Yahoo ニュース 2021年8月31日 (火) 6:19 掲載の 立岩陽一郎 InFact編集長署名記事『37億円超が自民党本部から二階幹事長へ 「適正に処理」?』 によると、二階氏が幹事長に就任して以降、2019年末までに総額で37億520万円もの巨額な資金が (自民党二階幹事長から二階氏個人へ) 流れている。二階幹事長は自民党和歌山県第三選挙区支部の支部長を務めている。また、「新政経研究会」などの政治団体を持っている。しかし、支部の収支報告書にも、「新政治研究会」の収支報告書にも、二階幹事長からの資金の入金は記載されていない。このため、この (2019年だけでも) 10億円を超える資金がどう使われたのかを私たちは確認できない。通常、こうした資金が個人に渡れば課税の対象となる。しかし国税庁の元幹部は、「国税当局としては実態は把握していない」と明かした。「課税が検討されたことも承知していない」とも話した。
とのことです。2020年と2021年前半の分はまだ報告されていませんが、 年10億円とすると15億円、幹事長就任2016年8月3日以来5年間の合計は、計算上なんと52億円にもなります。この巨額が政治資金収支報告書にもなく選挙資金収支報告にもなく、かといって個人所得として課税もされていないというのです。ほとんどヤミ資金ですね。見方によっては、党独自資金という名目での、政党助成金 (国民のお金) の横領かもしれません。こんなデタラメが合法だというなら、日本は法治国家ではありません。「放置国家」 と呼ばなければならない、恐ろしい国です。
この件はなぜかテレビ・新聞などではあまり報道されていません。(東京新聞と InFact の共同作業と言いますから、東京新聞には載っているかも。) もう二階はクビですから、ソンタクの必要はありません。支離滅裂な総裁選や総選挙をどうするなどの話は面白いが、そればかりにうつつを抜かしていないで、もっとこのヤミ資金問題を取り上げるべきです。
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