京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

ほおずき

2021-08-02 22:03:19 | 季節のことば

夫の友人が家庭菜園の収穫物をどっさり送ってくれました。人に貰ってもらえるくらい

腕を上げたからね、と。ほんとに八百屋さんの店先に並べても大丈夫なくらいです。

その中に枝付きのほうずきが3本ほど入っていました。

        

        昔、田舎にお墓参りにいくと、必ずほうずきが備えてありましたっけ。

        ほおずきは六角形の萼が発達して果実を包み、朱色の袋状になって、枝に

        ぶら下がった姿はまるで提灯のようです。この提灯が、お盆に帰ってくる

        死者の魂の道案内をしてくれるというので、枝付きのほうずきを精霊棚に

        飾る風習がありました。鬼灯の字をあてるのはそんな意味からです。

        

        皮を破いてみたら、青臭いというかなんとも言えない懐かしいにおいが漂った。

        そうそう、この実の種をもみだしてほうずきの笛を作ったものでした。

        それが結構難しくて、気長に注意深くつぶすには技が必要。失敗して

        よく口が破けてしまったものでした。


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