京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

スペインの旅 ― №7 ゲルニカ

2008-11-02 23:58:48 | 
ピカソの「ゲルニカ」の本物を見ました。

   
                            (パンフレットから)
   1937年4月26日、独裁者フランコの要請により、ナチスドイツ軍が
   スペインのバスク地方の都市、ゲルニカを爆撃しました。その知らせを
   聞いたピカソは怒りに駆り立てられるままにデッサンを描き、1ヶ月で
   この「ゲルニカ」を仕上げました。

   一つ一つの顔や物に意味があり、説明を受けながら見ていると思わず
   ぞっとしてしまうほど迫力がありました。

   戦争はこんなに悲惨だ 戦争は起こしてはならない
   ピカソの叫びが聞こえてきそうです。

          
          「ゲルニカ」が展示してあるのは国立レイナ・ソフィア王妃
          芸術センター。病院を改装して作られました。

           
           プラド美術館がすぐそばにあります。
           あの荘重な正面からではなく横の近代的な入り口から
           入場させられました。正面がよかった…

           プラド美術館は16世紀以降のスペイン王家によって
           収集された絵画が7000点も所蔵されています。
           特にグレコ、レーベンス、ベラスケス、ゴヤなどの
           作品は世界最多のコレクションと言われています。

 
ベラスケスの「ラス・メニーナス」
ラス・メニーナスとは宮廷の女官たちという意味。
世界三大名画の一つだそうです。 
                       
                       こちらはゴヤの「国王カルロス4世の家族」
 ともに日本語の文字が… 受付に日本語で書かれたポケットサイズの鑑賞案内本が売られていました。
  
   
  ピカソといえば、始めに降り立ったバルセロナにも美術館がありました。
  ピカソは少年時代をバルセロナで過ごしていましたから。
  右は美術館の入り口にある馬車の車庫です。馬車にのって絵の鑑賞にきたのですネ。
  左は絵葉書です。

          
          バルセロナのピカソ美術館はこの路地を行った
          左側の建物です

前回はプラド美術館がお休みだったので、待望のプラドでしたが、ゆっくり
見て回る時間がなく、ガイドさんがコレだけはという名画をセレクトして
説明してくれました。全部を見るのは大変だからそれでいいのかも。           

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8 コメント

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思い出の整理 (blue tango)
2008-11-03 16:00:56
旅行は楽しいものですが
帰ってからの整理が一仕事も二仕事もありますね

疲れは残ってませんか?
本物を見れてよかったですね♪

建物内で写真を撮っても大丈夫だったのでしょうか。
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Unknown (横浜マダム)
2008-11-03 19:15:10
こんばんは!
スペイン紀行、楽しく・懐かしく拝読しています。
私もプラド美術館では時間がなくて、ガイドが説明してくれるのだけ観たような記憶が・・・。
『宮廷画家ゴヤは見た』の映画の中で、王妃を描いている場面がありましたが、国王に対してちょっとばかりの悪意があるような描き方でした。←ガイドの受け売りも入っています。

↓狭い路地の間からメスキータの鐘楼が見える場所で、私も同じ構図の写真を撮っています。今でも飾っていますが、長い間それがメスキータであると忘れていたのです。。。 
NHKの番組で同じ構図が紹介されて、ビックリしたようなことで・・・。

こんな風に覚えていないようでは、旅行した甲斐がありませんねぇ~。
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本物 いいなぁ~ (プリン)
2008-11-03 21:13:52
本物はやっぱり迫力あったでしょうね  

昔は・・ね なんだかいっぱい観ようとあせっていたみたいなところありましたよね  

時間のない時はガイドさんのセレクトでもなんでも主なものジックリ観てきたほうが印象に残るのかもしれねい  

ほかの絵はまたゆっくり行けばいいじゃない  
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blue tango さんへ ()
2008-11-03 21:58:39
長い旅の写真の整理は大変ですね

これから友人と写真の交換がありますからきちんとアルバムが作れるのは
まだまだ先、旅の余韻を楽しむつもりでゆっくり整理します。

美術館によっては写真撮影可のところもありますが絵は不可が多いです。
昨年行ったニースのシャガール美術館は絵の撮影もOKでしたよ。

今回した絵はパンフレット、絵葉書、説明書などからスキャンしました。
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横浜マダムさんへ ()
2008-11-03 22:16:40
懐かしんでいただけましたか? 嬉しいです

私もよく人様の旅行記を見て、あ~ココ行ったわぁ懐かしい~なんて思い出して楽しませてもらうことが多いんです。

ゴヤの描いたカルロス4世の王妃はカカア天下だったとやはりガイドさんが言っていました。

花の小道の写真ですね、絶好の撮影ポイントですものね。
順番待ちで撮影したくらいですから。

NHKの番組、多分同じものを私も見ましたよ。

全部が全部覚えていられませんもの、楽しかったなあ、とか、あそこがよかっ
というくらいでいいのではないのでしょうか。

私の場合は食べ物のことはとてもよく覚えているのですが
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プリンさんへ ()
2008-11-03 22:29:32
本物はやはり迫力が違います。
画集や絵葉書で見慣れていてもびっくりします。
そして、解説されるとまた感じ方が違いますね。
全部をただ見ても印象には残らないでしょうね。

この前(ン十年前)はプラド美術館見られなかったじゃない立派な建物だけ見て素通り
だったので今度はと楽しみにしてました。
でも、こういう建物だったのかなあ…疑問に思いつつ中に入りましたが、
あとでわかったのです、正面入り口じゃなかったことが。
正面に回ってみる時間もなかったのよォ
またゆっくり行く時は一緒に行きましょ
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(^^)/ (ずぅ)
2008-11-07 00:21:23
ゲルニカは、一生に一度は
本物を見てみたいです。
迫力があるんだろうなぁ~
いいなぁ~
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ずぅ さんへ ()
2008-11-07 17:18:39
迫力あります。
ゲルニカ爆撃のニュースを聞いたピカソが突き上げる怒りのままに
描いた部分部分の下書きも見られて、余計ほとばしる激情を感じました。

是非スペインに本物を見にいらしてください。スペイン政府になりかわりお薦め
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