先日、養蚕風景写真を送って欲しい、との依頼が県内に所在の放送局からありました。多分、TVで使用される為だと思います。そのこと自体は有り難い事でしたが実現には至りませんでした。養蚕は農家の方が蚕(5齢)を受け取られることから始まり繭を納品される時まで多くの過程を経ていきます。しかも、その段階の中には一刻の油断も許されないような時間との闘いで凄い緊張に入られる場面があり、また降雨でもあれば段ボール製の蔟(まぶし)を濡らさないよう細心の注意を払わなければならない場面があったりもします。そのような中のどんな写真を送ったら良いのかが分からなかったからです。養蚕農家の方のご苦労の様子が欲しかったのか、蚕が繭を作るに至るまでの場面がそうだったのか、不明でした。局側が望まれるものと私が提供した写真がズレていたら何の意味もありません。事前に、私が所有する養蚕風景全過程の写真を見て戴くことをお勧めしました。その方は納得された感じではありましたが、その後は何も接触がありませんので予定の番組がどうなったのかは不明です。「写真を送って欲しい」、ただその一言だけで終わり、番組名やその内容の概要、どういう場面で使う写真か等を示して戴かねば私は対応のしようがありません。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます