ホセア書1:2-3
『主がホセアに語り始められたとき、主はホセアに仰せられた。「行って、姦淫の女をめとり、姦淫の子らを引き取れ。この国は主を見捨てて、はなはだしい淫行にふけっているからだ。」
そこで彼は行って、ディブライムの娘ゴメルをめとった。彼女はみごもって、彼に男の子を産んだ。』
神は時々不思議なことをなさる方です。
神はホセアを預言者として立てたのに、ホセアに姦淫の女ゴメルと結婚するように命じました。
姦淫の女は石で殺さないといけない律法のことばがあるのに、神は律法に反することを命じました。
預言者として神のことばを伝える人間に一番ふさわしくない妻であるのに、敢えて神は命じました。
人間的には悲劇です。
納得出来ないことですが、ホセアは素直に命令に従順して、ゴメルを妻として迎えただけではなく、彼女が夫を裏切り、ほかの男と姦淫を行った後も再び彼女を連れ戻し、妻の地位を回復させました。
徹底的に従いました。
自分を裏切った妻を愛する行為は、人間を愛し、彼らを贖うために自ら十字架の苦しみを受け入れた聖なる御子イエス・キリストの愛を現しています。
無条件の愛、忍耐、赦し、回復は私たちに対する一方的な主の愛です。
【関連聖句】
第1ペテロ4:8
『何よりもまず、互いに熱心に愛し合いなさい。愛は多くの罪をおおうからです。』
【聖書通読】
-ユダの転覆-
- エレミヤ書52:1-34
《 3分バイブルボイス 》