朝日新聞 2021年10月8日 23時44分 掲載 「アフガンから日本に初の空路退避」 によると、アフガニスタンの日本大使館や国際協力機構(JICA)の現地スタッフやその家族ら53人が首都カブールの空港から航空機で国外へと退避し、日本に8日、到着した。政府関係者によると、タリバンがカブールを占拠して以降、日本に関係する現地スタッフが空路で国外退避するのは初めてとみられる。また、大使館の現地スタッフの国外退避も初めて。カタール政府の協力で実現したという。
とのことです。タリバンはテロリストで虐殺が起こるといっていたネットコメンターの皆さんは、予想が大外れのようですね。祖国を解放したタリバンは諸外国とケンカする意味はありませんから、むやみに惨劇をおこさないと思いま。。私が以前から主張しているように、国内的にイスラーム法による統治がかなり厳しいものであるとしても、しばらく彼らに時間を貸す以外に方法はありません。
時事通信 2021年10月09日23時28分掲載 「米タリバン、駐留軍撤収後初の高官会談」によると、カタール本拠のテレビ局アルジャジーラによると、アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権と米政府の代表団が9日、カタールの首都ドーハで会談した。両者の高官級の直接会談は、8月末のアフガン駐留米軍の撤収後初めて。タリバン代表団のムッタキ外相代行はアルジャジーラに、米国内のアフガン政府資産の凍結解除を米側に求めたと明らかにした。
とのことです。アメリカも交渉に応じるほか無いでしょう。そして米国民の退避とイスラム国ホラサン州やアルカイダの封じ込めをタリバンに促す交渉を通じて、少しずつ関係改善していくことになるでしょう。
タリバンを狂暴なテロリストとばかり非難するのは無意味です。
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