タイトル:色彩論 (ちくま学芸文庫)![](http://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=hiratakeshi-22&l=as2&o=9&a=4480086196)
タイトル別名:Zur Farbenlehre
シリーズ名:ちくま学芸文庫
著者:ゲーテ
訳者:木村直司
カバー装画:ルンゲ
カバーデザイン:間村俊一
発行:東京 : 筑摩書房
発行日:2013.10第12刷(2001.3第1刷)
形態:515p ; 15cm
注記:1980年潮出版社より刊行された『ゲーテ全集』第14巻を基にしたもの
文献: p501-503
内容:
文豪ゲーテは多くの貌をもつ。その文業とともに、終生情熱を傾けたのが、植物学・動物学・地質学・解剖学・気象学などに及ぶ広汎な自然研究であった。とりわけ形態学と色彩論はその白眉と言うべく、シュタイナーらの再評価を経て、現代的関心もきわめて高い。分析と還元を旨とする近代科学の方法に対して、綜合と全体化を目指すゲーテの理念の背景には、汎知学‐ヘルメス学の伝統が控えている。『色彩論』の精髄たる「教示編」に加え、「科学方法論」を併載し、ゲーテ自然思想へのチチェローネとなす。
目次
科学方法論
近代哲学の影響;直観的判断力;省察と忍従;形成衝動;種々の問題;適切な一語による著しい促進;客観と主観の仲介者としての実験;経験と科学;分析と綜合;自然哲学;自然—断章;箴言的論文『自然』への注釈
訳注
色彩論—教示編
まえがき
色彩論草案
序論
第一編 生理的色彩
第二編 物理的色彩
第三編 化学的色彩
第四編 内的関連の外観
第五編 隣接諸領域との関係
第六編 色彩の感覚的精神作用
結びのことば
図版
訳注
解説 自然科学者としてのゲーテ
文庫版あとがき
購入日:2016年7月13日
購入店:Amazon.co.jp
購入理由:
明楽和記展の参考文献として購入。色彩について知るなら、この機会に古典を読もうと思い、まずはゲーテを手に取る。
ちなみに、本書は抄訳版である。ゲーテの色彩論は全訳版が工作舎から刊行されており、そちらには教示篇、論争篇、歴史篇、図版がすべて収録されている。ただし、3冊セットで1冊が分厚いので持ち歩くのが困難なため、ひとまずのリサーチとして文庫版を買うことにした次第である。ゲーテ研究をするわけではないし、その時間も知能も持ち合わせていないのだが、本と出会う機会としては今だと思った。なお、解説文に使われている「チチェローネ」とはイタリア語で「案内」の意。なぜ日本語で書かないのだろうか。「チチェローネ」という言葉はそれほど一般的なのだろうか。
タイトル別名:Zur Farbenlehre
シリーズ名:ちくま学芸文庫
著者:ゲーテ
訳者:木村直司
カバー装画:ルンゲ
カバーデザイン:間村俊一
発行:東京 : 筑摩書房
発行日:2013.10第12刷(2001.3第1刷)
形態:515p ; 15cm
注記:1980年潮出版社より刊行された『ゲーテ全集』第14巻を基にしたもの
文献: p501-503
内容:
文豪ゲーテは多くの貌をもつ。その文業とともに、終生情熱を傾けたのが、植物学・動物学・地質学・解剖学・気象学などに及ぶ広汎な自然研究であった。とりわけ形態学と色彩論はその白眉と言うべく、シュタイナーらの再評価を経て、現代的関心もきわめて高い。分析と還元を旨とする近代科学の方法に対して、綜合と全体化を目指すゲーテの理念の背景には、汎知学‐ヘルメス学の伝統が控えている。『色彩論』の精髄たる「教示編」に加え、「科学方法論」を併載し、ゲーテ自然思想へのチチェローネとなす。
目次
科学方法論
近代哲学の影響;直観的判断力;省察と忍従;形成衝動;種々の問題;適切な一語による著しい促進;客観と主観の仲介者としての実験;経験と科学;分析と綜合;自然哲学;自然—断章;箴言的論文『自然』への注釈
訳注
色彩論—教示編
まえがき
色彩論草案
序論
第一編 生理的色彩
第二編 物理的色彩
第三編 化学的色彩
第四編 内的関連の外観
第五編 隣接諸領域との関係
第六編 色彩の感覚的精神作用
結びのことば
図版
訳注
解説 自然科学者としてのゲーテ
文庫版あとがき
購入日:2016年7月13日
購入店:Amazon.co.jp
購入理由:
明楽和記展の参考文献として購入。色彩について知るなら、この機会に古典を読もうと思い、まずはゲーテを手に取る。
ちなみに、本書は抄訳版である。ゲーテの色彩論は全訳版が工作舎から刊行されており、そちらには教示篇、論争篇、歴史篇、図版がすべて収録されている。ただし、3冊セットで1冊が分厚いので持ち歩くのが困難なため、ひとまずのリサーチとして文庫版を買うことにした次第である。ゲーテ研究をするわけではないし、その時間も知能も持ち合わせていないのだが、本と出会う機会としては今だと思った。なお、解説文に使われている「チチェローネ」とはイタリア語で「案内」の意。なぜ日本語で書かないのだろうか。「チチェローネ」という言葉はそれほど一般的なのだろうか。