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Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

『子どものうつがわかる本 わが子の心、見えていますか?』

2015-08-27 | Weblog
『子どものうつがわかる本 わが子の心、見えていますか?』
なんとも恐ろしい題名の本だが、現在を映し出す一冊になっている。
私の古い知り合いである藤本仁さんが、丹誠込めてつくった。
7月に発売されたばかり。
じつは、新作『バートルビーズ』を書くに当たって、多くのことが符合していったことに驚いた。これはご覧頂ければ、わかると思う。
お子さんのいらっしゃる方も、そうでない方も、一読をおすすめする。


内容紹介
子ども特有のうつのサインの見分け方や、回復効果が高いとされる認知行動療法の詳細などを紹介。「子どものうつは発達障害から発することが多い」「親の叱責はうつを重くしてしまう」「薬物療法はなるべく避けたほうがいい」「世界的に効果が証明されているのは認知行動療法である」実態と治療に関する最新情報を盛りこんだ“わかりやすく役立つ”一冊!

目次は
第1章 子どものうつに気づこう(現状1―子どものうつはいまや世界の常識
現状2―小・中学生の約13%がうつ傾向にある ほか)
第2章 うつの要因を知っておこう(概要―うつの要因は複数の因子のかけ算
身心1―子どものうつの多くは発達障害からくる ほか)
第3章 うつからの回復をめざそう(相談―子どもがうつかもと思ったら相談相手を探す
診断―病院か心理相談施設で診てもらう ほか)
第4章 認知行動療法を受けてみよう(基本1―認知と行動を健全に変える認知行動療法 基本2―信頼関係を築き相談面接を進める ほか)
第5章 家族も予防・回復に協力しよう(心得1―親の意識改革が子どものうつを予防する
心得2―子どもがうつになったら親は言動に留意する ほか)

また別な内容紹介
腹痛、イライラ、寝坊❺B子どものうつは言葉ではなく体調と行動にあらわれる。「うつのサイン」に早く気づいてしっかりと治す本
小学生の12~13人に1人、中学生にいたっては4人に1人が高い「うつ」状態にある時代。しかし子どもが自ら「自分はうつかもしれない」と気づき、それを周囲に言葉で説明することはほとんどないため、子どもにうつがあることを知らない大人も数多くいます。また、子どものうつはほおっておくと、摂食障害や社会不安・脅迫との依存、大人になってからの高い再発率、自殺願望の高まり等を引き起こす可能性があります。本書では、東京大学大学院の自身の研究室内に「子どもと若者のウツ」相談窓口を開設し、「認知行動療法」という方法で悩める多くの親子を救ってきた下山晴彦教授が、実際の相談実例を紹介しながら、子どものうつの定義、年齢・男女によって違う子どものうつ独自のサインについて、SOSにできるだけ早く気づいて、本人はもちろん家族も子どもと向き合って、時間をかけてしっかりと回復をめざしていく必要があることを解説します。


下山 晴彦 【監修】 主婦の友社 【編】  
出版社 主婦の友社 
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