飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

レバレッジ時間術

2013年08月17日 17時07分28秒 | 歴史
「レバレッジ時間術」という本を読んだ。
気になった文章を抜粋する。
ちょっとした気付きが、生活に変化をもたらす。

「レバレッジ」という言葉は、本来は「てこの原理」を意味している。
「てこ」を使えば少ない力でおおきなものをうごかすことができる。
これを時間にあてはめて、少ない時間で大きな成果を上げることが「時間にレバレッジ」をかけるということだ。

考え方とすると「時間を投資する」ということである。
時間が貯めることはできないが、ふやすことはできるという。

仕組みを作ったり、仕事の段取りを考えたり、スケジュールのつくり方を工夫したりすることで、時間資産を増やすこと。これが時間投資。

やりたいこと、やるべきことのための時間を、あらかじめスケジュールから天引きする。天引き貯金。

仕組み化とは、言い換えると再現性をもたせること。

まったくするべきではないことを能率的にする。これほどむだなことはない。PFドラッカー

本当のワークライフバランスとは。
効率的な仕事をして、成果をあげつつ、自動的に時間資産が増えるシステムをつくり、その不労所得的な時間資産によって、仕事と生活のバランスを取っていくのが、あるべきワークライフバランス。

どんなこともチェックリストにする。

ルーティンワーク化するいうことは、無意識化するということ。無意識の記録を司る綿条体が関与していると考えられる。繰り返すことで体が覚える。無意識だから苦にならない。そういう状態を一般的には「集中している」と呼んでいる。

面倒なこと、苦手なことをパターン化する。日常のメンテナンス的な作業をパターン化して組み込む。

マクドナルドホールディングスCEO 原田泳幸

残業が多い人は、「仕事が時間を消費する行動に陥っていないか」を検討したほうがいい。仕事というのは、与えられた作業を終わらせることではなく、与えられた時間の中で与えられた目的を達成すること。

会議やスタッフとの打ち合わせも、一回につき最長90分(1コマ)で終わらせるようにしている。時間がきたら、まだ片付いていない案件があっても、いったん打ち切って仕切りなおす。

ビフォア9の使い方で人生が変わる。朝、1~2時間早く起きることは、人生を変える。おおきな資産を生む、時間投資。

doing more with less
少ない労力でより多くの成果を

成功要因 KSF key success factor やらないことを選択する能力とは「KSFを見つける力」

もし意思決定を求められた場面で即座にできないなら、それは情報が不足しているからだと自覚して、その場で判断しないという意思決定をすべき。

一冊一万円の雑誌でも全部読むな。全体にざっと目を通しただけで、限られたところだけを読む。

言い訳は単にみっともないだけでなく、なんの解決にもならない。物事がうまくいかない原因を他人のせいにしている限り、自分を変える力はけっしてつきません。

saitani



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