怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

夫唱婦随

2015年04月11日 | 
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ひと月ほど前の話。メールで「女性のための朝食会」の案内が来た。

この辺り在住外国人女性を誘っているようだが、どういった関係からの招きなのか、訝しく思った私。
夫に見せたら某政党が主催しているものだそう。政党と言えば選挙。欧州各国からの在住者はいろいろ選挙に参加する権利があるようだが、私は全く関係ない。
夫は「行かないでください」と言った。
りす「私は選挙に行く権利がありません。どうして行ってはいけませんか」と反論。
夫「家族を通じてその政党にいいイメージを与えたいというもくろみですから」
わざわざこうした集まりに夫の許可をもらうのも馬鹿らしい。黙って行けばいいものだろうから、私はすばやく反応した。
りす「そうですね、諦めましょう」

結局、交通費を使ってまで無料の朝食会参加も無駄かな、とも思って行かなかった私。
夫にとっては「自分の妻は自分の意見を大事に思ってくれるよい妻」と感じさせ、ラブラブ効果抜群ということになった。
こうした工作は良好な夫婦関係を継続するのには非常に大事だ。
いまだに夫は「ミュンヘンは危険地帯なので行くのは禁止」主義なのだが、それを論破して家庭内での彼の地位を低めるのは非常にばかばかしい行為だ。
「はい、あなたのおっしゃるとおりです」というふりをして、必要なときはちゃんとミュンヘンに行っている私。
大使館、領事館でできる国政選挙(もちろん、日本国の)とか、大事だもの。
夫が言わせれば「住んでいないのだから無駄」となるだろう。日本国にちから(主に経済力)があるから、滞在許可も他のアジア地域出身者より簡単に取得できるということを忘れてはならないと思っている私。