脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

コストと在庫管理

2022年02月15日 | 経営
たまには真面目な話。

年々、資材の価格が上昇していますが、コロナ渦もあって拍車がかかったような気がします。
独立直後と比較して2倍近く跳ね上がったものもありますが、売価は2倍には届きません。
いくら価格競争を否定している私であっても、相場を大きく離れた価格設定にはできないのです。

で、利益を上げるには「できるだけ仕入れコストを下げる」という策が容易です。
全く同じ商品でも、小ロット(10個程度)と、大ロット(200個など)では価格が変わります。
おおよそ2割程度の差が出ますね。

そうすると、小ロットで1000円であれば、大ロットで850円で仕入れが可能となります。
(1000円から2割減(8掛け)ではなく、850円の2割増という計算です)
200個購入で、バラ価格とまとめ買いの差を出すと
1000×200=20万
850×200=17万
3万の差。大きいのか、、、、、

私のような小規模経営であれば「3万」と聞くと大きく感じるのですが、もし「今必要なのは20個だけ」だとしたら、180個のロスを抱える事になります。
1年以内に消化できるなら良いですが、それでも「在庫管理」が必要になりますので、手間を掛けるコストを考えると、大きな差とは言えないような気がします。

・・・・分かっていたんですけど、数年前、箱買いで20%差という言葉に釣られ、買ってしまった金物。
昨年廃盤になってしまいました。
在庫量は30個です(購入したのは100個)
現行品がありませんので、仮に「32個(対なので2の倍数)必要」となると、30個+2個現行品とはいかず、32個を現行品で買わねばなりません。
また、18個必要となれば、12個の在庫になり、次回「30個」という現場が出たら・・・・・
言い出したらキリが無いですね。

目先のコストに釣られ、無駄とは言わないまでも「やっかいな在庫」を抱えてしまった。
これ、けっこうストレスですね。
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