飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

3年生 道徳科 ぼくを動かすコントローラー

2024年02月06日 15時12分37秒 | 道徳科
3年生 道徳科「ぼくを動かすコントローラー」

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(1)登場人物  けんた(主人公)
         おばあちゃん
         おかだ先生
3 展開

●発問
けんたはどんな問題となる行動がありますか。

・おそくまでゲームをしている
・朝はぎりぎりにしか起きられません。
・寝る前におやつを食べるので朝ご飯が食べられない

●自分を自分でコントロール出来ないことは悪いことですか。
【悪い】
・人に迷惑がかかる
・自分のなりたい人間になれない
・夢が実現できない

【悪くない】
・自業自得
・自分の人生なんだから好きなようなしていい

●何が原因でこんな問題がある行動をとってしまうのでしょうか。

・意志が弱い
・先の事を考えていない。
・自分がどういう人間になりたいかを考えていない
・目標も目的もなく生きている
・だらしないから
・物事の優先順位を間違えている
・ぐずぐずしている

●どうすれば自分で自分のことをコントロール出来るようになると思いますか。

・紙に目標を書く
・人と約束する
・ご褒美を設ける
・短期目標をたてる
・誘惑する物をとおざける
・時間で区切る

●こんな方法もあります。

① (感情)を紙に書き出す
セルフコントロール力を高める第一歩は、自分の感情をコントロールすることから始めましょう。

感情的になってしまう人の特徴として、自分の感情を客観視できないということがあります。
それを客観視するために、感情的になっているなと思った時に、自分の感情を紙に書き出してみてください。
その際、何が原因でその感情になったのかも併せて書くことでより客観視することができます。

感情を紙に書き出すという行為を重ねていくことで、自分の感情と向き合う機会が増えるため、少しずつ自分の感情をコントロールできるようになっていくはずです。

② (変えられないもの)を意識する
自分を取り巻く環境の中で、自分の力ではどうしても変えることのできないものがあると認識することも大切。
世の中には、自分の力によって変えることができるものとそうでないものが存在する。
そういった自分では変えられない要素を正確に把握することで、自分自身に集中することができ、セルフコントロール力が高まっていく。

③ 毎日継続できる目標を設定する
人間は長期的過ぎたり、現状からかけ離れていたりする目標を掲げても、最後までやり通すことは難しい。
そういった目標を掲げても、日々の変化が見られず理想の姿に近づけないため、自信につながることはない。

まずは毎日達成できる小さな目標を設定してみる。
小さな目標であっても達成できたという成功体験を積み重ねることで、自信につながりセルフコントロール力が高まる。

④ 誘惑を遠ざける
身の回りに自分を誘惑する存在があっては、そこに意識がいってしまい集中力が低下してしまう。
人間は誘惑に弱い生き物であるため、可能な限り身の回りから誘惑させる存在を遠ざる。

⑤ 失敗を引きずらない
人間誰しも、ミスや失敗はしてしまう。
しかし、一度してしまった失敗をいつまでも引きずってしまっては、そのことが頭から離れず集中力を失い判断を誤る。

●発問
この言葉は東井義男さんという学校先生だった人の言葉です。
カッコの中にはどんな言葉が入ると思いますか。
どちらも漢字三文字です。

「自分は自分の(主人公) 世界でただひとりの自分を創っていく(責任者)」
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