安倍晋三首相はアメリカに発ったか。ホワイトハウスで22日に開かれる日米首脳会談で、安倍・オバマ会談後に開く予定だった共同記者会見は見送られることになったという。異例な措置だというが、米側が日本の環太平洋経済連携協定(TPP)参加についての消極的な態度に不満なのが原因という。これじゃ対等じゃない。黒船時代と同じだね。安倍は何か悪あがきをするつもりか? 沖縄のことでヘンな動きをするなよ。……それにしてもアメリカは粗くなっているのか相変わらずなのか。米アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞候補の映画監督・パレスチナ人のイマード・ブルナート氏と家族を、24日の同賞発表・授賞式のため招待しておいて、「本当に招待したかどうか確認できない」として、空港の入国管理当局で約1時間半、拘束したそうだ。失礼にも程がある。昨秋「非戦を選ぶ演劇人の会」の我々と交流のあった(写真)、今回の候補作にもなっている『壊された5つのカメラ』の、あのイマードである。賞の候補にしておいて拘束するというのは、ほんとうにひどい。家族も一緒ということはあの自慢の奥さんも、映画の中でも元気な姿を見せるあの息子たちも、一緒に拘束されたのか。ニューヨークでの上映会の時の、奥さんと子供たちと一緒にマイケル・ムーア監督なんかと一緒にうつっている写真を、本人から直接スマートフォンで見せられた。きっと彼にとってアメリカに行くということは、いろいろな意味でスペシャルなのだ。家族たちも思いがけない、しかし期待の大きい旅行であっただろうに。イマード、こうなったらアカデミーが賞をくれなきゃ割に合わない。もらって念願のフィクション・エンターテイメント作品を作ってくれ! やっぱりイスラエル+アメリカとパレスチナの関係に於いては、どちらが加害者=侵略者なのかを、世界じゅうに、明確に認識させなくてはならない。
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