A PIECE OF FUTURE

美術・展覧会紹介、雑感などなど。未来のカケラを忘れないために書き記します。

2007年7月18日9時35分

2007-07-18 22:52:36 | Weblog
・・・ている「次の段階の措置」の年内完了に北朝鮮が応じる姿勢を見せたことで、今後、作業部会の開催など具体的な手順をどう詰めるかが焦点となる。ただ、申告の範囲や無能力化の対象をめぐって米朝間で激しく対立することが予想され、難航は必至だ。
 韓国首席代表の千英宇(チョン・ヨンウ)外交通商省朝鮮半島平和外交本部長は会合後の記者会見で、「北朝鮮は最短の期日内に、今年以内、5~6か月内にも、申告と無能力化まで行う意思があることを示した」と述べた。
 これについて米国首席代表のクリストファー・ヒル国務次官補は、「目標とする時間的な枠組みについて良い議論ができた」としながらも、年内完了で合意したかどうかは明らかにしなかった。日本政府筋も「そういう理解はしていない。(北朝鮮は)適切な時期に行う用意があると述べた」と説明した。ヒル次官補によれば、目標期間は最終日の19日に議長国・中国が発表する議長声明に盛り込・・・
(2007年7月18日読売新聞より)

未読日記63 「勅使河原宏カタログ」

2007-07-18 22:47:40 | 書物
タイトル:勅使河原宏カタログ
編・著:草月出版編集部
ブックデザイン:長友啓典+K2
イラスト:平松尚樹
発行:株式会社草月出版
発行日:1982年11月10日
内容:
人を魅了する笑顔、細やかな心くばり、スタイリストにして紳士―その内側にひそむ自由な精神と強烈な創造への意志。子供時代から現在にいたるまで、勅使河原宏のすべてをこの一冊におさめて。

目次から
・一年間にわたって徹底密着取材した“勅使河原宏のすべて"を初公開。
・初恋から芸術観まで、しゃべりすぎたと後悔しきりの●なんでも聞いてよ―一○○の質問。
・絵画、映画、陶芸、いけばなを通じて、精神の自由の大切さを語る●インタビュー
・友人や先輩、仕事仲間らがその素顔を明かす●私の知っている勅使河原宏―13人が語る。
・他に、人物論、作家論、代表的映画作品のスチール、ガウディの建築写真、エッセイ、年譜を収録。
(本書帯より)

贈呈日:2007年7月14日
草月関係の方より頂いたもの。たいへん貴重な勅使河原宏本である。草月出版が発行元だけに、草月会員向けとしか思えない週刊誌的な俗っぽさがある。例えば、<なんでも聞いてよ100の質問>だ。「ファーストキスは?」「得意な料理は、ピラフ?」「好きな女性のタイプは?」などというどうでもいい質問には苦笑を越えて寒気をおぼえるが、これも80年代という時代のせいだろうか。しかし、ロングインタビューやエッセイにおいては、勅使河原宏という人物のエッセンスは充分感じられるので、貴重な資料であることに間違いはない。