ロイス ジャズ タンノイ

タンノイによるホイジンガ的ジャズの考察でございます。

12畳のタンノイ・ヨーク

2008年08月07日 | タンノイのお話
昔、12畳の部屋で、ヨークにマッキントッシュとパイオニアM-4を繋いで鳴らしていた頃。
管球アンプを休んで、トランジスタ・アンプをしばらく使ってみたわけで、大変勉強になりました。
左右の音のバランスがどうにも揃わず、アンプの特性を疑ってメーカーに測定をお願いしたり、なんてこともあったが、右と左を取り替えても結果は変わらなかったから、どうやら部屋の響きが原因だ。
このころS氏が中野の部屋から運んでくださった『ダイナコMK-Ⅲ』もしばらく使ってみたが、音を良くしようと取り替えたKT-88が真っ赤になったのにはたまげた。
その球を、江戸川区のタイガービルにあったハーマンを見学がてら持っていったところ、技術者が無言で交換してくれたが、こちらに聴かせるように『ダイナコ25』というスピーカーをわざわざ突然鳴らして「どうだ!」と良い音を出した。
後日そのスピーカーを購入して調べてみたが、それほどのものでなく手品師の仕業か?いまだにそれを残してある。
この部屋から見える公園の水銀灯に集まる『蛾』を狙って、夜アオバズクが飛んでいたが、野生の其奴は動物園で見るものと動作がまったく違って見飽きなかった。




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