飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

道徳所見4つの視点

2023年12月11日 12時43分35秒 | 道徳科
①道徳的諸価値についての理解を基に、
②自己を見つめ
③物事を多面的多角的に考え
④自己も生き方
について考えを深める学習を通して

視点1 価値理解
〇「ぼくのちょうせん」について話し合い、自分には長所も短所もあることに気づいたり、自分の長所についていろいろな見方ができることに気づいたりすることができました。
〇自分の弱さに負けず自信をもって正しいことをすることが自分や周りの人のために考えることが大切だという思いを深めました。
・~に気づきました。
・~について深めました。

視点2 自己を見つめる  
〇道徳の授業を通して教材の登場人物を自分に置き換えて考え、理解しようとする姿勢が見られました。
〇自分の失敗や間違いをみとめて素直に謝ることが大事だとわかっていても実際にその場に立ってみるとできるかどうかわからないと「正直」について自分事として考えていました。
・今までの自分を振り返り自分に置き換えて自分事として……

視点3 多面的・多角的に考える
〇友達の意見を聞いて、失敗や間違いを認めて正直に謝り、正直にふるまうことは毎日を明るく楽しく生活するために必要なことに気付きました。
〇先にバスに乗ろうとしていた主人公はきまりも守らないし周りの人の立場も考えていないが、早く乗りたい気持ちは理解できるなど状況を多面的に考えることができました。
・友達と話し合いを
・意見を聞いて
・多面的に


視点4 生き方
〇今までの生活を振り返って、これからは進んで時間を守って生活ができるように、生活を見直そうとしていました。
〇主人公の気持ちについて話し合い、自分たちの学級では仲間はずれを絶対にしないでお互いに思いやり協力し合って、楽しい学級をつくろうと決意していました。
・これからは〇〇していこうと決意していました。


saitani

三つの善知識

2023年12月10日 12時17分24秒 | 人生論
善知識とは、人々をより真実な生き方へと導き、支え、励まし、応援してくれる人のこと。
三つの全知識とは。
一は先達としての善知識ー先師位
二は同行の善知識ー一緒に働く仲間
三は外護の善知識ー外から応援してくれる人

西洋の老いは悲惨さがつきまとうが、東洋の老いは人間完成に向けた成熟期なのである。
年をとるほど立派になり、息を引き取る時にもっとも完熟した人格を備える。
そういう人生でありたい。


小さい火を冷たい火鉢の灰のあちこちに散らしたら消えてしまう。
そんな小さな火種でも一箇所に集めるとカッカとしてきて、家を焼き尽くすほどの力ともなる。
ちょうどそのそのように誰しもが一分の道心は持ち合わせている。
それはバラにしたら世の波風に負け、自分に負けて消えてしまう。
志を同じくする良き友に助けられ、引っ張られて、自分の力以上の力を出しながら、修行を進めることができる。


人生で一番大事なことを一つあげろと言われたら、それは「できな理由を探さない」ということ。
もう一つと言われたら、「何が起こっても投げ出さない」こと。


生きている限りは活き活きとしていなさい。


人間の徳性の中でも根本のものは、活き活きしている。
精神溌剌ということだ。
いかなる場合にも、特に逆境・有事のときほど活き活きしていることが必要である。
その人に接すると自分までも気が爽やかになるという、これが人物の最も大事な要素だ。
そしてかくの如き人であれば必ず役に立つ。


SAITANI


幼児期の10の姿

2023年12月09日 05時32分21秒 | 教育論
幼小連携という言葉がある。
自分が担任時代からあったので30年近く前にはすでに意識されていたことだと思う。
毎年4月になると新入生が小学校に入ってくる。
みんなちょっと不安そうで、でも、新しい生活にワクワクしている気持ちが伝わってきてこちらもなんだか嬉しくなる。

そして、4月の半ば頃になると1年生を迎える会というものがどこの学校でも行われていた。
今は、簡略化されて全校行事ではないところもあるかもしれない。
この1年生を迎える会のオープニングでいつも違和感を感じていた。
それは新入生が6年生に背負われて入場してくるシーン。
小学校に入学すれば最下級生になるのだが、この子達は3月までは年長組として下級生の世話をきちんとしてきた子たちだ。
幼稚園や保育園の年長者としてリーダーとなり、自分のことは自分できるようになっている。
しかし、小学校になると1年生のクラスでは多くのことができないという前提で物事を教える。
丁寧といえば丁寧だが、もっと子どもたちの自主性やリーダー性を尊重してもいいのではないかといつも思う。
幼小連携の会合の中で幼稚園や保育園の先生方に言われたことは、「園で育ててきた力を小学校でもさらに伸ばしてほしい。決して赤ちゃん扱いをせずに自分で何でもやらせてほしい」と言うことだった。

2018年4月に「保育所保育指針」「幼稚園教育要領」「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」が改定されたことに伴い、共通の指針として「幼児期の終わりまでに育ってほしい(10の姿)」が明記された。
小学校との連携においても、「10の姿」は子どもの育ちを具体的に共有するための架け橋となっている。
幼児教育と小学校教育の円滑な接続を行うためにも、しっかりと理解しておくことが大切。

①健康な心と体
保育所の生活の中で、充実感をもって自分のやりたいことに向かって心と体を十分に働かせ、見通しをもって行動し、自ら健康で安全な生活をつくり出すようになる。
【遊びや生活の場面から見つけるヒント】
遊びの場面 ・全身を動かすさまざまな遊びに挑戦し、目標にむかってやり遂げようとする
生活の場面 ・手洗い、着脱、排泄などの生活習慣が身につき、見通しをもってすごす
       ・危険なことを理解し、安全に行動しようとする

②自立心
身近な環境に主体的に関わり様々な活動を楽しむ中で、しなければならないことを自覚し、自分の力で行うために考えたり、工夫したりしながら、諦めずにやり遂げることで達成感を味わい、自信をもって行動するようになる。
【遊びや生活の場面から見つけるヒント】
遊びの場面 ・身近な素材や道具を使って考えたり工夫したりして遊び、試行錯誤しながら最後までやり遂げる
生活の場面 ・困った時は保育者や友だちに助けを求めながら、自分で解決しようとする
       ・生活の流れや周りの状況に応じてやるべきことがわかる

③協同性
知育玩具で遊ぶ園児たち、友達と関わる中で、互いの思いや考えなどを共有し、共通の目的の実現に向けて、考えたり、工夫したり、協力したりし、充実感をもってやり遂げるようになる。
【遊びや生活の場面から見つけるヒント】
遊びの場面 ・運動会など同じ目標に向かって、友だちと協力しながら準備や練習に取り組む
生活の場面 ・友だちと生活する中で、クラスの一員であることに喜びを感じる

④道徳性・規範意識の芽生え
友達と様々な体験を重ねる中で、してよいことや悪いことが分かり、自分の行動を振り返ったり、友達の気持ちに共感したりし、相手の立場に立って行動するようになる。また、きまりを守る必要性が分かり、自分の気持ちを調整し、友達と折り合いを付けながら、 きまりをつくったり、守ったりするようになる。
【遊びや生活の場面から見つけるヒント】
遊びの場面 ・散歩や課外活動を通して社会のルールを理解し守ろうとする
       ・自分の意見を伝えたり、友だちの意見を受け入れたりしながら、仲良く遊ぼうとする
生活の場面 ・年下の園児との関わりの中で、優しく接したり思いやったりする
       ・身の回りのものやみんなのものを大切に使おうとする

⑤社会生活との関わり
家族を大切にしようとする気持ちをもつとともに、地域の身近な人と触れ合う中で、人との様々な関わり方に気付き、相手の気持ちを考えて関わり、自分が役に立つ喜びを感じ、地域に親しみをもつようになる。また、保育所内外の様々な環境に関わる中で、遊びや生活に必要な情報を取り入れ、情報に基づき判断したり、情報を伝え合ったり、活用したりするなど、情報を役立てながら活動するようになるとともに、公共の施設を大切に利用するなどして、社会とのつながりなどを意識するようになる。
【遊びや生活の場面から見つけるヒント】
遊びの場面 ・課外活動や行事を通して地域のひとたちに親しみを持って接する
       ・お祭りや花火大会など、園外で体験したことを題材に工夫して遊びこむ
生活の場面 ・役に立つ喜びを感じ、周りの人を大切にしようとする

⑥思考力の芽生え
身近な事象に積極的に関わる中で、物の性質や仕組みなどを感じ取ったり、気付いたりし、考えたり、予想したり、工夫したりするなど、多様な関わりを楽しむようになる。また、友達の様々な考えに触れる中で、自分と異なる考えがあることに気付き、自ら判断したり、考え直したりするなど、新しい考えを生み出す喜びを味わいながら、自分の考えをよりよいものにするようになる。
【遊びや生活の場面から見つけるヒント】
遊びの場面 ・さまざまな素材を使い、イメージをもって製作に取り組む
       ・物の特性や仕組みについて考えたり、予想したりして遊ぶ
生活の場面 ・友だちと生活する中で、さまざまな考え方や方法を知り、自分なりに考えて行動する

⑦自然との関わり・生命尊重
森の中で座っている2人の園児 自然に触れて感動する体験を通して、自然の変化などを感じ取り、好奇心や探究心をもって考え言葉などで表現しながら、身近な事象への関心が高まるとともに、自然への愛情や畏敬の念をもつようになる。また、身近な動植物に心を動かされる中で、生命の不思議さや尊さに気付き、身近な動植物への接し方を考え、命あるものとしていたわり、大切にする気持ちをもって関わるようになる。
【遊びや生活の場面から見つけるヒント】
遊びの場面 ・自然の中で遊ぶことで季節の変化や事象に気がつき、感じたことを友だちや保育者と共有しようとする
生活の場面 ・生き物のお世話や植物の栽培を通して命があることを知り、愛着をもって大切にしようとする

⑧数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚
図形と数字のイメージ 数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚遊びや生活の中で、数量や図形、標識や文字などに親しむ体験を重ねたり、標識や文字の役割に気付いたりし、自らの必要感に基づきこれらを活用し、興味や関心、感覚をもつようになる。
【遊びや生活の場面から見つけるヒント】
遊びの場面 ・ゲーム遊びやルールがある遊びで数字や文字に親しみ、使ってみようとする
       ・課外活動に参加し、標識や文字に関心をもち、役割や意味を知ろうとする
生活の場面 ・友だちや保育者とのやりとりの中で、物の数を数えたり文字を使ったりする

⑨言葉による伝え合い
保育士等や友達と心を通わせる中で、絵本や物語などに親しみながら、豊かな言葉や表現を身に付け、経験したことや考えたことなどを言葉で伝えたり、相手の話を注意して聞いたりし、言葉による伝え合いを楽しむようになる。
【遊びや生活の場面から見つけるヒント】
遊びの場面 ・遊びの中で思ったこと、イメージしたことを言葉で伝えあう楽しさや喜びを感じる
       ・絵本やお話を通して新しい言葉や表現に関心を持ち、使ってみようとする
生活の場面 ・保育者や友だちの話を聞こうとし、考えや気持ちを伝えあうことを楽しむ

⑩豊かな感性と表現
お絵描きをする園児 豊かな感性と表現心を動かす出来事などに触れ感性を働かせる中で、様々な素材の特徴や表現の仕方などに気付き、感じたことや考えたことを自分で表現したり、友達同士で表現する過程を楽しんだりし、表現する喜びを味わい、意欲をもつようになる。
【遊びや生活の場面から見つけるヒント】
遊びの場面 ・歌や劇を楽しみ、自由に表現する喜びを味わう
       ・作ったり、描いたりしながらイメージをふくらませて遊び込む
生活の場面 ・身の回りの美しいものに気がつき、感じたことを自分なりに表現しようとする

SAITANI




とにかく反応しない

2023年12月08日 05時10分04秒 | 仕事術
人間は感情の動物と言われている。
嬉しいことがあれば喜び、悲しいことがあれば悲しむ。
叱られれば落ち込み、叱責されたり理不尽ないいがかりをつけられたりすれば怒りが沸き起こってくる。
当たり前の感情だ。
しかし、この怒りという感情はやっかいなことを引き起こすことがある。
人間関係に軋轢を生んだり、自分への評価を下げてしまうことがある。
まして、社会人としては相手に対して悪い感情をもたれると何かとやりにくくなるのは必然である。
プライベートであれば、どうでもいい人となら喧嘩になっても、それ以降付き合いをやめてしまうという選択肢がある。
むしろ、その喧嘩をきっかけとして距離をおくことが得策とも言える。

どんなに人間的に優れていても、どんなに人間的な修行を積んだとしても怒りや不満といった感情は誰でも沸き起こってくる。
では、必ず沸き起こるこの怒りをどうすればいいのか。
有名な言葉にアンガーマネジメント言う考え方がある。
これは諸説あるが、怒りが生まれてから理性が働くまでに6秒かかるという考え方だ。

医学博士の柿木隆介氏は次のように述べている。

怒りなどのさまざまな感情をコントロールする機能や理性的な判断、論理的な思考やコミュニケーションといったことを行うのが、大脳新皮質のなかにある「前頭葉」と呼ばれる場所。前頭葉が本格的に働き始めるまでにかかる時間は3〜5秒程度考えられます。「イラッ」「ムカッ」としたときは、まずは6秒待ちましょう。」

つまり、怒っているときは、人間の頭が悪くなる瞬間であり、冷静になって思考力を回復する、つまり、頭をよくする時間に6秒必要となる。
昔から短気は損気と言われる所以はこのことだ。
何かを言いたくなったときほど、逆に口を閉じる。
とにかく反応しないということが大事。
何を言うかよりも、何を言わないかのほうがはるかに大事だし、難しい。

SAITANI


一生を終えてのちに残るのは

2023年12月07日 06時59分32秒 | 人生論
「人は得るもので生計を立て、与えるもので人生を築く」
この言葉は、第二次世界大戦時に首相を務め、イギリスを勝利に導いたイギリスの政治家・作家であるウィンストン・チャーチルの言葉である。

この言葉をはじめて目にした20代のときには、なかなか実感として意味が理解できなかった。
我々は生活をしていくためには「お金」が必要である。
だから、一生懸命仕事をして収入を得る。
「お金」で例えるのであれば、「お金」=「得るもの」=「生計を立てる」ということになる。
生計を立てるという部分の大多数は、車を買ったり、家を建てたり、自分のほしい洋服やものを買ったりすることを意味していた。

両親の生き方を見てみても苦労を重ねて3人この子どもたちを育て上げた。
そして、父が亡くなり、母も年老いた今、両親にとって幸せとは何だったのかと考える。
今では数少なくなった戦争体験者でもある両親が可哀想に思えるときもある。
いずれ身内や友人もこの世から消え、両親が人々の記憶から消え去っていく。
もちろん、私自身のこともやがて人々の記憶から消えていく。
私も長生きをしたいと思う。
しかし、ともに苦労し、楽しい思い出を作り、人生を豊かにしてくれた人たちがこの世から去り、自分自身のことを知らない人たちばかりになった世界で生きたいとは思わない。

30代後半になり、ある小説を読んでいてこんな言葉に出会った。
「一生を終えてのちに残るのは、われわれが集めたものではなくて、われわれが与えたものである」
自分が集めたものは、自分の死とともに消えてなくなる。
我武者羅に教師修行に打ち込み、多くのことを犠牲にして身につけ、学んできたことも教職を離れればやがて何の意味ももたなくなる。
そんな虚脱感を感じた40代後半。
担任を離れることになったときに、自分が手にしたものは、時間の経過とともにすべて失われていくんだと思った。

自分のとって価値のあるものでも、他人にとっては価値をもたないものが多い。
しかし、与えたものはそうではないと思えるようになった。
与えるものというのは、自分が持っているもの、持っている情報、自分の気持ちを他者へ与えること。
両親や友人、先輩、同僚から受け取った形のあるもの、形のないものすべては、自分のために使うだけでは意味をもたない。
今振り返ってみると自分の中にあるすべてのことは自分自身で創り上げたものなど一つもないっと実感する。
すべては先人たちが創り上げ、それを自分が受け継いだに過ぎないことばかりだ。
そして、今度はその共有財産をリレーのように次の世代へと伝えていく。
これこそが自分がこの世に生を受けた意味なのかもしれないと思える。
そして、そのことが教育界の進歩や発展につながり、子どもたちの幸せに貢献していく。

自分のとるにたらない人生は、何百万年と続く人類の営みのほんの一瞬にすぎない。
自分が残したいものは何だったのか。
そんなことを考えさせてくれた1年間であった。

SAITANI





相手は変えられない

2023年12月06日 14時00分55秒 | 人生論
良く言われる言葉にこんなものがある。
「未来と自分を変えることはできる」
確かに相当な努力をすれば未来は変えれるかもしれない。
相手は変えられないかもしれないが自分なら変えることはできるかもしれない。

そう考えると相手の変えることの困難さと自分が変わる困難さを比較したときに自分が変わることの方が容易であるように考えてしまう。
しかしここで問題なのは、自分が変わることはよいことだが、そのことをもとに相手にまで変わることを期待してしまうことだ。
私が変われば相手も変わってくれると考えてしまう。
真面目に考える人ほどそう考える。
しかし、これは大きな間違いであることを認識した方がいい。

こちらがどんなに変わろうと、努力しようと変わろうとしない人間はたくさんいる。
いや、ほとんどの人間はそうであると言ってもいい。
冷静に考えてみる。
自らが変わろうとすることなしに何かが変わるだろうか。
いや、そんな虫のいい話はない。
そもそも本人が変わろうとしていないのだから、周りがどんな働きかけをしようが変わらないのである。

だから、心配したり、善意から何かしてあげようとか思うことは自由だが、そもそも他人は変わらないと考えた方が道は誤らない。
絶対にいけないのは、自分が悪いから相手が変わってくれないとか、自分の努力が足りないから相手がよくならないなんて考えないこと。
ではどうするか。
ほっておくしかないというのが結論だ。
諦めるのである。
こんなときにはこの諦めがとても役にたつ。

もし、万が一相手に変わる気持ちがあるのならお手伝い程度する気持ちで言い。
とくに関わりをもてない相手なら、距離をおいて関わりをもたないのが最善策である。

saitani



言霊

2023年12月05日 10時50分46秒 | 学級経営
学級内の規律の乱れは子どもたちの言葉遣いに表れる。
言葉が乱暴になれば、暴力的な行動や会話が多くなる。
時々子どもたちに言霊の話をする。

言葉という漢字には葉がついています。
それは何故かというと、葉っぱは一度木から落ちたらもう二度と木には戻れないってことを意味しています。
言葉も同じで一度言ってしまったことは戻すことはできないのです。
言葉には言霊といって魂が宿っていると言われています。
良い言葉を遣えば、物事は良い方向へ進みます。
悪い言葉を遣えば、物事は悪い方向へ進みます。
悪い言葉を遣えば、悪いことが廻ってきます。

だから自分の言葉に責任を持つ必要があります。
前向きな言葉を遣えば、気持ちも行動も前向きなっていきます。
前向きな言葉が教室内に響けば、学級は前向きな雰囲気となってだれもが成長できる学級になっていきます。
だから、前向きな魂の宿る言葉を遣って欲しいと思います。



本当に人生を愛しているなら
時間を無駄にするな
人生は時間ができているのだから


今ある最善を尽くすことが最も最短距離で目標まで進む方法
できないことを考えたり、無理な方法を考える時間をやめて
出せる力を出し切ってみるとよいでしょう
完璧ではなく、最善を尽くすことを忘れないように!


クソババア
「うるせえクソババア」と言われたら子育ては成功。
という言葉を聞いたことがある。
子育てに成功があるかないか置いといて
親にも反抗でき名状態は
危ないとぼくは思う。
自立は、依存と反抗を繰り返して
成り立つものなので……。


「好き」と
「愛してる」の違いは何か?
ブッダの答えが心に響く
花が好きだという時
あなたはそれを引き抜くだけでしょう
しかし、あなたが花を愛していれば
毎日世話をして
毎日水をやるでしょう
好きは「自分を満たす」ものであり
愛は「相手を満たす」もの
人生の教訓として
覚えておきたい言葉です



過去にもどって始まりを変えることはできませんが
今いる場所から始めて
終わりを変えることはできます


家族って英語で
familyっていうじゃん?
語源は

Fはfather
Aはand
Mはmother

ilyはI love youの
頭文字をとっているんだって。

家族を大切にしよう
いつもありがとう。
愛しているよ。



どれだけ
嫌われないように
行動しようが

どれだけ
相手に話を合わせようが

結局のところ
相手はあなたのことを
見たいようにしか見ないので

自分の好きなように
生きるといいです

誰からも嫌われない人は
誰からも好かれない人です




saitani


板書・ノート・机間指導

2023年12月04日 13時36分10秒 | 授業論
教室の行われる授業で必ず使われる教材・教具・技術がある。
それは板書、ノート、机間指導だろう。
では、この必ず使われる教材等の教育的効果とはどんなことがあるのだろう。
教育的活動には明確な目的やねらいがある。
この部分を曖昧にしていては、実践の効果は薄くなる。

1 板書
①指導内容や学習課題を提示・説明する
②指導内容を要約・整理して授業過程を明確化する
③子どもたちの思考活動を触発・組織化する
 ◎黒板はもっと子どもたちに開放すべきであると考えている。
  あまりに授業者が使う場面が多すぎる。

2 ノート
①練習的機能(ex.計算練習を行う)
②備忘録的機能(教師が板書したり話したりした情報をメモしておく)
③整理保存的機能(小説の一場面に対する自分なりの解釈や感想を書き留めておく)
④探求的機能(科学的な仮説の設定と検証の過程をレポートのようにまとめる)
◎③④としての活用をもっと促したい。

3 机間指導
①一人一人の子どもが取り組んでいる問題、それについての考え、思考の変化などを把握する
②問題の解き方がわからない子、途中で行き詰まっている子、理解が不十分な子への指導を行う
③子ども同士の考えをつなげることでそれぞれの学習を深めたり、広げたりする
④必要に応じて共通して躓いているポイントについて解説やヒントを与えたり学級全体の学習を整理する。
◎とくに②の指導は配慮が必要になる。

saitani

冬休み前の生活指導

2023年12月03日 14時23分40秒 | 学級経営
はやいもので12月に入った。
あと1ヶ月で令和5年も終わる。
年をまたいで冬休みの子どもたちははいる。
この冬休みは、他の長期休業とは違う行事や風物詩がある。
この休み前に教室でどのような話をするだろうか。
できれが印象に残って、子どもたちが安心安全に生活できるような内容がいい。

覚えやすい方法としてよく使われる合い言葉。
この効果を利用したものがある。

1 「かきくけこ」
か……「家」族を大切に
き……「肝」だめしはできません
く……「く」るまに気をつけて
け……「健」康第一
こ……「今」度会うときは笑顔で

2 「火水木金土日月」
「火」遊びにきをつける
「水」の事故に気をつける
「木」交通事故に「木」をつける
「金」お金を無駄遣いしない
「土」の上で元気に遊ぶ
「月」「日」1月5日にまた元気
な姿で会いましょう

3 あ、ひこうきだね
「あ」ぶない場所に行かない
「ひ」遊びをしない
「こ」う通事故に気をつける
「う」んと手伝いをする
「き」まった時間に帰る
「だ」いじにお金を使う誰にでもついていかにあ
「ね」る時間を守るネット・ゲームのしすぎに注意

4 三つの車
消防車(赤い車)
パトカー(白と黒の車)
救急車(白い車)
の車にお世話にならないようにしましょう

5 いのち
「い」つ帰る?
「の」りもの
「ち」かん、不審者、誘拐
三つの「い・の・ち」に気をつけて冬休みをすごしましょう

6 はひふへほ
「は」やね早起き朝ご飯
「ひ」遊びをしない火の用心
「ふ」不者注意
「へ」勉強します
「ほ」んきでやります家のお手伝い

7 いかのおすし
「いか」ない
「の」のらない
「お」お声をだす
「す」ぐにげる
「し」しらせる 周りの大人に


saitani

本当の親友

2023年12月02日 14時51分16秒 | 人生論
こんな人が本当の親友

これからずっと会わなくても困らないのが……知り合い
常に入れ替わりながらその瞬間を楽しめる……友達
同じ目標に向けて頑張りいつか思い出に花を咲かせるのが……仲間
場所や時間に関係なく会いたく理由をつくって会う人が……好きな人
どんな自分も受け入れてくれ理由を聞かずに理解できるのが……親友
知り合いは何人いても仕方ないけれど
親友は一人でいいんだ
1000人の知り合いよりも世界に一人の親友に価値がある




他人に期待などしなければ
つまらないことで感情的に
ならずにすむ

そうすれば人間関係に波風
も立たなくなり、円満に誰とでも付き合える
タモリ


他人のせいは自分せいじゃない。
他人のせいは他人のせいでいい。
自分で抱え込むなよ。
心壊れるまで。


一生使える考え方
・挨拶は自分から
・結果は行動から
・話は傾聴から
・丁寧は伝わる。手抜きはバレる。
・だかのためはいつか自分のためになる。
・憎むより愛する方が疲れない

saitani