ロイス ジャズ タンノイ

タンノイによるホイジンガ的ジャズの考察でございます。

新年鳥瞰

2012年01月01日 | 歴史の革袋
新年の山道を縫って343街道を走ると、
最大の難所にさしかかった谷底から車のライトを遮った影が
崖の上の林に消えた。
一面銀世界の白闇に、
うちわのような羽根を広げた鳥は、ふくろうである。
しばらく車を止めて様子を見ていると、
5分ほどして、もういちど身を翻して飛んでみせた。
343のミネルバのふくろうは、夜中に飛ぶ。
竹駒橋を右に折れると高田、大船渡まで20キロほどであるが、
この道を反対の左方向に40キロ向かうと柳田国男の『遠野物語』の世界がある。






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