先月下旬、土用の丑の日など縁のない待機の日々だったが、鰻の入った寿司パックをスーパーで買ったのだった。
ちょうどその時期、近所のスーパーがほぼ建て直しの改築、一年ぶりにオープンしたのだった。
中国地方出身の私は、むしろアナゴに惹かれたりもするのであるが。
待機の日々は、悶々としていた。
刻一刻、座組メンバーの情報が集まり、相談し、日々の判断をする。
刻々と情勢は変わる。深夜、未明にも新情報が入る。
思い出してもぞっとする。
同時に、さまざまな人の情、思い、矜持に触れることもあり、人の世に生きているありがたさを感じることも、何度もあった。
私達はいったん脱したが、周囲にはまだまだその渦中にある皆さんも多い。
こちらも渦中ほやほやだから、幾らか最新情報をお伝えするケースもある。
ご無事とお仕事の成就をお祈りするばかりである。