一昨日のシャクナゲ観賞ツアー時に移動中のバスの中で、一時紛失した財布の話しが出ましたので以下の3件を思い出しました。
その1
第1回目の皇居勤労奉仕の時、私達のメンバーの内の1人の方が皇居内で財布を落とされました。結果から云えばちゃんと届けられていてご本人の手元に戻ったので、事なきに終わったのですが、そうでなかったら計り知れない大変な事態に至っていたかも知れません。落とされたご本人は云うまでもなく、その方のお立場から私達団員全体にも影響が及んでいただろうことが推量出来る状況でした。待機場所から清掃の現場への経路は複雑で到底1人で落とし物を探しに行くことは不可能に近いのですが、それ以前に、単独で歩き回る行為そのものが許されていませんので不審者とみなされて直ちに皇宮警察のお世話になる筈です。また、勤労奉仕には全国から色んな団体が来ておられ、私達と同期間にも他に6団体くらいはおられたように思いますので、そのことも財布発見には厚い壁となっただろうことも思われます。しゃがんで草取りをされるときに落とされた可能性大です。
このあとは私自身に関する事です。
その2
まだ、私が勤めていた時代、同僚と2人で北陸のある都市へ出張しました。到着したのが昼近くでしたので食事をするため店へ入りました。食べ終わって支払いをする折、同僚は自分の分は自分で支払う旨を云いましたが立場上、私が2名分を負担するのが相応しく思いその事を同僚に告げました。彼は遠慮があったのでしょう、頑なに断りました。お互いの主張に結論が出るには少し長い時間が懸かってしまいました。結果は当然、私が負担することに落ち着きました。恐らく、その直後に私は財布を落としたのです。全くその事に気づかず暫くの時間が経って初めて認識しました。持参したお金や帰りの航空券等、全てをなくしたことに顔色が退くのが自分でもハッキリと分かりました。本来なら直ぐに食事した店まで戻るべきでしたが、訪問先と時刻の約束をしていたことからそれを優先させました。仕事を終えてから近くの警察署を訪れました。何故、気づいて直ぐ届けなかったのかを問われました(後で考えてみると、届けるまでに時間を空けることは犯罪発生に関係してくる、ことがあるのかも知れません)。実情を説明して納得して戴きましたし財布は届けられていました。拾って戴いた方のお名前と住所を教えて戴き、極めて幸いな事にその警察署から近い所のお住まいでしたのでお礼を持って訪問しました。女性の方でした。余談ですが、その後、関係された警察署2箇所へもお礼をお持ちしましたが1箇所は固辞、1箇所はすんなりと受け取られました。
その3
これもまた、勤めていた時代のことです。全国の会議で徳島市を訪れました。会議終了後、施設見学で全国的にも超有名な寺院へ案内されました。その場所で実に分厚い男性用の財布が置き忘れてありました。公道などなら警察に届けるべきですが私的な施設の中ですのでそちらへ届ける事にしました。財布が在った場所から届ける場所までの距離は近かったのですが、周囲の誰からも目に止まるよう敢えて財布を持った手を私の顔くらいの高さに上げて運びました。届けるのに1番近い場所はその寺院の売店でしたので其処におられた若い男性に経緯を説明して財布を渡しました。彼は「分かりました」と応えた一言のみで、私の氏名や住所等を尋ねることもありませんでした。果たして、その財布はその後、どうなったことやら。
その1
第1回目の皇居勤労奉仕の時、私達のメンバーの内の1人の方が皇居内で財布を落とされました。結果から云えばちゃんと届けられていてご本人の手元に戻ったので、事なきに終わったのですが、そうでなかったら計り知れない大変な事態に至っていたかも知れません。落とされたご本人は云うまでもなく、その方のお立場から私達団員全体にも影響が及んでいただろうことが推量出来る状況でした。待機場所から清掃の現場への経路は複雑で到底1人で落とし物を探しに行くことは不可能に近いのですが、それ以前に、単独で歩き回る行為そのものが許されていませんので不審者とみなされて直ちに皇宮警察のお世話になる筈です。また、勤労奉仕には全国から色んな団体が来ておられ、私達と同期間にも他に6団体くらいはおられたように思いますので、そのことも財布発見には厚い壁となっただろうことも思われます。しゃがんで草取りをされるときに落とされた可能性大です。
このあとは私自身に関する事です。
その2
まだ、私が勤めていた時代、同僚と2人で北陸のある都市へ出張しました。到着したのが昼近くでしたので食事をするため店へ入りました。食べ終わって支払いをする折、同僚は自分の分は自分で支払う旨を云いましたが立場上、私が2名分を負担するのが相応しく思いその事を同僚に告げました。彼は遠慮があったのでしょう、頑なに断りました。お互いの主張に結論が出るには少し長い時間が懸かってしまいました。結果は当然、私が負担することに落ち着きました。恐らく、その直後に私は財布を落としたのです。全くその事に気づかず暫くの時間が経って初めて認識しました。持参したお金や帰りの航空券等、全てをなくしたことに顔色が退くのが自分でもハッキリと分かりました。本来なら直ぐに食事した店まで戻るべきでしたが、訪問先と時刻の約束をしていたことからそれを優先させました。仕事を終えてから近くの警察署を訪れました。何故、気づいて直ぐ届けなかったのかを問われました(後で考えてみると、届けるまでに時間を空けることは犯罪発生に関係してくる、ことがあるのかも知れません)。実情を説明して納得して戴きましたし財布は届けられていました。拾って戴いた方のお名前と住所を教えて戴き、極めて幸いな事にその警察署から近い所のお住まいでしたのでお礼を持って訪問しました。女性の方でした。余談ですが、その後、関係された警察署2箇所へもお礼をお持ちしましたが1箇所は固辞、1箇所はすんなりと受け取られました。
その3
これもまた、勤めていた時代のことです。全国の会議で徳島市を訪れました。会議終了後、施設見学で全国的にも超有名な寺院へ案内されました。その場所で実に分厚い男性用の財布が置き忘れてありました。公道などなら警察に届けるべきですが私的な施設の中ですのでそちらへ届ける事にしました。財布が在った場所から届ける場所までの距離は近かったのですが、周囲の誰からも目に止まるよう敢えて財布を持った手を私の顔くらいの高さに上げて運びました。届けるのに1番近い場所はその寺院の売店でしたので其処におられた若い男性に経緯を説明して財布を渡しました。彼は「分かりました」と応えた一言のみで、私の氏名や住所等を尋ねることもありませんでした。果たして、その財布はその後、どうなったことやら。
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