道端や塀際に雑草のように咲いています
地中海沿岸~中欧の原産の帰化植物ということです。種子が長いので
「長実雛芥子」という。ながみは長実だったんですね
街路樹の根元にも 公園の片隅にも
夕方になると花びらを閉じて…の準備 あら花びら6枚
去年、こんなに咲いていたかしら? 全然と言っていいほど記憶にないのですが…
気にしていなかったのですねえ。素晴らしい発見得した気分です。
遠い異国からはるばるやってきて、根を下ろしたひなげし
この芥子には有害な成分はないのだそうです。
罌粟(けし)ひらく、ほのかにひとつ、
また、ひとつ……
やわらかき麦生(むぎう)の中に、
軟風(なよかぜ)のゆらゆるそのに。
薄き日の暮るとしもなく、
月しろの顫(ふる)ふゆめぢを、
縺(もつ)れ入るピアノの吐息
ゆふぐれになぞも泣かるる。
さはれ、またほのかに生(あ)れゆく
色あかきなやみのほめき。
やはらかき麦生の靄に、
軟風のゆらゆる胸に、
罌粟ひらく、ほのかにひとつ、
また、ひとつ……
「ほのかにひとつ」 北原白秋
初めてこの詩を知ったのは高校1年生の時。
なぜか、胸にジーンときて、大好きになりました
地中海沿岸~中欧の原産の帰化植物ということです。種子が長いので
「長実雛芥子」という。ながみは長実だったんですね
街路樹の根元にも 公園の片隅にも
夕方になると花びらを閉じて…の準備 あら花びら6枚
去年、こんなに咲いていたかしら? 全然と言っていいほど記憶にないのですが…
気にしていなかったのですねえ。素晴らしい発見得した気分です。
遠い異国からはるばるやってきて、根を下ろしたひなげし
この芥子には有害な成分はないのだそうです。
罌粟(けし)ひらく、ほのかにひとつ、
また、ひとつ……
やわらかき麦生(むぎう)の中に、
軟風(なよかぜ)のゆらゆるそのに。
薄き日の暮るとしもなく、
月しろの顫(ふる)ふゆめぢを、
縺(もつ)れ入るピアノの吐息
ゆふぐれになぞも泣かるる。
さはれ、またほのかに生(あ)れゆく
色あかきなやみのほめき。
やはらかき麦生の靄に、
軟風のゆらゆる胸に、
罌粟ひらく、ほのかにひとつ、
また、ひとつ……
「ほのかにひとつ」 北原白秋
初めてこの詩を知ったのは高校1年生の時。
なぜか、胸にジーンときて、大好きになりました
でも、どこでも売っていないのよね」と
話していたお花です
今年、我が家の庭の片隅にも咲き始めましたよ
暗くなると、花が閉じるのが不思議な感じです
先日出かけた、あしかがフラワーパークでも
立派な花壇の中で咲いていました
苗も売っていました
これから、どんどん増えそうですね
なんで今まで印象に残らなかったのかしら
観ないってつまらないことですね。
ホントにブログのおかげです。
苗も売っていたとか。帰化して、市民権を得られたと
言う感じでしょうか
ルピナスさんはもうとっくに愛でていらしたのですね
可憐で、花びらをはらりと風に散らす儚い花。でも、どんな隙間のほんの少しの土にも根を張って、逞しい根性の持ち主でもありますね