Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

韓国現代戯曲ドラマリーディングVol.8 始まりました

2017-01-27 | Weblog
日韓演劇交流センター による、2年に一度の「韓国現代戯曲ドラマリーディング」。
今年からは、座高円寺で。
もう始まっています。

今夜は、さいきん小田島雄志賞を受賞したばかりの洪明花訳による、『アメリカの怒れる父』(作=チャン・ウジェ/演出=大谷賢治郎/監修=石川樹里)が上演される。韓国ゲストも全員到着した。
私は副会長なのに最近は韓国にも行っておらず、今回も余り手伝えていない。そのぶん当日対応で埋め合わせをしようと思う。
まだ当日券があります。
日韓交流の場としては、ほんとうに手応えがありますので、関心のある方は、ぜひおいでください。

アジア間交流に視座を置こうと佐藤信芸術監督と話してきた身としては、「アジア劇作家会議」依頼の座高円寺での国際リーディング開催は、嬉しい。今後に繋げたい。

開催詳細は以下の通り。



韓国現代戯曲ドラマリーディングVol.8
開催のお知らせ

2017年1月26日(木)~29日(日)
座・高円寺1(冬の劇場26 [演劇] [リーディング])

狂った劇 

作=チェ・チオン/訳=上野紀子/演出=谷藤太/監修=石川樹里

出演:
酒井康行(舞夢プロ)/松田かほり/広田豹/本家徳久(世AmI)
徳永創士(テアトル・エコー)/金村瞳(イッツフォーリーズ)
松田光輝(スタジオ言霊)/村岡哲至(ビクターミュージックアーツ)
かんのひとみ(劇団道学先生)

演出助手 たくりゅう/本田宏望(劇団朋友)

1月26日(木)19:00
1月28日(土)19:00

アフタートーク:
1月26日(木) 谷藤太(聞き手=上野紀子)
1月28日(土) チェ・チオン(聞き手=谷藤太)



若い軟膏 ―ア・ラブ・ストーリー

作=ユン・ミヒョン/訳=藤本春美/演出=関根信一/監修=浮島わたる

出演:
佐藤達(劇団桃唄309) /吉晶すずらん/小豆畑雅一(劇団青年座)
佐野美幸(劇団青年座)/秦由香里/猪俣三四郎(ナイロン100℃)
日沖和嘉子/渡辺聖(劇団朋友)/山田麻子 /落合咲野香

演出助手 船場未生(劇団朋友)/渡辺冬子

1月27日(金)14:00
1月29日(日)14:00

アフタートーク:
1月27日(金) 関根信一(聞き手=未定)
1月29日(日) ユン・ミヨン(聞き手=関根信一)



アメリカの怒れる父

作=チャン・ウジェ/訳=洪明花/演出=大谷賢治郎/監修=石川樹里

出演:
堀光太郎/頼田昂治 /竹林佑介(キャットパワー)
難波 なう/星野真央(ALBA)/小飯塚貴世江/栗原茂(流山児★事務所)
小林あや /齋藤千裕(劇団銅鑼

演出助手 おのさなえ(スキップコーポレーション)/桑原睦(東京演劇アンサンブル)

1月27日(金)19:00
1月28日(土)14:00

アフタートーク:
1月27日(金) チャン・ウジェ(聞き手=大谷賢治郎)
1月28日(土) 大谷賢治郎(聞き手=未定)



シンポジウム

『危機に立つ演劇~表現の自由をめぐって』

司会:西堂行人 
パネラー:キム・ソヨン 河野孝 鈴木アツト ユン・ミヒョン 

■上演日程

1月 26木 27金 28土 29日
14:00 軟膏 アメリカ父 軟膏
19:00 狂った劇 アメリカ父 狂った劇 17:30
シンポジウム
■料金

入場料 1,500円(シンポジウム含)  
シンポジウムのみ500円(公演の半券で無料)
通し券4,000円(センター事務局のみ)

■問合せ・申込・チケット

〒177-0051 東京都練馬区関町北4-35-17 東京演劇アンサンブル内
TEL:03-3920-5232  FAX:03-3920-4433
MAIL akira@tee.co.jp

座・高円寺 チケットボックス TEL03-3223-7300

■スタッフ

照明 篠木一吉(創光房)
音響 大場神(音映)
舞台監督 浅井純彦(東京演劇アンサンブル)
宣伝美術 早田二郎
制作 高橋俊也 太田昭

主催:文化庁、日韓演劇交流センター
制作:日韓演劇交流センター

文化庁委託事業「平成28年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」

後援=杉並区
提携=NPO法人劇場創造ネットワーク/座・高円寺

http://www.tckj.org
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東京は寒い

2017-01-27 | Weblog
選挙の応援で滞在した宮古島から帰ってきて三日間。やはり東京は寒い。風邪気味である。風が強くてそれなりの寒さを体感した宮古島であったが、朝夜の東京の外気の冷たさは暴力的である。なんて言っていたら東北や北海道には住めないのだろうな。
昨日は藤井ごうさんの千田是也賞授賞式と御祝い会。御祝い会は発起人三人の一人だが、青年劇場福島さんもインフルエンザで欠席、外波山さんに司会等お願いする。百人規模の大きな会だった。受賞は、ほんとによかった。
二兎社の『ザ・空気』を観る。永井愛さんの絶望がひしひしと伝わってくる。笑いと物語的技巧に背を向ける覚悟の深さ。観客の困惑がそのまま現在のリアルということだろう。タイから日本に来ているリアリズム派のショーゴが喜んでいたので、永井さんの新たなリアリズム追求の作品ともいえるのかもしれない。
NODA MAP の『「足跡姫」~時代錯誤冬幽霊~』を観る。東京芸術劇場に来てからの野田さんの芝居では一番いいのではないだろうか。物語はそれなりにわかりにくいが、やはり駄洒落で引っ張る分量が多い方がかえって「野田らしさ」が出るということか。昨年の唐十郎作『ビニールの城』でも芝居を引っ張っていた宮沢りえだが、さすがに進行形で伴走している野田秀樹が本人に宛てて書くといきいきする場所がふんだんにあるということだろう。
原稿も書かねばならないが、今日も一日、家にはいられない。
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