Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

「映画芸術」に青春映画のことを書いた

2015-11-01 | Weblog
かなり苦労しながら継続している雑誌「映画芸術」。
最新453号が出たようだ。
まだ読んでいないが、とにかく「濃い」特集ばかりの雑誌である。
昨今多くの人が「休刊の危機」を言うので、あらためて応援を表明する。

私は今号では〈私の映画史 青春映画篇〉という特集に寄稿している。
ベストテン的に十本選べと言われ、二十歳頃までに観た映画ばかり挙げることにしたので非常に気恥ずかしいのだが、ご一読よろしく。

http://eigageijutsu.com/article/428771868.html

確か最初に「映画芸術」に映画評を頼まれたのが、ラース・フォン・トリアー監督、ジャン=マルク・バール主演、1991年のデンマーク映画『ヨーロッパ』。あまりに難解なので書き手が着かず私にお鉢が回ってきたのだと思った。ラース・フォン・トリアーが、今のような誰もが知っている存在ではなかった時期である。私とは相性の悪い監督だと思っていたが『ドッグヴィル』で私自身からの評価は一転した。『ドッグヴィル』のことを考えると勇気が湧いてくる。苦難の最中の蜘蛛の糸のような、信ずるに値する一本。あ、蜘蛛の糸じゃ駄目か。自分がしっかりしなきゃな。
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ウィークエンドワークショップ2015 ② 早船聡「会話劇の表現 」

2015-11-01 | Weblog
梅ヶ丘BOX Weekend Workshop 参加者募集!

梅ヶ丘BOXでは、今年末、久しぶりに〈ウィークエンドワークショップ〉を開催します。

トップバッターの講師は、早船聡さん。
早船さんは、新国立劇場で私が別役実作『マッチ売りの少女』を演出したとき、現場に着いてくれました。で、ひょんなことから、短いシーンですが、出演もしていただきました。
その後、自分の劇団サスペンデッズや、さまざまな劇団に書き下ろし、劇作家として大活躍です。
その人気の秘密は、ご自分も俳優として経験を積み、台詞を大事にしながら現場の俳優とコミュニケーションを取ってきた蓄積にあるでしょう。
新世代の書き手がどのように台詞と俳優の関係に取り組み、独自の世界を確立してきたか、関心を集める講座です。

以下、詳細です。

11月28日(土)・29日(日)  両日とも 15:00~19:00

「会話劇の表現 」

講師=早船聡 ● サスペンデッズ主宰、劇作家、演出家、俳優

対象■どなたでも 募集人数■15名程度
参加費用■8,000円
内容■例えば好きな人の前では自分を良く見せようと大抵私たちは演技します。 日常にはそうように様々な演技が潜んでいて、俳優でなくとも日々実践しているのですが、舞台に上がって表現して見せようとするとなかなか上手く行きません。今回のワークショップではそれら日常に潜む演技について意識し、考えてみたいと思います。
講師略歴■円演劇研究所修了。2005年劇団サスペンデッズ旗揚げ、全作品の作・演出の他に新国立劇場、兵庫県立 ピッコロシアター、青年座、自転車キンクリーツカンパニーなどに脚本提供。

……………………

他にも多彩なゲスト講師に登場していただきます。

12月5日(土) 清水きよし
12/4(金)~6(日) 南谷朝子 
12/11(金)~13(日) 立石涼子

★お申し込み方法★
umegaokawws@gmail.comまたは FAX:03-3426-6594 に以下の情報をお送り下さい。
件名:「WWS2015参加希望」
講師名/お名前/ふりがな/性別/年齢/お電話番号/メールアドレス/演劇経験 
その他、質問等あればご記入ください。
お申し込み後、受付確認のメール(またはFAX)をお送りしますので、指定の銀行口座にお振り込みをお願いします。
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