鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

「いつもどおり」に思いを込めて、今年もよろしくお願いします。

2014-01-01 23:09:04 | 日記
あけましておめでとうございます。
旧年中はいろいろとお世話になりました。今年もよろしくお願いいたします。

昨日の大晦日 午後10時過ぎ、一年最後のブログをアップした後から年明けを迎えた頃にかけて、数々の「おつかれさま」コールや「おめでとう」メール等をいただきましたこと、ここに御礼申しあげます。

そして…

年が明け、新年最初のワタシのお仕事といえば、毎年毎年カーボンコピーのようにお雑煮にいただくお餅を焼くことから始まります。

この冬、工房で使っている石油ストーブをリビングに持ち込むのは本日が初めて。赤々と燃える石油ストーブでお餅を焼くワタシを見るチー坊は、なんとも興味津々の様子がありあり…。一歩一歩、注意深くストーブに近寄り、最後には赤い炎にべったりと「横付け」になってしまいます。お餅を焼くワタシの傍ら、ストーブの炎で背中を暖めるチー坊の姿を見て、「コラッ、チー坊。背中が焦げちゃうよ!」と叱る同居人さんの声が響きます。これまた、いつもの元日の風景…。

三が日の朝食は、ウチの二階に棲息しているワタシの母とともに。母とワタシの同居人さん合作のおせち料理を愛でながら、各人各様、子ども時代のお正月模様などを語り合いつつ、あらためて「今年もよろしく…」と挨拶し合うことも、これまたいつもの元日風景。

母の「お重の特別なしつらえはしないからね」との意向により、テーブルの上はごくありふれたおせちが並びます。ただし、雲丹、いくら、コハダ、数の子…等が盛り付けられた小皿は、「倉田流」というか、「母流」というかその源は不明ですが、母なりにチカラを込めて盛り付けてきます。

そして、「このお皿は忠右衛門、このお猪口は今右衛門…」などと講釈を披露するワタシもまた、いつもどおりの元日なり…。

頃合いをみて、毎年の例にならってご近所の佐助稲荷へ初詣に向かう道すがら、顔なじみの宅急便のお兄さんと顔を見合わせ、お互いに「おめでとうございます」とニッコリ笑顔。

「いつもいつも、ありがとうございます。そして元日からお仕事、いつも以上におつかれさまです!」との言葉をかけると、満面の笑みで返してくれた宅急便のお兄さん。今年もよろしくお願いします。

ワタシにとって年に一度の定休日たる元日は、お年始詣りの「特異日」でもあります。この日はサッカー・天皇杯決勝ということで、訪問したお宅でも、なかば強制的に「サッカー中継観たいです、よろしくお願いいたします」となることも、お決まりの元日風景。

ワタシのご贔屓チームである横浜マリノスが優勝の栄誉に輝いたのですが、その結果以上に、間もなくその姿を消す国立競技場の雄姿が気になって気になって。
 

今から約50年ほど前に開催された東京オリンピックのメインスタジアムとして建設されたこの歴史的遺産を簡単に壊してよいものなのか…。新年早々というか、従前からというか、「この国のやることは、よくわからない…」という、別角度からの「いつもいつも」の疑問もチラリ…の元日の午後でもありました。

蛇足ながら、今年も三が日の「鎌倉交通情報」を。この三が日、鎌倉付近はクルマでの流入が午後5時までシャットアウトされます。
     
住人は「通行手形」にてかろうじて近郊との行き交いが可能。ワタシの愛車・メガーヌのカーナビでも、市内に入る主要道路はいずれも「通行止め」のマークがびっしりと表示されています。

以前、東京に住むワタシの友人がこの「通行止め」を知らずに朝からクルマを飛ばして来て北鎌倉辺りでストップの憂き目に遭い、泣く泣く帰京したという悲しい出来事がありました。明日、明後日、クルマでお越しの際には道路規制には十分に注意して戴きますようお願いいたします。最悪の場合、ワタシがお迎えに上がりますので、遠慮なくご連絡ください。この三が日、いつもいつも待機しています。

そして今…。

日がすっかり落ちてから、玄関先の「おはらいさん」も新たに模様替えを済ませて。


リビングで一人、日本酒なんぞをチビリチビリと飲りながら、届いた賀状にあらためて目を通すひと時。これもまた、いつもの元日の夜の習い。

年の始めの気良き夜、「いつもどおり」のありがたさ




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする