Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

『ここには映画館があった』岡山公演は、12月9日

2013-12-08 | Weblog
燐光群 創立30周年記念 第四弾 『ここには映画館があった』。いよいよ岡山公演です。

日も暮れてピッコロシアターからバスで岡山へ移動。
着いたのは午後十時近いが夕食時間のないまま移動だったので、到着後まもなく劇団の男衆面々とぞろぞろ「岡山ラーメン」評判店に行くことにする。
途中、皆で、この劇の一部の舞台のモデルとなっている「千日前商店街」の旧映画街跡を訪ねる。みごとにからっぽだ。映写技師役の杉山君、劇中の「かもめ座」と「幸楽文化劇場」の距離感を、はす向かいにあった「白鳥座」跡(駐車場)と「松竹文化」跡(別な建物となっている)の近さで体感、いろいろ納得の様子。
さて、ずいぶん奥まった場所にある目当てのラーメン店「O」が、営業時間内だし札も「営業中」となっていて電灯も点いているのに、鍵がかかっていて誰もいない。火も落としている気配。「?」となっていると、閉店の片付けをしていた向かいの料亭のおかみらしい人がちょうどその裏口から出てきて、親切に「(ラーメン屋の店主が)近くに買い物に出たのかね。どこまで行ったかわからないね、駐車場にクルマがないから」と教えてくれる。あらためて「?」となっていると、我々一団が演劇の人たちだと知り私の名前が「坂手」だとわかったその親切なおかみが、彼女も旧姓「坂手」で、どうやら本籍地は隣村で遠い親戚だとわかる。奇遇だ。
ちなみに私の本籍地は県北で「八ッ墓村」のモデルというか「津山三十人殺し」のあった西加茂村にも隣接している。
けっきょく「O」はあきらめ、「Y」に行く。皆、満足のようである。なぜか劇団男子は岡山ラーメンと相性がいいらしい。
私が子どもの頃には「岡山ラーメン」という概念(濁ったスープに柔らかめの麺が特徴?)はなかったが。子どもの頃は滅多に外食などしなかったが、好きだったラーメン屋は天満屋や旧紀伊國屋書店の向かいのビルの地下にあった「新雅(しんや)ラーメン」というところで、丼が大きく、とにかく安かったから行っていたわけだが、澄んだ醤油味スープの素朴な味だった。今となって思うと、あのおいしさは、化学調味料の味だったのかもしれない。
公演に向けてご案内メールを出しそびれている方も多いので、帰宿後はひたすらメール作業。仕込み日も劇団外の打ち合わせが一件あるし、岡山公演翌日にも重要な会議がある。その準備もあるし、校正や原稿や仕事諸々が、まったく追いつかない。

岡山公演情報は以下の通り。

【岡山】12月9日(月)19:00開演
岡山市立市民文化ホール

出演 円城寺あや 重田千穂子 岡本舞 中山マリ 鴨川てんし 川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋 松岡洋子 樋尾麻衣子 杉山英之 鈴木陽介 武山尚史 桐畑理佳 田中結佳 福田陽子 宗像祥子 永井里左子 川崎理沙

一般料金4000円 
学割が充実していて、大学・専門学校生2500円 高校生以下1500円 
夫婦50割引5000円もあります。

http://rinkogun.com/Next_Okayama.html
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