私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ウシカメムシ Alcimocoris japonensis など:師走の虫たち

2023-01-08 10:10:48 | カメムシ・アメンボなどの仲間
2023年1月8日(日)

ウシカメムシ Alcimocoris japonensis

20221231 10mmほど

胸部に角のように大きく張り出した突起がめだつ。
それが、まるでウシ(牛)みたいだからウシカメムシ(牛亀虫)。
戦隊物に出てきそうで、なかなかかっこいい。


中国・台湾・朝鮮半島・日本の亜熱帯から暖温帯にかけて分布するそうだ。
ウシカメムシ属のうち唯一日本に生息する種らしい。
だからだろうか?
初記載が日本だったからだろうか?
学名(種小名)はJapanを意味している。

記録の年月日をみてもわかるように、大みそかに終詣に出かけたとき、石組みの上でみつけた。


参拝客のいない海沿いの神社で、1年間滞りなく暮らせた感謝を伝えた後、境内の生き物探し。

ツヤアオカメムシ Glaucias subpunctatus

15mm

コイツも越冬に備えるためか近くにいた。

神社の外壁には
カンキツヒメヨコバイ Apheliona ferruginea

4mmほど


もいたり

桜の樹表には
クロスジホソサジヨコバイ Sophonia orientalis

5mmほど

もいたりして、なかなか色とりどり、虫とりどりで楽しめた。
ちなみに、コイツの目は画像上側の目立たない白。

やはり、冬の時期、参拝するのなら、海沿いの人けの少ない神社がいい。
海水温が気温よりも1か月以上遅れるために、まだ周辺に暖かさが残りがちだから。

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