居酒屋には縁遠い日々を送っているが、気分転換に、しばらく前のことを。
立ち飲みもできる店で「コーヒー泡盛」というメニューがあり、当然ながら、焼酎にコーヒー豆を漬け込んで抽出する「コーヒー焼酎」系のものだろうと思って注文してみた。1984年秋に吉祥寺で野外劇をやったとき、暗黒舞踏関係の知人がそういうものを作ってボトルごと差し入れしてくれたのが、懐かしい思い出だ。それ以来、そういうものも好きだし、今年三月にはマティーニプレッソとの出会いもあった。
ところがこの「コーヒー泡盛」は、泡盛原液の入ったジョッキに、ブラックの缶コーヒーが付いてきた。泡盛にコーヒーを入れるということである。まったく看板に偽りがない。コーヒー豆が漬け込んであると想像したのは私の勝手な妄想であるにすぎなかった。
どうだったかというと、泡盛に、ブラックの缶コーヒーが注がれたもの、という、まさに、そのような、「コーヒー泡盛」であった。
マティーニプレッソのこと
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https://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/20e73e3103a223c246986f319ea1f5b0
第五福竜丸のリアル、は、どこにあるか。
この写真はホンモノだ。
マグロ延縄（はえなわ）漁がおこなわれている。
じつに過酷で、時間と手間がかかる仕事だ。
まさに「第五福竜丸」時代の写真。
ただ、もともとこの船は、一九四七年、和歌山県古座、現在の串本町で、カツオ漁船「第七事代丸」として建造されている。
マグロ延縄漁船に改造されて、「第五福竜丸」となったのである。
「ビキニ事件」後は、政府が買い上げ、放射能の減少を観察した後、当時の東京水産大学の練習船「はやぶさ丸」として再建され、一九六七年に退役、廃船処分となった。
その後、解体業者に払い下げられ、船体はゴミの処分場であった埋立地「夢の島」に放置された。
これを知った市民のあいだから保存のうごきがおこり、「沈めてよいか第五福竜丸」の新聞への投書や原水爆禁止運動など全国で取り組みが進められた。
そして一九七六年六月、東京都立第五福竜丸展示館が、開館したのである。
『わが友、第五福竜丸』Webサイトはこちらです。
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第五福竜丸のことを劇にするということが、できるのかどうか。
とにかく、始まっている。
写真は本当の、第五福竜丸のものです。
『わが友、第五福竜丸』Webサイトはこちらです。
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燐光群創立40周年記念公演 第２弾 『わが友、第五福竜丸』 東京公演チラシ できました。
表も裏も、絵を描いてくださったのは、尾瀬あきらさん。
『夏子の酒』以来の、憧れの人です。
燐光群創立40周年記念公演 第２弾 『わが友、第五福竜丸』 東京公演チラシ できました。
絵を描いてくださったのは、尾瀬あきらさんです。
まず、表から。
一ヶ月が早い。
ちょうど一ヶ月前、大森さんの仕掛けた岡山・旭川中洲の盆踊り。
北海道出身のＩさんが先程のトークで「旭川」の読み方が、「あさひかわ？」「あさひがわ？」となっていたので、思いだした。
そりゃ北海道の人は、慣れているのは、「あさひかわ」だわ。
第五福竜丸。
その舵輪。船の舵を取る、舵輪。
といっても、ビキニ事件当時のものではなく、その後に練習船「はやぶさ丸」として活動していたときのもの、なのだが。
第五福竜丸展示館に飾られている。
第五福竜丸の甲板上にある。
ここにも、ドラマがある。
この船の芝居をつくる。
若いときは誰にでもあるが、若かったときのことを忘れている。
「いつまでも若いつもりでいる」派だった私だが、どうやらそちらに移行しつつあるようだ。
慶應ニューヨーク校で講演（写真）をして半年、今日は三田で秋学期の授業開始。
受講申込みが予想より多くて、予定より大きな教室になる。
終えて、就職が決まり、演劇方面に進む学生と少し話す。
職員室に残って、デスクワークさせてもらう。
学習室で学生と一緒に、というわけにはいかない。
リモート授業の季節は終わって、学習室は席の取り合いが激しいという。
とにかく、地元の書店を応援したい。
なかなか行けないし、中古、古本の場合は密林に頼ってしまうこと多々なのであるが。
私の最寄り駅の一つ・浜田山駅前の書店、サンブックス浜田山。
（最寄り駅は三つあるのです）
こだわりの本揃え。
そして、特集をするコーナーがある。
春は、現代書館特集だった。（写真）
ドナルド・キーンさんも来ていたのだよ。
買うなら、なるべくこの書店で、と、思っている。
