し、5日以内に打ち上げ、6日目から運用を開始する。

これを実現するのが各機器のモジュール化だ。可視、レーダー、赤外線など観測センサーをはじめ、各部品をすべてモジュール化して事前に用意しておき、その時の所要に応じて衛星を組み上げ、最後にソフトをインストールして完成だ。まさに「プラグ&プレイ(つなげば使える)衛星」だ。

その代表的な即応衛星が米軍の「TacSat(タックサット)」シリーズだ。重量は500キロ(できれば200キロ)以下で、小型ながら高い偵察能力を持つ。ただし低軌道に乗せられるため大気との摩擦が大きく、寿命は短い。このため米国では量産化による低価格化を目指している。

http://www.asagumo-news.com/homepage/htdocs/news/newsflash/201502/150209/15020902.html

 

■<即応衛星元年へ>(5)
衛星の観測データは潜水艦探知にも有効

昨年の技本シンポのパネルディスカッションでは、「日本の宇宙利用」について議論が展開された。

技本の黒沢正樹電子装備研究所長は「衛星に複合センサーを搭載することで多目的に利用できる」と指摘。組み合わせは「中赤外線と遠赤外線」「レーダーと赤外線」「可視光と赤外線と電波画像」などを挙げた。JAXAが近く打ち上げる衛星には同研究所で開発された「2波長赤外線センサー」が搭載されるという。

JAXAの山本静夫第1衛星利用ミッション本部長は「2波長赤外線センサーと可視センサーを組み合わせれば昼夜問わず地上観測が行える。得られた海水温データなどは漁業などにも役立つだろう」と述べた。

海洋研究開発機構(JAMSTEC)の磯芳男海洋工学センター長は「気象変動を観測する上で赤外線の役割が期待される。北極海の海氷観測などには特に有効」とし、北極海航路の活用にも大きく関係してくると指摘した。

技本の小口芳生先進技術推進センター所長は「艦船の追尾にも衛星は有用」と語り、「潜水艦のシュノーケル・マストがつくる海面の波も探知できるかもしれない。海洋データと組み合わせれば潜水艦の早期探知が可能となる」と述べた。

http://www.asagumo-news.com/homepage/htdocs/news/newsflash/201502/150209/15020905.html

 

■Iran launches first satellite since 2012
イラン, 2012 年以来初の観測衛星を打上げ

http://www.spacedaily.com/reports/Iran_launches_first_satellite_since_2012_999.html

 

■誤差「160億年に1秒」…世界最高精度の時計

誤差が160億年に1秒しか出ない世界最高精度の時計を作ったと、香取秀俊・東大教授らの研究チームが、9日付専門誌「ネイチャー・フォトニクス」に発表する。香取教授らは、2001年に「光格子時計」と呼ぶ特殊な時計を考案し、改良を重ねていた。

香取教授らは、セシウム原子より小刻みに時間を計れるストロンチウム原子を利用。2台の光格子時計を組合せ、大幅精度向上を達成した。この精度では、138億年前の宇宙誕生から計り続けたとしても、0・8秒しかずれない。香取教授らの光格子時計は、既に次世代標準時計の候補の一つになっている。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20150209-OYT1T50124.html?from=ytop_ylist

 


北海道衛星プロジェクトの最新情報

2015-02-20 01:18:35 | 佐鳥新の教授&社長日記

北海道衛星プロジェクトの最新情報をHPにアップしました。

 

1.背景と目的

http://www.hokkaido-sat.co.jp/background-intent.html

2.必要性

 農業リモートセンシングの現状と課題

 農業リモートセンシングにおけるハイパースペクトルの必要性

 人工衛星‐地上計測の連携システムの必要性

 イノベーションの必要性

http://www.hokkaido-sat.co.jp/necessity.html

3.経済効果

http://www.hokkaido-sat.co.jp/economic-effect.html

4.委員会の設置

http://www.hokkaido-sat.co.jp/committee.html

5.これまでの取り組み

 圃場の定点観測‐ハイパースペクトルカメラ

 超小型衛星及び搭載センサーの開発

http://www.hokkaido-sat.co.jp/hokkadio-sat-pj-effort.html

6.プロジェクトの歴史

http://www.hokkaido-sat.co.jp/hokkadio-sat-pj-history.html

 


今日のニュース150216

2015-02-16 03:04:21 | 佐鳥新の教授&社長日記

■大気圏再突入の無人機帰還 欧州宇宙機関、打ち上げ成功

欧州宇宙機関(ESA)は11日、南米の仏領ギアナにある打ち上げ施設から、大気圏再突入の試験を行う無人実験機「IXV」を打ち上げた。IXVは、約1時間40分後に太平洋上への着水に成功した。IXVは、乗用車ほどの大きさで重さは2トン。翼は持たないが、流線形の独特の形状で滑空できる。米スペースシャトルのような宇宙と地上を往復できる無人機の開発につなげる狙いがある。

http://www.asahi.com/articles/ASH2C4WRMH2CUHBI00Z.html

http://www.spaceref.co.jp/

 

■米ロケット、海に「軟着陸」 再利用のための着地実験

宇宙開発企業スペースXは11日、米フロリダ州から太陽風観測衛星を打ち上げた「ファルコン9」ロケットを、大西洋上に浮かべたはしけ船に着地させる試験をした。悪天候のためはしけ船は現場から離れたが、ロケットはほぼ予定通りの場所に垂直に「軟着陸」したという。同社のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はツイッターで「嵐がなかったらうまく着地できた可能性が高い」と述べた。衛星の打ち上げは成功した。

http://www.asahi.com/articles/ASH2D3C8XH2DULBJ002.html

 

■初めてとらえられた連星系の誕生現場

チューリッヒ工科大学のJaime Pinedaさん率いる研究チームが、VLA(超大型干渉電波望遠鏡)を使った観測で電波放射地図を作成していたところ、ペルセウス座の方向約800光年彼方のガス雲「バーナード5」で網の目状のガスが断片化しているのを発見した。それぞれのガスの塊から新たな星が形成される、連星系の誕生現場だったのだ。

http://www.astroarts.co.jp/news/2015/02/13barnard5/index-j.shtml

 

■「宇宙の天気」観測へ、米衛星「DSCOVR」打ち上げ成功

【AFP=時事】(一部更新)米空軍と米航空宇宙局(NASA)、米海洋大気局(NOAA)が3億4000万ドル(約400億円)をかけて共同開発した宇宙気象観測衛星「Deep Space Climate Observatory(DSCOVR)」が11日、米宇宙開発企業スペースX(SpaceX)の「ファルコン9(Falcon 9)」ロケットでの打ち上げに成功した。人類に危険を及ぼしかねない太陽活動や磁気嵐を観測する任務を負っている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150212-00000025-jij_afp-sctch

 


今日のニュース150211

2015-02-11 21:20:38 | 佐鳥新の教授&社長日記

■宇宙空間に浮かぶ「スマイル」、ハッブル望遠鏡が撮影

(CNN) 宇宙空間に浮かび上がった笑顔の顔文字――。米航空宇宙局(NASA)のハッブル宇宙望遠鏡がとらえた写真の中から、そんな風に見える1枚が見つかった。

黄色く光る2つの目と、口元や輪郭を描く曲線で構成された顔文字のように見えるのは、「SDSS J1038+4849」と呼ばれる銀河団。

2つの目のように見えるのはそれぞれ遠く離れた銀河。曲線を描く口元は、銀河団の間に強い重力がはたらいて周辺の時間や空間がゆがむ「重力レンズ効果」によって形成されている。

顔の輪郭の部分は、アインシュタインの一般相対性理論で説明される「アインシュタイン・リング」という現象でできたものだという。

http://www.cnn.co.jp/fringe/35060260.html?tag=top;subStory

 

■キヤノン、監視カメラメーカー世界最大手を買収

キヤノンは13年1月に監視カメラの専門部署を設け、14年にはデンマークの監視カメラのシステム会社を買収するなどの取り組みを進めていた。キヤノンの光学技術と、アクシス社の複数のカメラをネットワークで結ぶ映像処理技術の連携を進め、4~5年後には監視カメラ事業で売上高1000億円を目指す。

キヤノンによると、監視カメラは街頭や店舗での防犯目的にとどまらず、工場で製造ラインのチェックに使われるなど使い道が拡大しており、世界市場は年平均約20%伸びているという。

http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150211-OYT1T50074.html?from=ytop_ylist

 

■ハッブルが撮影、3衛星の木星面同時通過

1月24日7時ごろ(世界時、以下同)、このガリレオ衛星のうち3つが同時に木星面と重なるという珍しい現象が起こり、ハッブル宇宙望遠鏡がそのようすをとらえた。画像は6時28分にイオとカリストが木星面上に位置するようすと、7時10分にイオが木星面の西縁へと通過し切る前に東縁からエウロパが通過を始めるようすだ。

http://www.astroarts.co.jp/news/2015/02/10jupiter/index-j.shtml

 


今日のニュース150209

2015-02-09 19:42:17 | 佐鳥新の教授&社長日記

■宇宙は誕生5.5億年後に再電離 従来の説より1億年遅く

欧州の天文衛星「プランク」の観測により、宇宙の再電離が起こったのは宇宙誕生から5.5億年後であることがわかった。これまで考えられていたよりも1億年遅い時期となる。

生まれたばかりの宇宙は電子や陽子やニュートリノが密集して飛び交う高温のスープのような場所だったが、誕生から38万年後、宇宙が膨張して冷えるにしたがって電子と陽子が結びつき中性水素が作られた。空間を通り抜けられるようになった「宇宙最初の光」が放たれ、これが現在の空に広がる「宇宙マイクロ波背景放射」(CMB)として観測されている。

欧州の天文衛星「プランク」による観測から、このCMBに刻まれた原始宇宙のさまざまな出来事が明らかにされている。その1つとして今回、宇宙の再電離と呼ばれる現象が宇宙誕生から5.5億年後に起こっていたことがわかった。宇宙で最初の星々の光によって中性ガスが電離され、自由になった電子がCMBのもととなる光とぶつかった痕跡が、CMBの偏光(光の振動の向きが揃うこと)パターンとして見つかったのだ。

http://www.astroarts.co.jp/news/2015/02/09reionization/index-j.shtml

 

■ファルコン9ロケット、再びの回収試験へ 2月9日朝打ち上げ

スペースX社は2月9日、地球と宇宙天気を観測する衛星DSCOVRを載せたファルコン9ロケットの打ち上げに合わせ、ロケットの第1段機体を船の上に着地させて回収する試験に再度挑戦する。ロケットの打ち上げ作業は順調に進められており、また前回の試験で破損した船の修理も完了し、準備は着々と整いつつある。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150208-00010000-sorae_jp-sctch

 

■現代版ノアの方舟「冷凍動物園」設置へ

希少動物の生殖細胞を凍結し、絶滅から救う「冷凍動物園」が2015年度にも、仙台市八木山動物公園(太白区)内に設置されることが7日、分かった。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20150208-OYT1T50085.html?from=ytop_ylist

 

■今年の宇宙開発に3740億ウォン投資…韓国型ロケット開発に2555億ウォン

今年、宇宙開発事業に合計3740億ウォン(約400億円)が投資される。2020年を目標に開発中の韓国型ロケット事業に最も多い2555億ウォンが配分された。しかしこのロケットで打ち上げる無人月軌道・着陸船の開発は昨年末の国会で予算が削減され、今年の事業計画に含まれなかった。韓国航空宇宙研究院は機関の事業予算として月探査先行研究を続ける計画だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150209-00000014-cnippou-kr

 


今日のニュース150205

2015-02-05 19:54:02 | 佐鳥新の教授&社長日記

■ Googleの宇宙開発コンテスト、日本のHAKUTOチームが中間賞を獲得

米XPRIZE財団は現地時間2015年1月26日、米Googleがスポンサーを務める宇宙開発コンテスト「Google Lunar XPRIZE」における中間賞「Milestone Prize」の受賞チームを発表した。日本から参加している「HAKUTO(ハクト)」チームを含めて5チームが選ばれ、合計525万ドルが贈られる。HAKUTOは、賞金50万ドルのMobility(走行)部門で受賞した。

http://www.spaceref.co.jp/

 

■H2Aの28号機、3月26日打ち上げ 種子島から

宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は3日、情報収集衛星を載せたH2Aロケット28号機を、3月26日、鹿児島県種子島宇宙センターから打ち上げると発表した。情報収集衛星のうち、写真を撮影する光学衛星の5号機を搭載する。

http://www.asahi.com/articles/ASH2351V8H23ULBJ00G.html

 

■最接近まであと半年 「ニューホライズンズ」がとらえた冥王星

2006年に打ち上げられたNASAの探査機「ニューホライズンズ」が、目標天体である冥王星を今年初めて撮影した。1月下旬におよそ2億km離れた距離からとらえられた冥王星(直径約2300km)と衛星カロンは、「ただの点」からじょじょにその姿形を大きく見せはじめている。

http://www.astroarts.co.jp/news/2015/02/05pluto/index-j.shtml

 

■ハッブルがとらえた衝突銀河NGC 7714

ハッブル宇宙望遠鏡が、1億光年彼方の銀河NGC 7714をとらえた。他の銀河とのニアミスで変形し、明るく重い星々が爆発的な勢いで生み出されている。

http://www.astroarts.co.jp/news/2015/01/30ngc7714/index-j.shtml

 

■小惑星探査機「はやぶさ2」は極めて順調 - JAXA記者会見から現状を徹底解説

打ち上げ後、順調に航海を続ける「はやぶさ2」
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は1月28日、小惑星探査機「はやぶさ2」に関する記者会見を開催、これまでの運用状況について説明した。現在、探査機の状態は正常。4台のイオンエンジンの稼働を確認したほか、日本の探査機としては初となるKaバンド通信にも成功した。今後1カ月で残りの初期チェックを行い、定常運用に移行する計画だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150204-00000066-mycomj-sci

 


「北の起業家表彰」 特別賞を受賞しました

2015-02-03 20:35:59 | 佐鳥新の教授&社長日記

1月30日に札幌のパークホテルで「北の起業家表彰」があり、北海道衛星株式会社が特別賞を受賞しました。

過去に特別賞を受賞した企業は、北海道国際航空株式会社(平成11年,エア・ドゥーで有名)、株式会社クリエイティブオフィスキュー(平成16年,大泉洋さんをプロデュースしたことで有名)などです。

今回の受賞理由は、大学発ベンチャーとしての成功です。つまり、北海道衛星株式会社が国内で初めて製品化した「ハイパースペクトルカメラ」が製品化され、事業として成功したということ高く評価して頂きました。

「ハイパースペクトルカメラ」という用語は、私が2003年ごろに宇宙技術であるハイパースペクトルセンサー技術を社会に啓蒙する目的で作った名称です。この「ハイパースペクトルカメラ」が2015年の「北のブランド」に認定されました。今ではいろいろな会社のHPでこの名称を私に許可無く勝手に使われているようですね。 

これからは、私たちは、ハイパースペクトル技術を実社会で幅広く使っていただけるようお手伝いしたいと思います。