至仏山 のつづきです。
大きな岩が現れ始める。
那須の朝日岳に少し似てる
足元ふらふらなのに、気持ちが前へ前へいく。
急に足どりが軽くなる 山頂はもうすぐそこだ。
とにかく岩が滑る
もはやストックは邪魔。
しまう時間も惜しい。 とにかく進む。
<お~
やったー
やっと着いたぞ~
> と相棒が嬉しそうな声をあげた。
写真もとってもうれしそうだ。
私。
すごく嬉しい時とか、すごく悲しい時は声が出ない。
涙腺が弱いのでうるうるきてしまうのを、必死にこらえた。
誰もいなかったら、たぶん山頂標識をハグしてた
とにかく山頂にはたくさんの人・人・人
それでもラッキーなことに、尾瀬ヶ原が眺められる良い休憩場所を確保
早いけど、ここでランチ
カップラーメンと魚肉ソーセージと珈琲
周りの方が「あれが谷川だ」とかおっしゃるのを小耳に挟んで、なるほど~と納得
そこで、ある男性が突然、私たちの前に現れ、「今から叫ばせていただきます」と静かに言った。
えっ と思ったと同時に、
やっほ~~~~~~~~~~~~~~~~~~!
大きな声で尾瀬ヶ原に向って叫び続け、周りの方からも 「すごいね~」とか「長いね~」などと声があがる。
驚くべき肺活量! 素晴らしい!
長い叫びが終って、私、拍手 パチパチパチ。。。。。
えっ みんなするんちゃうの
アタシだけやん
アタシ浮いてしもたやん
<あんたっ! 裏切り者っ!> と、声には出さないがギッと相棒を睨んだら、涼しい顔してた
若干雲が増えてきた。
1時間ほど休憩したので、そろそろ帰ろう。
その頃には山頂は益々たくさんの人で溢れていた。
往きと同じ道を戻る。
そこへまた次々と人が押し寄せてくる。
団体さんも多い。
すれ違うことのできない場所では渋滞となる
ここまで人が多いとは想像していなかった。
とにかく蛇紋岩が滑るので、慎重に降りる。
もうストックは使わない。
パンツが汚れるのも気にしない。
小至仏山でまた小休止して、あとは膝をかばいながらゆっくりと降りた。
最後のほうは、後続の方に次々と追い抜かれる
すごいなあ。。。
私の親と同じ年くらいの方でも、どんどんと追い抜いていく。
羨ましい限りだ
心配したお天気は問題なし。
ずっとお日様の下、歩くことができた。
忘れられない楽しい山歩きとなった
鳩待峠に戻ったのが14:00。 8時間25分。
私にとって、普段ではありえない長丁場である。
頑張ったご褒美に、花豆ジェラートをいただく
冷たくて美味しい
花豆の味
疲れから放心状態の私は、黙々と食べた。
膝もご無事で何よりでした。 良かったですね[E:wink]。
お花もすごくたくさんの種類があるんですね。見たことないものばっかりだ…うらやましいです[E:heart04]
相当の早起きができればうちも行ってみたいです、是非[E:sign03]
断りを入れてヤッホーの人、なかなか粋ですね。一生忘れない想い出になったりして[E:bleah]。
花豆ジェラート[E:heart02]とは美味しそうですね。 尾瀬の名物なのですか?
相棒さんの登山届を書くところで象さんが大爆笑していました(ゴメンナサイ[E:sweat01])。
曰く、自分に似ているんだそうです。
私もやっと頂上についたときは、やったー[E:punch]、と言うことが多いかな。
そして、速攻で缶[E:beer]を開けます(^^;)
花もいろんな種類が咲いていましたね。
最後は締めに花豆ジェラート。
山から降りると、アイスの類いが美味しいですよねー。
滑りやすい道に、8時間ちょっとの長丁場、お疲れ様でした。
早起き、苦手です~[E:despair]
今回は3時間しか眠れませんでした。
花豆ジェラートは初めて食べましたが、とても美味しかったです[E:delicious]
花豆は片品村の名産品のようです。
400円といいお値段ですが、また食べたくなりました[E:happy01]
登山届のようなシーンは、日常茶飯事なのですよ[E:crying]
やったーの後に、速攻で缶[E:beer]は最高でしょうね!
そして下山後に冷たいアイスもグー[E:good]
これからは暑いので山でも水分補給が大事ですよね。
荷物が重くなるのが辛いです[E:bearing]
膝をかばいながらで疲れましたが、お花と景色に癒された山歩きでした[E:heart01]