怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

便利な義父と義母。住まいの修繕、手入れに欠かすことはできない。

2018年03月25日 | 家屋
寝室と廊下に敷かれているじゅうたんの境目がボロボロになっていたのは1年ほど前から気付いていた。
義父に話すと、きっと「使い方が悪い」などと叱られそうなのでずっと黙っていたんだ。
普通に暮していても家や家具などは老化や消耗するものだとは皆納得しているとは思うのだが。
境目のボロボロの下は、コンクリートの床がみえた。そのコンクリートの表面に塗りつけられていたと思われる接着剤がボロボロになっていて、掃除機で吸い取ることができた。
全部はがして吸い取りたい気持ちになったものだ。
先週外出から帰ってくると、その境目には細長い金属板が打ち付けられていた。

端っこのほうは、もう、じゅうたんが擦り切れている。壁紙もはがれかかっている。

ボロボロの家も、こうして直しながら使っていくこの生活。
義父がいなかったら、すさまじいことになっていただろう。
夫は、まったくこうしたことに関心がないもの。

義母のこの室内装飾はもう、時代遅れはなはだしい。

捨てたくてたまらない私の衝動を抑えている。
義母のおかげで家の中が清潔に保たれていることを考えると、彼女の古い趣味を否定するのは全く見当違い、ということになるからねぇ。