マタイの福音書28:12-13
『そこで、祭司長たちは民の長老たちとともに集まって協議し、兵士たちに多額の金を与えて、
こう言った。「『夜、私たちが眠っている間に、弟子たちがやって来て、イエスを盗んで行った』と言うのだ。』
皆さんの目には、ここに出てくる者たちの姿がどのように見えますか?
イエスに罪をかぶせて十字架につけた宗教指導者たちは、イエスが復活した知らせを番兵たちから聞いて戸惑いました。
しかし彼らは自分たちの罪を悔い改めるどころか、さらに邪悪な陰謀を企てました。
番兵たちを金で買収して、まるで弟子たちがイエスの死体を盗んだかのように噂を広げるようにしました。
自分の不義と罪を隠ぺいしようとする人は、さらに他の不義と罪を必ず犯すことになります。
イエスを十字架につけるために、弟子であったユダをお金で買収した彼らは、次は番兵たちをお金で買収することで、宗教指導者たちは自分たちの中にある邪悪さをもみ消そうとする世のやり方を用いました。
神のものを、罪を犯す手段にしました。
何と恐ろしいことでしょうか。
神の目にはその悪事がすべて見えていました。
彼らからお金をもらった兵士たちは彼らをどう見たでしょうか?
【関連聖句】
第1テモテ6:10
『金銭を愛することが、あらゆる悪の根だからです。ある人たちは、金を追い求めたために、信仰から迷い出て、非常な苦痛をもって自分を刺し通しました。』
【聖書通読】
-楽しい交わり-
- 雅歌1:1-7
- 雅歌2:1-7
《 3分バイブルボイス 》