怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

在独仲間お勧め、スーパーのクロワッサン

2018年03月22日 | おいしいもの
在独日本人仲間でブログを書いているmidoriさんが紹介したクロワッサンを試してみたいと機会を狙っていた。
その「機会」というのは割引だ!普段は35セント(4,50円くらい)が29セントというわずかな値引きだ。
それでもお徳感という感情を持つことができる幸せにひたるのにいいチャンスだ。

店内に設置されているパン排出機械(!?)ボタンを押すと、そのクロワッサンはトレイに載って出てきた。

ドイツに珍しく無駄な資源を使うシステムだなぁ、と思ったのは私だけだろうか。
普段は包装に関して非常に乱雑なここなのに、この割引クロワッサンはいやに手間隙かけているのを感じる。
だから、このスーパーは人気があるのか?

買ってすぐにスーパー内の椅子(これもドイツでは珍しい)に座って食べた。
このトレイがもったいなくて持って帰ろうと思ったくらいだ。義母だったら、絶対持ち帰るぞっ
その下のパン袋は持って帰ってきた。ゴミ袋に良いんだ。

クロワッサンはその発祥地が近隣国にもかかわらず、ドイツでは比較的最近売られ始めたものなのだそう。
確かに、このようにスーパーで売られるのは数年前からと記憶している。
義両親たちも時々買って食べている。
「スーパーのもパン屋のも味のレベルは同じだ」
と彼らはクロワッサンを食べながら語っていたのを思い出す。
ドイツでも有名な店や値段の高いものを食べたり身につけたりすることにステータスを感じる人は多く、義両親たちはそれをばかにしている。
質素に生活している義両親たちに自然と影響されている私だ。
人気メーカーのチョコレートを体調が悪いときに食べると人工甘味料が使われているのがすぐにわかる。
安い品は安い材料が使われているので危険、とも義両親たちは警告している。
個別包装の数十セントヨーグルトやプリンは盛大に人工着色料、香料が使われていることだろう。
ということは、このクロワッサンもその傾向にあるかもしれない。
ただし、凄くおいしい。
時々食べるにはとてもいい、と解釈して、次の割引広告が出たときに買いに行くことにする。