怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

現地語習得は現地に馴染む第一歩と感じる経験

2018年03月02日 | ドイツ生活の外国
やってきた男性は道路清掃の仕事をしているらしく、その制服を着ていた。
「おまえさん、英語話さないのかい?」
英語にはそうした微妙な表現のバリエーションがあるわけではないが、彼の態度でそんな風に聴こえた。
もう、1秒目から第一印象最悪だ。
私は「あなたはここに住んでどれくらいなのですか」と彼の質問に質問で答えた。
「一年ぐらいだ」
ドイツ在住数ヶ月ならともかく、1年もいて簡単なやり取りがドイツでできないのは難民として入国している身分ではまるでドイツにいる気がないように思える。
コンゴ人は一般的に英語が達者のようだ。

彼は英語の本を探し出すと「仕事が終わったら取りに来る」と言って去っていった。

見方によっては終始笑顔の人懐っこい性格、とも表現できる彼だ。
私には通じない。
ドイツの公用語はドイツ語だっ。
お前の初対面からのなれなれしい態度は気に食わん。
不機嫌を表現しないように、終始丁寧に応対した私だ。

私の感じるところは大方の人々もそうだと思う。
難民たち、現地人と現地在住外国人とは現地語で話せよっ。
挨拶をしないアフガニスタン人男性の評判は現地人女性にすこぶる悪い。男は女に挨拶しなくてよい、という習慣がアフガニスタンにはあるのだろうか。
ドイツ政府の難民政策に外国人の私は追従するしかない。私もときどき難民に間違えられるくらいだものね。
難民たちが、ドイツの一般的な習慣に馴染んでもらえるようよーく教育して欲しいものだ、と思ったできごとだった。