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Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

ソウル・南山アートセンターのコロナウイルス防疫体制

2020-02-22 | Weblog
ソウルの新型コロナウイルス防疫体制は日本より徹底していて、
空港や街中でもマスク着用率は 99%の感じ。
手指用の消毒剤が随所に置かれている。
マスクなども無料で配布している場所があるという話だったが、配布はどこにも見当たらず、店舗でも売り切れのところが出てきている感じ。
私が今日ファーマシーで買ったマスクは、しっかりした物で、一つで2500ウォンである。

日本現代戯曲ドラマリーディングを開催しているソウル・南山アートセンターでは、コロナウィルスに対する対策として、劇場スタッフはすべてマスク着用。
そして、写真に示しているように、劇場入口に熱監視装置を設置して、発熱のある来場者の入場をお断りする体制を取っている。
監視装置というか、高温部は暖色にうつる仕組みらしい。この他に、ペンライトを当てる形で遠隔で体温を測るメカも登場している。

ソウルの演劇人でも、感染者に接触した可能性があるとして、2週間外出しないことにした人もいるという。
相当に敏感になっていて、クルーズ船に出入りした人達がきちんと検査しないで巷に出てしまっている日本とはずいぶん違う。

このコロナウィルス禍、いつまで続くのだろうか。
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日本現代戯曲ドラマリーディングⅨ inソウル、開幕

2020-02-22 | Weblog
韓日演劇交流協議会主催の「日本現代戯曲ドラマリーディングⅨ inソウル」開幕。

初日は、野木萌葱作・『Das Orchester』(イ・ホンイ:訳 チャン・ジンセ:演出)。
終えて、作者と演出家、翻訳者によるアフタートーク。(写真)
会場の南山芸術センターは、半円形で洒落た劇場である。客席端から撮影したので客がいない場所ばかり写っているが、コロナウイルスに戦々恐々とする中、二百人のお客さんが来てくださる。
韓日演劇交流協議会のシム会長はじめ、懐かしい人々との再会。

今日は、山本卓卓作『その夜と友達』(イ・ジヒョン:訳 ミン・セロム:演出)。作者はニューヨークにいて来られないので、アフタートークは、同作品の制作者・坂本ももさんが登壇する。
明日は、シライケイタ作『Birth』(・ソン・サンヒ/塚口知:訳 パク・クニョン:演出)。シンポジウム『韓日演劇交流の未来』もある。

2年前も同じ会場だった。あの時はシンポジウムに参加するために一日だけの滞在だったが、今回の参加は、私は日韓演劇交流センターの副会長なので、十回までは一区切りとして継続すると決めたこの交流事業の今後についての話し合いをするのが、主な目的である。今回で第九回。東京ソウルそれぞれ隔年で、日韓交互に続けてきた。もう二十年近くになるのだ。

ソウル街中のマスク着用率は、99%と思う。日本より遥かに徹底している。
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