Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

別役実氏が自己ベストスリーに入れた戯曲『受付』、やるみたいですよ

2020-08-01 | Weblog
『受付』。
公開稽古、やるみたいですよ。
別役実氏が自己ベストスリーの一つに入れた戯曲らしいです。

〈別役実メモリアル〉の一環となるようです。

8月19〜21日、梅ヶ丘BOXのようです。

演出は、私が演出した『マッチ売りの少女』(新国立劇場)、『天神さまのほそみち』(燐光群)に助手でついてくれた、大江祥彦さん。
猪熊恒和、鬼頭典子のお二人が『天神さまのほそみち』に続いて、共演。
フライヤー(ちらし)は、大江さんの指示で、『Mr.& Mrs.スミス』ふうの写真なのだそうですよ。

お問い合わせは、☎03-6427-3847(11〜17時)、メールは、uketuke@orega.net
だそうです。

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梅雨明けとクジラ

2020-08-01 | Weblog
梅雨明け。
パソコンの置き場を変える。
このところ、引きこもっている。
目の前の仕事というより、やむをえない「業務」に追われる日もあるし、今後のためにいろいろなことを決定しないといけないので、どうしても先に調べなければならないことがあったりする。

新型コロナウイルスのせいではないが、東京都医師会の尾崎治夫会長が言うように、「コロナに夏休みはない」。気は抜けないのだ。あまり出かけないからリスクは少ないのだが⋯⋯。
感染者数がどれだけ増えても重症者は少ないから大丈夫、という言い方は、私はしたくない。少なくとも減ってはいないのだ。
梅雨明けにはご高齢の方が亡くなることが、多い。しばしば真夏にお葬式がある。私の記憶の中では、そうだ。

高齢ということでもないしコロナ関連でもないが、山本寛斎さんが亡くなられた。昔、燐光群を観に来てくださったことを思い出す。寛斎さんはその後、蜷川幸雄監督の映画『青の炎』に出演していて、驚いた。「困った人」の役だが、いわゆる「俳優」とは違う何かは、あった。おそらく彼は、「演じる」ということへの関心が高かったのだろうと思う。

ネットが良くないな、と思うのは、極めて不愉快にさせる記事が不意に出てくることだ。見なければいいのだが。そうもいかない。現実だからだ。

昨夜から午前にかけて、海外も含めたZoom会議三本延べ6時間超。
さすがに消耗する。
Zoomのバック画像にこの写真を挙げたが、私の顔が消えてしまうので、画面は素朴にOFFらせてもらうこと多し。

写真は、二十年前の、ラマレラ。インドネシア・レンバダ島。
伝統捕鯨・銛打ちのクジラ漁に漕ぎ手・アカ出しの乗員として参加して、15メートルのマッコウクジラが捕れた日。

四半世紀にわたって毎年二度ラマレラに調査に通っている知己のお二人が、今年は行かれないでいる。
海外との行き来は、本当に難しくなってくるはずだ。
コロナが世界の様相を変えてしまいつつあるのは、表面に見えるところだけではない。
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“頭脳警察” 50周年、 映画『zk/頭脳警察50 未来への鼓動』公開中

2020-08-01 | Weblog
“頭脳警察” 50周年。
映画『zk/頭脳警察50 未来への鼓動』。
コロナ禍に祟られながら、ようやく公開中である。
http://www.dogsugar.co.jp/zk.html

思い起こせば40年以上前にLPレコードを買っているのである。そりゃ、ファンである。
「PANTA & HAL」から入っている。
そのPANTAさんと、ここ十数年は、なんだか知り合いとして、つきあっていただいている。
頭脳警察トシさんは、これまた長いおつきあいの石橋幸さんの仲間でもあり、この人たちのネットワークはすごいなあ、と心から思うのである。

三年前、憲法記念日の有明防災公園での憲法集会では、前半は蓮舫さん志位さん伊波さんら政治家の皆さん、山城博治さんらのスピーチだったが、後半は、ピーコさん池内了さん伊藤真さん落合恵子さんと私のスピーチ、そしてPANTAさんのクロージングコンサート、だった。
憲法記念日に俺たちなんかでいいの? 他に人が出てこられないのかなあ、などとPANTAさんとテント裏で話した。

で、ふと思い出したが、私はPANTAさんの舞台俳優デビューをゲネプロの時に見守ったりしている。北千住だった。

そして、さいきんはご無沙汰だが、なんだかんだたまには呑んでいる。二年前のこの日は、相当に楽しかった。

しかし、50周年。
すごいことである。
七十年代、八十年代の空気が今は失われている、という言い方はしたくない。
私たちがなんとかするしかない。
この映画は、確実に、その契機となるべき表現の一つである。

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