『プリズン・サークル』。
日本の刑務所での、現存する(始まったばかりの)更生システムについて描いた、希有なドキュメンタリー映画です。
もう公開されていたので、大慌てで書き込みます。
坂上香監督とは、もうだいぶ前ですが、彼女の『Lifers ライファーズ 終身刑を越えて』が、私の演出した『ときはなたれて』と相似した内容を扱っていたことから、知りあいました。
海外での撮影が多かった坂上監督ですが、最新作『プリズン・サークル』は、日本を舞台にして、この国を変えていく可能性を孕んでいるところが、とても意義深いと思います。
刑務所のこと、青少年犯罪のこと、貧困のこと、等々、関心のある方々は、必見の作品だと思います。
映画の終盤、様々な制約を余儀なくされていたにもかかわらず、撮影者の存在が、受刑者たちに影響を与えていたことがわかった瞬間に、ものすごい臨場感があります。
「劇的」とはなにか、ドキュメンタリーとは何か、ということに関心のある方々も、観るべき映画です。
しかし、森達也監督『i 新聞記者』といい、本作といい、ドキュメンタリーにアニメーションが入ってくるのは定番になりつつあるのかな。ひと昔前だったら、なんじゃこりゃ、と思ったかもしれない。SNS時代のドキュメンタリーは、そこに違和感がなくなってきた、ということなのだろう。
『プリズン・サークル』Webサイト
↓
https://prison-circle.com
以前、『Talk Back トークバック 沈黙を破る女たち』について書いたもの
↓
https://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/1f8f8e148e0af5bf7a9cec158687236b
日本の刑務所での、現存する(始まったばかりの)更生システムについて描いた、希有なドキュメンタリー映画です。
もう公開されていたので、大慌てで書き込みます。
坂上香監督とは、もうだいぶ前ですが、彼女の『Lifers ライファーズ 終身刑を越えて』が、私の演出した『ときはなたれて』と相似した内容を扱っていたことから、知りあいました。
海外での撮影が多かった坂上監督ですが、最新作『プリズン・サークル』は、日本を舞台にして、この国を変えていく可能性を孕んでいるところが、とても意義深いと思います。
刑務所のこと、青少年犯罪のこと、貧困のこと、等々、関心のある方々は、必見の作品だと思います。
映画の終盤、様々な制約を余儀なくされていたにもかかわらず、撮影者の存在が、受刑者たちに影響を与えていたことがわかった瞬間に、ものすごい臨場感があります。
「劇的」とはなにか、ドキュメンタリーとは何か、ということに関心のある方々も、観るべき映画です。
しかし、森達也監督『i 新聞記者』といい、本作といい、ドキュメンタリーにアニメーションが入ってくるのは定番になりつつあるのかな。ひと昔前だったら、なんじゃこりゃ、と思ったかもしれない。SNS時代のドキュメンタリーは、そこに違和感がなくなってきた、ということなのだろう。
『プリズン・サークル』Webサイト
↓
https://prison-circle.com
以前、『Talk Back トークバック 沈黙を破る女たち』について書いたもの
↓
https://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/1f8f8e148e0af5bf7a9cec158687236b