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写真1:カメラを向けるとそれに応えて手を挙げられました。
写真4:マザー・テレサの像です。インド到着後に目にした色んな光景により、何故インドにマザー・テレサか、という私の中に在る疑問に少しの答えが得られたように思いました。インド到着の空港から通った道路沿いに立ち並ぶ、経済的に恵まれない人達の住宅等を目にし、この回の旅では1枚の写真も撮れないかも、1回もシャッターを切れないかも、との思いが私の中に生まれ自分にその事を言い聞かせました。(後に、現地ガイドの方から撮影に支障は無い旨の言葉を戴いたことで、撮影に当たることが出来ました。)前述のような光景を目にする中、同行メンバーの中のお一人がこう言われました。「この光景を、日本で引き籠もり状態にある子ども達に見せたら、何も言わなくても子ども達は通常に戻るのだろう」と。街中で登校中、下校中の生徒・学生達の姿に出会うことも多くありました。私はその姿を見て本当に心が軽くなり、この子達が将来、インドのあの姿を変えてくれるかも知れない、変えてほしい、と期待と願いを注ぎました。余談ですが、インド到着の空港トイレで、用を済ませて手を洗いますと1人の少年がやって来てティッシュペーパーを差し出しました。私は有り難う、と言ってそれを受取り流石インドの有名空港だ、と思いました。あとでそのことをこの旅を企画し添乗もして戴いている方に話しますと、彼の行動はチップを求める行為だったことが分かりました。初めての経験で全く想像だにしなかったことでした。